バイク

間違いないリアボックスの選び方

自分がバイクにリアボックスを取り付けるのが大好きなのは皆さんもご存知の通りでしょう。

ツーリングに行くと荷物を適当に放り込める箱であるリアボックスが欲しくなってしまう方も多いかもしれません。

でも、「なんかダサい」「おじさんくさい」なんて考えてリアボックスの導入に二の足を踏んでいるライダーもいるとは思います。

私もかつてはそうでした。

しかしながら、リアボックスを一度取り付けてしまえばその利便性にあらがうことはできなくなってしまいました。

今回はリアボックスのメリットデメリットと、リアボックスを3種類ほど、バイクを6台ほど使用してきた自分がセレクトしたオススメのリアボックスを紹介します。

リアボックスのメリット

リアボックスには様々なメリットがありますが、一言でいうならばバイクに車のトランクが出来たと思ってくれれば分かりやすいかもしれません。

防犯性

もともと、リアボックスはヨーロッパで流行したものです。日本が発明したのではありません

ヨーロッパ諸国では治安の悪さからヘルメットをロックに掛けておいては顎ヒモごとナイフで切り裂かれて盗難されるそうです。

そのヘルメットをスポーツバイクでも安心して保管できるようにリアボックスが取り付けられるようになったわけです。

リアボックスに物が入っていても中身をうかがい知ることはできませんし、施錠しておけばベースごと引っこ抜いたりバイクごと盗んだりされなければ箱の中の物を盗難されるのは稀でしょう。

防水性

自分はリアボックスを足掛け5年使用していますが、リアボックスの中に水が浸入したことは一度もありません。

どんな大雨の中をツーリングしていても、どんな台風の日に外に駐車していても、浸水に見舞われることはありませんでした。

シートバッグのようにツーリング中に通り雨で中が濡れてしまう心配もありませんし、いちいち天気が悪くなってきたら路肩に停車してレインカバーを装着する必要もありません。

自分のように天気の急変しやすい山や宿に数泊しながら日本を縦断するような超長距離のツーリングを好むライダーにとっては、ナイロンのシートバッグよりも安心できる代物でしょう。

取り外し可能な点

リアボックスの優れている点については、取り外しが可能な点があげられます。

もちろん、シートバッグやいわゆるホムセン箱も取り外しが可能、というよりは取り外しを前提としているアイテムではありますが、リアボックスの脱着の簡易さには及びません。

ネットやタイダウンベルトを外して、それをまた装着する。

リアボックスならボタンを押しながら上に引き上げるだけで車体から分離できます。

また、装着時も10分近くかけて荷物のバランスをとってシートバッグを取り付けるも、走行中は荷崩れが気になって信号待ちで何度も確認…なんて苦労からはおさらばできるのです。

荷物を崩れないように締めあげている時間が個人的にはとても無意味に思われて苦手ですので、リアボックスという商品の便利さに屈服してしまいました。

荷物の出し入れの容易さ

これは、上述の「取り外し可能な点」にもつながってくるものではありますが、荷物の出し入れが非常に簡単なのも挙げられます。

箱を開ければ二枚貝のようにパカっと口を開くため、荷物へのアクセスが容易です。

シートバッグについても、自分の使っているモンベルのドライコンテナチューブはいざ知らず、タナックスのシートバッグであっても荷物を探すのに時間がかかるでしょう。

その点においても、リアボックスを使うことはツーリングを楽にしてくれるのです。

リアボックスのデメリット

当然ながら、リアボックスにもデメリットがあります。

しかしながら、これらのデメリットはメリットに比べれば些末な問題です。

問題があるならその時だけ外せば解消しますしね。

ハンドリングの変化

特にオフロードバイクや原付等小排気量のバイクにリアボックスを取り付けると、ハンドリングに変化があります。

リアに荷重が掛かるため、旋回時の感覚に変化をもたらします。

また、巨大なリアボックスを取り付けると、風圧のためか手放し運転をした場合にハンドルの小刻みな揺れ(ウォブル)を感じることがありました。

セロー・アドレス・YBR125でそのような症状に見舞われたことがあります。

しかしながら、片手をハンドルに添えるだけでその症状は治まりますし、慣れれば特に支障はありません。

サーキットやジムカーナをするとき、峠で遊ぶときはリアボックスを外せば元に戻るだけです。

バイクの見た目が悪化する

これは完全に好き好きの問題なのですが、一般的にリアボックスを取り付けることによってもともとのバイクのデザインが損なわれるという問題があります。

現在はインスタ映えなんて言葉がもてはやされているわけで、写真写りもバイクの重要な要素であると考えるライダーが若者を中心として多く存在するわけです。

そういった方にとってはリアボックスの装備は抵抗があるでしょう。

一方、自分も若者ライダーに属しますが、荷物をたくさん積んだバイクのほうが旅情が出て好きと思う人ももちろんいます。

そのような方にとってリアボックスは拒否反応が薄いものでしょう。

大量の積載時にリアボックスが邪魔になる

大量積載時にリアボックスが邪魔になる、一見矛盾した話のように感じられるでしょう。

確かに、数泊のツーリングであるならば、30~40Lのリアボックス1つで事足ります。

しかしながら、1週間以上旅をする場合には、そのリアボックスが自由な積載を妨げる場合があるのです。

実際に、自分が5日間かけて東北を一周する野宿ツーリングを行った際は、リアボックスがあることによって荷物の積載に制限が生まれてしまいました。

リアボックスの上に荷物を載せることができないのです。

写真を見ていただければよく分かるかと思いますが、

リアボックスにより占拠された部分の前にテントや銀マットを設置している影響で、自分が着座する位置が制限されてしまいました。

しかしながら、この点においても、リアボックスの上にキャリアが取り付けられている製品もあるため、問題を解消することは可能であると考えられます。

リアボックスの選び方・おすすめリアボックス

リアボックスは用途に応じてサイズを選ぶべし

リアボックスは用途に応じてサイズを選ぶべきであると考えます。

確かに大は小を兼ねる部分もありますが、用途が限定されている場合は大きな物を買う必要はありません。

もし必要ならば買い足せばいいですしね。(悪魔の囁き)

通勤・買い物用の原付なら30L程度で十分

50ccの原付スクーターにリアボックスを取り付ける場合、あまり大きなサイズを選択肢しないほうがいいかと思います。

ヘルメットについては、メットインに収納できるため、リアボックスは小さな荷物や買い物袋を収納することが主な用途になると思います。

大きなサイズのリアボックスを取り付けることは、バイクの安定性を損なったり幅広になることによって駐輪場の出し入れが困難になるなど、かえって原付としての利便性を損なうことになるでしょう。

原付きスクーターにおすすめなのはGIVIのE300だと思います。

もし、スーパーカブに乗っているならば、やはり角型の金属製リアボックスが一番雰囲気を醸し出してくれるでしょうね。

日帰りツーリングやホテルを使う2泊程度のツーリングなら40L程度のリアボックスを利用すべき

もし、あなたが250cc以上のバイクに乗っているならば、基本的にリアボックスのサイズが大きくて困ることはないでしょう。

しかしながら、あまりに大きいリアボックスを購入しても日帰りツーリングばかりでは宝の持ち腐れで、風に煽られやすくなるだけでしょう。

もし、日帰りから2泊程度ホテルに宿泊するツーリングをメインに考えているならば、30L~40Lのりあボックスを検討してみてください。

おすすめなのはGIVIのE370です。これは自分がセローに乗っていた頃から使っていた製品で、荷物がしっかりと積載できるながらもお値打ちな商品でコスパは上々であると太鼓判が押せるリアボックスです。

しかしながら、デザインが丸っこく少々時代遅れな面もありますから、それが気になる方は同じくGIVIのB37を検討してみてはどうかと思います。

キャンプツーリングをするなら50L程度の巨大なリアボックスを使用するのがおすすめ

キャンプツーリングを行うのであるならば、見てくれや横風なんかを気にしている場合ではなく、積載性を最優先にしたリアボックスを選ぶべきであることについて議論の余地はありません。

キャンプツーリングに適したリアボックスとして、ワールドウォークの48Lの2カラーズレンズリアボックス エクスクルーシブがおすすめです。

このリアボックスは、現在自分のYBR125に装着しており、安くて頑丈で装備も充実しているイチオシリアボックスです。

ちなみにYBR125に取り付けた記事はこちら

ワールドウォークのリアボックスをYBR125に取り付けてみた今回はYBR125にワールドウォークが発売するリアボックス、ツーカラーズレンズリアボックスエクスクルーシブ48リッターを取り付けてみたの...

また、GIVIからは50L以上の大容量リアボックスもラインナップされております。

バイク旅をするのであるならばリアボックスの上にさらに積載できるキャリア付きの箱もオススメ

前述のリアボックスの上に荷物が載せられるキャリア付きのリアボックスといった製品あります。

リアボックスの上にキャリアやネットを設けることにより、箱の上に更に荷物を積載することが可能となる商品です。

銀マットやテントのような長尺物を積載できそうですね。

最近流行っているのは、E43NTL-ADVでしょう。

四角形のリアボックスの上にネットがかけられており、荷物を積み増すことができるのです。

ツーリングをしていても、ツアラーやアドベンチャーバイクに装備しているライダーをよく見かけます。

 総評:リアボックスで楽しくバイクに乗ろう

リアボックスは、一度取り付けると手放すことのできない製品です。

これを取り付けることにより、荷物を適当に箱に放り込んでお手軽にツーリングに繰り出すことができます。

いちいちベルトを締めたり緩めたりしてシートバッグを取り付ける苦労から開放されます。

気軽に、楽しくバイクに乗る手助けをしてくれるアイテムであるリアボックスを皆さんもぜひ購入してみてはいかがでしょうか。