CBR650RにTSRの超ロングスクリーンに取り替える方法とその感想
こんにちは、杉浦かおると申します。
昨年購入したCBR650R(イークラッチモデル)。
すべての性能が必要十分であり、長距離ツーリングが好きな自分にとってとても気に入ったバイクです。
今回、東京から高速道路を利用して青森ツーリングに行くこととなったため、スクリーンをロングタイプに取り替えました。
今回購入したものはTSRのロングスクリーン。 自分が調べた中では現行のCBR650Rに取り付けられるスクリーンの中で最も長いものだと思います。
取り付けもゆっくり行って20分ぐらいで完了するうえ、防風効果が非常にアップするため、高速道路ツーリングを1回でも行うのであれば絶対に購入したほうがいいアイテムです。
今回はそんなTSRのロングスクリーンの取り付け方法と、取り替えてみての感想について書いたブログになります。
必要な工具・時間

今回のロングスクリーンの取り替えにかかる時間は約20分。 必要な工具は六角レンチセット1つだけです。
なお、自分は10年以上六角レンチはKTCのものを愛用しています。 安い工具ですのでこの機会に購入しておきましょう。
TSRのロングスクリーンについて

今回購入したのが上の写真のロングスクリーンです。
クリアタイプを購入しました。
後述しますがロングスクリーンを購入する場合はスモークよりクリアのほうがいいかもしれません。
TSRは鈴鹿にあるバイクショップ。 8耐で有名なお店です。 ここから発売されているのがTSRのロングスクリーン。
他にもプーチやGIVIからもCBR650R用のロングスクリーンは発売されていますが、今回はTSRを選択しました。
理由としてはTSRが一番社外ロングスクリーンとして長かったためです。(純正比50mmアップ、20mmロング)
取り付けについて
取り付けは上述の通り非常に簡単。 20分ほどあれば完了します。
なお、他のロングスクリーンを購入したとしてもCBR650Rのスクリーン取り替えの方法としては同一かと思います。
1. スクリーンの固定ボルトを外していく

まずは純正スクリーンを留めている固定ボルトを外していきます。

3mmの六角レンチで固定ボルトを取り外しておきます。

その際に付属のゴムワッシャー等を紛失しないように注意しましょう。
2. ミラー固定ボルトを緩める

次にミラーを固定するボルトを緩めておきます。

これは特に必要なかったかもしれませんが、スクリーン取付時にスムーズに行うための工程として必要かと思われます。
緩めるだけでよいためミラーを取り外すまでは不要です。

このあとロングスクリーンを上に引き抜くように取り外していきます。

3. ゴムブッシュを取り外し、ロングスクリーンに取り付け

ロングスクリーンに貼り付けられている緑色の保護フィルムを取り外します。
同梱されているゴムブッシュをロングスクリーンに取り付けていきます。

これが一番時間がかかる工程といえるでしょう。
4. ロングスクリーンをCBR650Rに取り付ける

最後に逆の要領でロングスクリーンを取り付けていきます。
割とガッツリと差し込んでいく必要があるのでこわごわと取り付けました。

最後に鋭利な部分の保護のためスクリーンのモールを取り付けて完成です。
(スクリーンに対してモールが少し短い気がしましたが、こんなものなのでしょうか)
なお、他のサイトの商品レビューで「スクリーンからビビリ音がするためテープなどで厚さを調整すべし」という内容がありましたが、今のところ3,000キロ走っていますがそういった現象は起こっていません。
純正スクリーンはこちら

ロングスクリーンはこちら

比べてみるとわかる通り相当大きくなっています。

ロングスクリーンを取り付けての感想
ここからはロングスクリーンを取り付けてみて、東京〜青森高速ツーリングなども含め3,000キロ走ってみての感想になります。
なお、自分はバイク歴10年以上、10台程度バイクを乗り換えております。 CBR650Rの使い方としては高速5、下道5とするのんびりツーリングが主です。
風防効果は肩口→デコの上までに改善

スクリーンを重ねてみた上の写真の通り、純正比50mmアップ、20mmロングになった風防効果は素晴らしいです。
純正スクリーンはお世辞にも風防効果は高くなく、高速ツーリングをすると肩口まで風が当たっている印象でした。
しかしながら、TSRのロングスクリーンに取り替えてみると額のあたりにしか上半身は風を受けず、その下については無風といっても過言ではありません。
風防効果としてはかなり高いものになります。
片道750キロのツーリングをしても辛くない

著しく向上した風防効果によって東京から八戸までの片道750キロツーリングも上半身としては辛くありませんでした。
お尻のほうが先に悲鳴を上げる始末であり、4気筒の振動の少なさも相まって快適なツーリングをすることができました。
また風があたりにくくなるためウィンタージャケットを厚着する必要がないというのも美点ですね。
前が見にくくなるためクリアのほうがいいかも

このロングスクリーンはスモークとクリアがありますが、個人的にはクリアのほうがいいと思います。
スクリーンが大きくなることで純正よりも視界に占めるスクリーンの面積が大きくなるため、夜などではロングスクリーンですと若干見にくくなる問題を抱えるような気がします。
また、こちらは完全に好みの問題ですが、スクリーンが大きすぎるため、スモークですとスクリーンが目立ちすぎてしまいアンバランスに見えてしまうようにも思えます。
クリアならそこまで違和感を覚えないため、純正っぽさを残したまま防風性能を向上させることができます。
総評:値段以上の効果あり!CBR650Rでロングツーリングをするならスクリーン換装を!

CBR650Rを購入したら、このロングスクリーンはぜひ導入しておくべきパーツだと思います。高速道路を使ったツーリングを2回以上するのであれば、価格分の元が取れるといっても過言ではありません。
見た目が許容できるのであれば、1.5万円強で機能を大幅に向上できるパーツです。
CBR650Rにロングスクリーンを導入することを私は強くおすすめします。


