【レビュー】安くて安全性の高い高コスパのコミネのメッシュパーカー JK-114
暑くなってきましたね。
バイクの排熱が直撃する季節になってきました。
今まで使っていたメッシュジャケットは転居のために捨ててしまいましたので、新しいメッシュジャケットを購入しました。
僕は敬虔なコミネ信者ですので、今回もコミネのメッシュジャケットを購入しました。
フルメッシュジャケットよりもハーフメッシュジャケットの方が涼しい理由
逆説的な見出しですが、あえて言います。
フルメッシュのジャケットは暑い!
実は、以前もコミネのフルメッシュのジャケットを着用していました。
フルメッシュってパッと見は涼しそうに感じられますよね。
しかしながら、フルメッシュジャケットは走り出すと風圧で身体にジャケットが張り付いてしまうのです。
そのためメッシュが膜のようになってしまいあまり涼しさを感じられないのです。
むしろ腕や背中にベンチレーションが付いている防風ジャケット(ボロボロながら今も使っているコミネのJK-059)の方が風通しが良かったりします。
(JK-059は現在廃盤となっていますが、後継モデルと思わしきJK-555 WPプロテクション3L-パーカが販売されています)
ベンチレーションのあるジャケットの方が、空調服のように走行時の風でジャケットが膨らみ空気の流れができるのです。
それならJK-059の後継モデルのJK-555を買えばいいと思われますが、防風ジャケットだと信号待ちの時が暑い。
悩んだ僕はコミネのホームページを漁り、1つの解を見つけました。
ハーフメッシュ。
しかも僕の好きなパーカータイプ。
しかも昔のコミネジャケットよりカッコイイ!
それがJK-114でした。
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JK-114の見た目
さっそく開封してみます。
ジャケットが登場。
実はビニールにくるまれてましたが写真を撮り忘れました。
カラーはご覧の通りカモ・ブラック。
他にブラックとスモーク・ブラックカラーがあります。
私は迷彩とオレンジの組み合わせが好きなので、このカラーを選択しました。
私は身長165センチ、体重57㌔、ウエストは70センチ代ですが肩幅は広めです。
MサイズのJK-114を着用した感じはジャストフィットでした。
これがオールシーズンジャケットやウインタージャケットなら中に着込むことを考えてLサイズにするかもしれませんが、夏のジャケットならMサイズでOKです。
プロテクターがCE規格を通っていることが分かりますね。
Jk-059と比べてみます。
JK059の方はLサイズですがほぼ同じ大きさです。
着丈はメッシュジャケットの方が大きいです。
裏面はこんな感じ。
迷彩の部分は風を通さず、黒い所は全部メッシュになっています。
フルメッシュだとちょっと味気ないので迷彩が良いアクセントになってますね。
フラッシュを焚いたので写真でよく分かりますが、右下のロゴが反射していますね。
ポケットは左胸に1つと腰元に2つとシンプルなものです。
胸ポケットは意外と容量が多くタバコの箱を入れても余裕があります。
大型のスマホでも入りそうです。
腰元のポケットは二つ折り財布なら簡単に入ります。
ただし、どちらもメッシュ生地であるため、ポケットの防水性は皆無。
突然の雨には無力なので電子機器は防水対策をした方がいいと思いました。
ちなみにフードは取り外せます。
普段は取り付けてもいいかと思いますが、バタつくので高速ツーリングの時は外すと良いでしょう。
プロテクターを引っ張り出すとこんな感じ。
背中のプロテクター以外、全部ハードタイプです。
背中のプロテクターはソフトタイプですが、叩いた感じ丈夫そうです。
ハニカム構造になっており、通気性も良さそう。
私が4年ぐらい前に使っていたコミネのメッシュジャケットのバックプロテクターは小さな穴が空いているだけでそれなりに蒸れた物だったので、進化しているんだなぁという印象を受けます。
もちろん、バッグプロテクターに不安がある場合はハードタイプにグレードアップすることも可能です。
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実際に着用してみた
部屋の中で着用してみるとこんな感じです。
迷彩部分がアシメになっておりおしゃれですね。(ちなみにヘルメットはOGKのエアロブレード5です)
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後ろからはこんな感じ。
思ったより迷彩部分は少なめ。
フードを取り外せば普通のジャケットとして使えます
ちなみに下はツーリングセローで青山高原にツーリングに行ったときの写真です。
上部分は迷彩模様になっていますが、肩甲骨より下の部分については黒いメッシュになっております。
着てみての第一印象としては、涼しいなというものです(当たり前)
腕の後ろ半分と背中の上方が風を通さないデザインになっているため、腕から腰元にかけて風の流れができるため、非常に涼しいです。
プロテクターは着用した際にそれなりの存在感を発揮しますが、守られている感覚を得ることが出来るのでむしろ好印象です。
ちなみに、メッシュジャケットに冷感インナーを組み合わせると最強になれます。
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プロテクターを含めた服の重さについてもバイクジャケットとしては軽量に感じられ長時間着用時のストレスも少ないと思います。
フードは70㌔ぐらいからバタつくのが気になりますが、高速ツーリングでもない限りは外す必要もなさそうです。
フードを外したらせっかくのパーカー感がなくなってしまいますしね。
パーカーのデザインをモチーフにしているため、メッシュジャケットなのに喉元までジッパーを上げられる仕様なのがちょっと違和感がありましたがこれは慣れかと思います。
また、肘のプロテクターを挿入する関係からか袖口が大きく、マジックテープで調整するのが少々気になります。
ただし、これはロンググローブの方や袖口からのエア流入を考えればメリットもあるので、一概に悪いとは言えませんね。
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総評:夏を乗り切るカジュアルなメッシュパーカー
最近のコミネって本当にデザイン力が上がりましたよね。
コミネマンという単語もそろそろ死語になるんじゃないかと思うぐらいです。
若者ライダーの増加により家族のいるおじさんライダーのお小遣いで買えるお手頃メーカーにという立ち位置から学生ライダーの強い味方として販売戦略を変えたのかと邪推してしまいます。
メッシュジャケットとしてはシンプルで使いやすいデザインです。
学生や若者のメッシュジャケットデビューや買い替えにオススメの商品だと思います。