セロー250 4万5千キロ走行してのレビュー

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かつて乗っていたセロー250、以前レビューした内容を手直しして公開してみます。

MT-07に乗り換えるために売ってしまったのを後悔するぐらい良いバイクでした。

現在生産終了してしまったバイクですが、中古で買われる際の参考にしていただければ幸いです。


2014年式のセロー250を購入して、早3年。

走行距離も4万キロを超え、いいところも悪いところも分かってきた。

簡単にレビューしてみようと思う。


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良い点

燃費が良い

セローの燃費は町乗りでも35キロをたたき出す。
自分はあまり回す方ではないので平均37キロは出ている。
 
ツーリングに行けばカタログ燃費を軽く凌駕してしまうこともしばしば。
最高記録はリッター47キロでした。カブかよ

航続距離が長い


ジェベルが無くなってから生き残っていたオフロードバイク(トレール車)のタンクは
7リットルほどであるが、(2016年当時、CRF250ラリーもVストローム250もヴェルシス250も未発売でした)

セローの場合、タンク容量は9.6リットルもある。

前述の低燃費と合わせれば航続距離は250としてはかなり稼げる部類に入るだろう。

一番長い距離を走ったのは北陸で一文無しになり残り1000円でガスを入れ、富山市から静岡市まで走行した368キロを無給油で走行した

航続距離が長いというのはガソリンスタンドの心配をしなくていい

という大きなメリットがある。

近年のガソリンスタンドの閉鎖によって特に見知らぬ土地でのツーリングはメーターとのにらめっこになることもあるだろう。

セローの長大な走行距離はガス欠の不安を緩和してくれていた。

足つきが良いため女性でも乗れる


セロー250のシート高は830mmである。

以前は先代の225と同じ810mmとヤマハのホームページに記載されていたが、いつの間にか変わっていた。

このシート高は、オンロードバイクと比較すると高い部類に入るが、カタログスペックと実際にまたがってみると感覚としては違うものである。

セローを始めとしたオフロードバイクのシートは幅が狭く、またサスペンションが沈み込むため、足つきは非常に良い。

自分のような165センチ股下74センチの短足チビであってもブーツを履けば片足べったりである。

両足だとちょっと厳しいものがあるが、教習所で片足ついて止まれって教わっただろ!気にすんな!

車重が軽いので、片足のつま先が付けば何ら問題なく乗れるだろう。

知人の150センチ台の女性でも難なく乗っている。

ちなみに元AV女優の小坂めぐるもセロー乗りでレースにも出場しているらしいが、彼女の身長は156センチだそうだ。

ツーリングセローに変身できる

ヤマハが出しているツーリングセロー。セロー250にツーリング向けのオプションを付けたお得なパッケージである。

アンダーガードやスクリーン、ナックルガードといったオプションが付いている。

右斜め前方

その中で自分が最も気に入っているのはアドベンチャーリアキャリアであった。

耐荷重は10キロであり、まな板のように大きな荷台がついている。

自分は東北1周のキャンプツーリングに行ったが、このキャリアの大きさに助けられた。

ツーリングセローのリアキャリアにニトリで購入した棚を括り付けて帰ったこともある。

これは私が能登ツーリングに行く前日に サイドバッグを買い忘れたことに気付き 応急的に使ったやり方です。 あくまでも自己責任...

低速トルク

セローの低速トルクは素晴らしい。

アイドリングでクラッチをゆっくりつなげれば勝手に走り出す。

ノッキングをしてもスロットルを開ければガクガク言いながら加速をしていく

この低速トルクは林道において非常に役に立つ。

知人のTS125と林道に行ったときにセローを貸したことがあるが、

彼曰く「こんなに楽に進んでいいのか!」とのことであった。

とにかく発進時の安心感が違うのだ。

林道初心者からハードエンデューロまで、幅広く戦える、そんな素晴らしいマシンだ。

初心者からベテランまでオフロードを楽しめる

セロー250を買ったら1度は林道に行ってほしい

足つきの良さ軽さ、フレームの柔らかさ、そして低速トルク

これらが初心者を助けてくれる

トコトコとオフロードを走ればそのうちに自然の美しさを感じることができるだろう。

迷わず行けよ。行けば分かるさ。(猪木)

悪いところ

パワー不足

セロー250の馬力は18馬力と250ccの中でもトップクラスに低い。

R25やWR250Rの半分の馬力である。

そのせいで加速がもたつく印象にある。

セローのエンジンを回すような加速は公道において危険であるので

必要十分ではあるが、やはり退屈さは感じざるを得ない。

ブレーキの弱さ

かつてのオフロードバイクに比べればかなり効く部類ではあるが、

オンロードバイクに比べると劣る。

車重が軽いので止まらないことはないが、

2人乗りをするとなるとかなり恐怖を感じる。

あまりオフロードバイクのブレーキを強化すると林道に持ち込んだ時にロックしたりするので

このくらいがいい塩梅なのかもしれないが。

サスペンションの安っぽさ

セロー250のリアサスペンションは優れているとは言えない。

すぐに抜けが悪くなりスカスカになってしまう。

余裕があるならチューニングか社外サスに交換することを勧める。

高速の辛さ

セロー250は5速である。

この時代に、である。

80キロを出すとエンジンは苦しそうになり、

100キロを超えると悲鳴を叫びだす

また、100キロを超えると前輪の加重が減り、非常に怖い

ふわふわした感触になる。

また、風をもろに受けるのでスクリーンがない限り高速道路を長距離走る気にはならないだろう。

総評


なんだかんだ言ったが

セローは初心者からベテランまで気負うことなく楽しめる良いバイクである。

迷っている人はぜひとも購入してほしい。

セローはいいぞおじさん「セローはいいぞ」

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