YBR125のエンジンオイルを交換する方法
先輩から7万円で譲り受けた2014年式のYBR125。
乗り始めて約8か月、走行距離は2000キロほど増えました。
そろそろオイル交換の時期になったので、DIYでオイルを交換してみました。
オーソドックスな空冷単気筒エンジンですので、オイル交換も10分ほどで行えてしまいました。
YBR125のオイル交換に必要なもの
YBR125のオイル交換に必要なものは以下の4点です。
本来であるならば、これらに加えてドレンボルト用のワッシャーも交換すべきでしょうが、セロー時代からあまり交換をしておらず、それでも特にエンジンオイル漏れ等を起こしてこなかったため、今回は割愛しております。
・オイルジョッキ
・17ミリのメガネレンチ
・廃油入れ
YBR125のエンジンオイルを交換してみる
と、いうわけでYBR125のエンジンオイルを交換していきます。
今回は、貰い物のgoproHERO5を頭にマウントしてタイムプラス撮影を行ってみたので、写真の撮り忘れがなくて助かります。
エンジンを掛けてオイルを温める
まずはエンジンオイルを温めて排出時にオイルが流れ出しやすくするためにエンジンを掛けます。
現在は晩夏であるために30秒ほどエンジンを回して完了していますが、冬は2分ぐらいエンジンを回して交換しています。
廃油入れを展開して古いオイルを抜く
エンジンを温めている間に廃油入れを展開しましょう。
今回は近所のホムセンで売っていた2リットル入る廃油入れを用いました。
段ボールの中にフェルトのようなダスターがぎっしり敷き詰められていますね。
廃油入れを展開している間にエンジンの温めが終了。エンジンを切ります。
そして、ドレンボルトを外してエンジンオイルの交換です。
と、いきたいところですが…
ドレンボルトどこ???
セロー250なら真下にあるはずだけど…と探すも見当たらず。
しばらく悩んだ結果反対側に見つけました。
17ミリのメガネレンチで外していきます。
ドレンボルトは比較的大きめであり、東南アジア等の適当な整備でも舐めにくいよう配慮しているのかと邪推しています。
ボルトには思ったよりもトルクはかかっておらず簡単に外せます。
なぜかステップラバーが取れているので新品を注文しておきました。
ボルトを手で外していくとドバーっと黒いオイルが出てきます。
ここで手にオイルが付かずにドレンボルトを外せるともう気が狂うほど気持ちがいい!
③古いオイル排出中に新品のオイルの量を測る
オイル交換は料理みたいなもので、作業の出際が肝心です。
バイクから古いエンジンオイルを排出している間に新しいエンジンオイルの量を測っていきます。
今回使用するエンジンオイルはAZオイルのMEO-012です。
セロー250時代から使用しているコスパに優れた信頼できる全合成油です。
そのエンジンオイルのレビューはこちら。
YBR125 のエンジンオイル交換量は1リットルのためオイルジョッキで量を測っていきたいと思います。
慣れればオイルジョッキを使用してなくてもオイルを注入することはできますが、今回は初めてこのバイクのオイル交換をするということもあり、正確を期するためにオイルジョッキで量を測っていくことにしました。
このジョッキには目盛りがありますが、自分がエンジンオイルを交換する際には最後の最後まで絞り出すため、オイルを入れるときには目盛りより少しだけ多く新しいオイルを注いでいくようにしています。
そうするとちょうど良い注入量になりますので。
④ドレンボルトを締めて新しいオイルを注いでいく
オイルを出し切ったらドレンボルトを締めていきます。
ドレンボルトの規定トルクは20Nmですが、もちろん今回も手で締めます。
エンジンとアクスルシャフト以外は大体手の感覚で締めてしまいますね。
ドレンボルトを締めたら、オイルフィラーキャップを開けて新しいオイルを注ぎ入れていきます。
上司にビールを注ぐよりバイクにエンジンオイルを注ぐほうが楽しいです。
注ぎ終えたらオイルフィラーキャップを閉じて少々エンジンを掛けて新しいオイルを循環させていきます。
レベルゲージで測って適正値の範囲内かどうか確認しましょう。
ゲージの上限ギリギリですがよしっ!
作業に掛かった時間はわずか10分。
そのうち3分ぐらいはオイルが抜けるのを待っているだけの時間でした。
総評:愛車を自分で整備すると愛着湧くよね
と、いうわけでYBR125のエンジンオイルを交換してみました。
自分はセロー250とアドレスV125G、フォルツァなどなど様々なバイクのエンジンオイルを交換してきましたが、YBR125が一番簡単にオイル交換のできるバイクでした。
オイル交換は最低限の道具とお金と時間でできる簡単な整備です。
愛車を自分で整備すると愛着が湧きます。
それはバイクに乗ろうというモチベーションを保つことにもつながります。
皆さまも機会があれば自分のバイクのオイル交換をしてみてはいかがでしょうか。