コミネ BK-095 3Dプリントエアライディングシューズは夏向き厚底ライディングシューズだ!

こんにちは杉浦かおると申します。
今回はコミネ BK-095 3Dプリントエアライディングシューズを購入してみたのでレビューしてみます。
この商品はコミネから発売されているライディングシューズで、比較的厚底でありながら通気性も兼ね備えているシューズです。
実際に使用してみましたが、そこそこの通気性とブーツでない履きやすさも兼ね備えていることから使い勝手の良いシューズだと思いました。
つま先部分も厚底となっていることから夏向きの通気性の良いシューズの中では低身長にも優しいライディングシューズだと思います。
なお、自分は別に厚底ブーツ「ワイルドウィング 厚底スワロー」も持っているのでその比較のレビューもしていきたいと思います。
コミネ BK-095 3Dプリントエアライディングシューズそのものだけでなく、厚底シューズを購入しようか悩んでいる方についても参考にしていただけると幸いです。
見た目
コミネ BK-095 は今回Amazonで購入しました。
サイズは自分が普段履いている25センチを選択しました。
ちょうどぴったりでした。
ライディングブーツの中では幅広の4Eを採用しているのが幅広の足を持つ自分の購入の決め手の一つ。
届いた見た目はこんな感じ。

最近流行りの厚底マラソンシューズのようなハイテクスニーカーといった感じです。

ハイカットスニーカーの見た目ですので防御力としてはあまり高くありません。

紐をベルクロで抑える方式です。
紐は反射素材になっています。

つま先とくるぶしを守ることはできそうです。
コミネ BK-095を履いてみるとかなり軽いです。重量は556グラム。

バイク歴10年以上で何足ものブーツ・シューズを履いてきましたが今までで一番軽い印象です。スニーカーと感覚的には大差がないです。
試しに普段使っているワイルドウィング 厚底スワローは642グラムです。
片足で100グラム以上軽い計算になります。


「厚底スワロー」との足つき比較
自分は比較的短足で足つきに困ることが多いため、ライディングシューズは厚底にするようにしています。
そのため秋冬用にレッドウィングの厚底スワローを履いています。

そこでBK-095を厚底スワローと並べてみました。

並べてみた感覚ではコミネ BK-095 3Dプリントエアライディングシューズの方が少し底が薄め。特に爪先部分が顕著です。
厚底ライディングシューズを愛用する自分からすると足つきの向上は「かかとではなくつま先部分の肉厚さが重要」です。

実感としてもコミネ BK-095 3Dプリントエアライディングシューズの方がやや足がつきにくい印象があります。
とはいっても普通のライディングシューズに比べればかなり足つきは良い方です。
履きやすさ等を踏まえると厚底スワローよりコミネ BK-095 3Dプリントエアライディングシューズの方が好みです。

なお、ワイルドウィング 厚底スワローについても夏向きのパンチングメッシュモデルがあります。
スポーツバイクですと足首がやや苦しいのですが、GB350やW650のような安楽な姿勢で乗れるバイクであればワイルドウィングの方がデザインが優れているとは思います。
実際に履いてみての感想
通気性はそこそこだがライディングシューズとしては上等、シンテーゼ15よりは上

コミネ BK-095 3Dプリントエアライディングシューズは通気性があることを謳っていますが、実際「そこそこ」といった感覚です。
走行中に風が入ってくるという感覚はそこまでありません。
あまりよろしくないのですが、ランニングシューズなどでバイクに乗ったとき、明らかに足の甲に風が入る感覚がありますが、BK-095ではあまり感じない印象。
しかしながら普通のブーツを履いているときの蒸れる感覚は全くないです。
通気性のあるライディングシューズとして以前エルフのシンテーゼ5を所有しておりましたがそちらのほうが空気が通る印象を受けます。
ただ、BK-095のほうが普通のシューズ的であり歩くのにも便利です。

運動靴並に軽量、乗っていても疲れない

自分が今乗ってるバイクはCBR650R。
このため、普通のブーツですとステップの位置の関係で足が窮屈に感じることがあります。
しかしながら、コミネ BK-095 3Dプリントエアライディングシューズの場合、普通のハイカットスニーカー的デザインであること、また軽量であることから疲れを感じにくいです。
靴底のデザインの関係でステップに振動を感じにくい

ハイテクスニーカーのような靴底の関係でステップからの振動が抑制されているように感じます。
※靴底に通気性があるわけではないようです
長距離ツーリングでは足が振動でしびれてくるときもあるのでこの点においても有利であると感じました。
歩き回るのにも向いている

自分はツーリング先で結構歩き回るタイプ。
このため、コミネ BK-095 3Dプリントエアライディングシューズのように軽くて普通のスニーカーのように歩けるランニングシューズは非常に良いと思います。
ブーツを履いていると、ちょっとした山歩きならいいのですが、平地を歩くのは苦労しますからね…
ただし、靴底の素材的に意外と早く擦り切れそうな感じがします。
総評:短足ライダーの夏ライディングシューズは BK-095 3Dプリントエアライディングシューズで決まり!

通気性があり、厚底、幅広、軽量で比較的安価。
コミネ BK-095 3Dプリントエアライディングシューズのよいところは上記の通りです。
気楽に使える通気性のあるライディングシューズといった印象です。
あえて言うならトレードオフの防御力の低さと靴底の耐久性の不安といったところでしょうか。
通気性のいいライディングシューズといえば先述の通りエルフのシンテーゼ15もありますが、個人的にはコミネ BK-095 3Dプリントエアライディングシューズの方がバイクを下りたときも含めた使い勝手が良くこちらをおすすめします。