バイクウェア
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パワーエイジのリネンライダースシャツは夏のツーリングにおすすめ

杉浦かおる
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W800を購入し、2度目の夏を迎えた杉浦かおるです。

おしゃれなバイクを乗るにあたって、自分自身もおしゃれな格好をしたくなりました。

このため、セロー時代から利用していたコミネのメッシュジャケットから脱却すべくパワーエイジのリネンライダースを購入しました。

結果は大正解。

メッシュじゃないのに34℃でも暑くない。

見た目はバイクジャケットに見えない。

プロテクターも取り付けられる。

そしてかっこいい。

こんな素敵な夏向けジャケットです。

今回は、そんなオススメ夏ジャケットパワーエイジのリネンライダーシャツの着用レビューをしていきたいと思います。

売り切れ必至の大人気夏ジャケット

このリネンライダース、大人気の商品でありシーズン前に買っておかないとまず売り切れてしまいます

今回はバイクウェアではあまりない水色があったため、ダンガリーを購入。

他にブラックとインディゴがあります。

夏のバイクウェアは熱くならないように黒色を避け、個人的にはできるだけ明るい色にしたいところです。

また、年々改良が行われており、他のブログで紹介されている商品と現在の(2021年現在)モデルは、細かい仕様が異なります。

他のブログを見る限り、胸部プロテクターがポケットに差し込む形になっていること、襟の部分が前モデルはワイシャツで言うところのワイドカラーになっていましたが、私が購入したモデルはノーカラーシャツのような首周りになっています。

ノーカラーシャツみたいになっており、首はボタン留め

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リネンライダースの各機能

次にリネンライダースの各仕様について書いていきます。

プロテクターは軟質、胸部プロテクターは別売り

背中・型、肘部分に軟質プロテクターが標準装備されています。

それぞれのプロテクターはメッシュ構造になっているもので、コミネに慣れている者としては少々心もとない印象にあります。

空手仕込みのエルボーをジャケット着用のまま試しにサンドバッグに打ち込んでみましたが、肘には結構な振動が。

転倒時に打ち付けると危なそうな感じですが、スリップダウンして滑って行くぶんには大丈夫そうです。

ただ、必要な部分はガードされているうえ、夏ジャケットでの防御力増大はそのまま通気性の低下にもつながるため通気性と防御力、どちらを取るかという問題があります。

防御力が気になる人については、ポロンという硬質プロテクターにアップグレードもできます。

また、胸部プロテクターは別売りです。

先述のポロンというプロテクターを購入してもいいかと思いますが、コミネの胸部プロテクターをそのまま使いまわしてもいけました。

ただ、ちょっと低くプロテクターが位置されてしまう(コミネの場合と違い肋骨部分までカバーされるが、胸部上部にプロテクターが及ばない)ところがあるので、新たに購入されるのであれば、パワーエイジの純正品を使用したほうが無難でしょう。

また、インナーに着込む胸部プロテクターも検討するにあたるかと思います。

後述しますが、このリネンライダースは、結構タイトめの作りであるため、胸部プロテクターをつけると正直胸が目立ちます。

しかしながら、胸部プロテクターの着用は警察やメーカーを始めとした啓発活動の通り事故時の死亡率を大きく下げるものですからどのような形であれ装備することを強く勧めます。

ポケットも充実

裏地はシンプルなもの 本当にリネンシャツって感じです。

個人的には通気性を結構損なうので、夏ジャケットのポケットには財布やスマホを始めとしてあらゆるアイテムを入れませんが、ポケットも充実しております。

胸ポケット2箇所(スマホとタバコぐらいしか入らないでしょう)と、腰部に2箇所のポケット(けっこう物が入ります)があります。

こちらのポケット、縦に長いので開放して走ればベンチレーションの機能でもあるかと思いましたが、実際走ったら特に変化は感じられませんでした。

スマホ・鍵束・タバコ・財布は簡単に収まる程度の夏ジャケットとしては一般的一般以上のポケット容量があるかと思います。

腕のジッパーが意外と便利

ジャケットを脱ぐときはこれを開けないと腕が抜けなくなります

写真のように腕部にジッパーが付いており、袖口を締めることができます。

一般的なジャケットの場合ですと袖口をベルクロで調整するのですが、こちらはデザイン的なアクセントになるうえにガバっと開けるので、プロテクターの脱着も比較的容易です。

サイズはタイトめ

漢の洗面所自撮り

自分は身長が167センチ、体重は60キロ。Mサイズを購入しましたが、ちょうどぴったりという感じでした。

ちなみに、私は少々肩幅が広いので、上着についてはコミネの場合はLサイズ、ユニクロを始めとした一般的な服ではMサイズを着用しています。

基本的に見た目重視のメーカーなのか、お腹周りが結構絞られたデザインになっているため、ぽっちゃりのお父さん体型だと大変かもしれませんね。

パワーエイジの商品はナップスで売られていることが多い印象にあるため、試着されることをおすすめします。

ただ、一般的な体型の方ならユニクロと同じサイズを選べばよいと思います。

ツーリングで使ってみてのレビュー

リネンライダースを購入し、ツーリングに利用してみました。

自分の場合は、以前から使っているコミネのハーフメッシュジャケットとの比較になります。

下に感想を簡単にまとめてみました。

34℃の真昼でも冷感インナーがあればなんとか耐えられる

自分は夏にバイクに乗る場合は、ワークマンまたはおたふく手袋の冷感インナーを着用し、その上に半袖シャツ、最後にジャケットを着用します。

この状況で最高気温34℃の愛知県内で市街地での渋滞に巻き込まれながら股火鉢ことW800に乗って走行しました。

もちろん停車中は死にそうになりますが、走行してしまえばそれなりに涼しいという印象です。

リネンライダースはあまり涼しくないという意見もありましたが、通気性が高く40キロも出せば風が通るのを感じます。

個人的には首に冷感タオルを巻きつけて走ればなんとかなるなという印象です。

ジャケットの厚みは薄手のGジャンぐらいなのですが、この通気性が素直に言って意外です。

防寒インナーやパーカーを羽織れば春秋でも使用可能

リネンライダースは夏ジャケットですが、インナーやアウターを工夫すれば春や秋でも着用可能です。

3月下旬にPCXで3泊4日のキャンプツーリングに出かけました。

彼岸前にも関わらず予想最高気温が20℃超でしたので、冬ジャケットとして使っているトレンチライダースではなく、リネンライダースを羽織っていきました。

リネンライダースはタイトなサイズ感ですので、違和感なくアウターを羽織ることができます。

実際にモンベルのフエゴパーカーを羽織って走行しましたが違和感もなく防寒性をアップさせることができました。

下着・長袖T・リネンライダース・フエゴパーカーの順で着ています

一方で、帰り道は夜中に雨に打たれながら12℃の峠を走って帰る羽目に。

しかしながら、ジャケットの中に薄手のウィンドブレーカーを羽織ったため寒くはありませんでした。

パワーエイジからも専用の防寒インナーが販売されているので、併せて購入することをお勧めします。

リネンコットン生地がサラサラで快適

リネンライダースの生地は名前の通りリネンとコットンの混紡で構成されています。(裏地はポリエステルメッシュ)

メッシュジャケットのように化繊一本槍でないという点で夏ジャケットとしては異質な部類に入るでしょう。

このリネン生地が良い仕事をしてくれます。

走るとどうしても汗をかいてしまうのですが、リネン生地特有のサラサラ感で襟や袖口といった素肌と直接触れ合う部分がベタつかず気持ちいいのです。

これが一般的なメッシュジャケットですと、ベタベタして張り付く感じがして気持ち悪いのです。

個人的には着用して一番驚いたうえ、気に入った点であると言えるでしょう。

洗濯が楽

リネンライダースは洗濯が楽です。

これには2点、影響してくるのではないかと思います。

まず、1点目はプロテクターの脱着が容易であること。

プロテクター内蔵型のバイクジャケットは洗濯をする際にプロテクターの取り外しが必須となってきます。

そのプロテクターの取り外しが困難なジャケットは非常に不便です。

10分ぐらいかかるものもあります。

ただ、リネンライダースの場合は、軟質プロテクターであるうえ、前述の袖口のジッパーの影響もあるため簡単にジャケットが取り外せるのです。

夏のジャケットは毎回洗いたい自分にとっては非常にありがたい限りです。

2点目はリネン生地であるため、乾きやすいということ。

さすがにメッシュジャケットには劣りますが、洗濯後の感想も比較的速く夏場で晴れていれば一日で乾きます。

手洗い推奨ですが、自分はネットに入れてアクロンと柔軟剤で手洗いモードの洗濯機を利用しちゃいます。

リネン生地の欠点であるシワも、すぐに干せばアイロン不要でしょう。

青色は虫の体液が付くと落ちない

これは仕方がないのですが、自分のダンガリー(青色)ジャケットですと虫が直撃し、体液が付いた場合、洗濯しても落ちないことがあります。

既に何箇所か黒く斑点ができてしまっています。

気になる人は黒系の色にしたほうがいいでしょう。

ただ、ダンガリーはおしゃれであるうえ、黒とは違い熱を吸収しにくいので我慢しています。

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総評:バイクジャケットっぽくないかっこいいジャケット!

パワーエイジの営業妨害になりそうな短足(一応しゃがんでるからな!)

自分はイエローコーンとかエルフみたいな「バイクジャケットでござい!」というようなジャケットはあまり好きではなく、できるだけ普段着のようなジャケットを着たいです。

しかしながら、プロテクターはしっかり付いていてほしい。さらにかっこよく、涼しいジャケットがいい。

こんなわがままな要望をリネンライダースは叶えてくれます。

着用していてもサラサラして気持ちがよく、使い勝手の良いジャケットです。

毎年すぐ売り切れになってしまう理由もよくわかります

おすすめできるジャケットです。

ただ、今の時期に手に入れることは難しそうですね!

皆さんは来シーズン、忘れずに買いましょう!

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ABOUT ME
杉浦かおる
杉浦かおる
学生時代にバイクサークルの会長をしていたアラサー
・バイク歴10年
・走行距離10万キロ超
・日本一周達成済み
長距離キャンプツーリングとバイク弄りが趣味
現在はTRX850、W650、PCX、マークXに乗っています
カメラはSONYα7ⅢとRX100M5Aを愛用

読んだ人の役に立てるブログを目指して記事を作成しています

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