YBR125のチェーンアジャスターを交換しました
7万円で譲り受けたYBR125、走行距離自体は1万キロを割っていますが、2014年モデルでそろそろ5年目。
各部のメンテナンスは必要な時期です。
今回はネジ穴が潰れていたチェーンアジャスターを取り替えました。
そんなお話です。
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アジャスターのネジ穴が壊れる
YBR125のチェーン調整をしようとチェーンアジャスターを回したところ、いつまで経っても緩まない。
確認したらネジ穴が潰れていました…
仕方が無いのでヤフオク新しい部品を購入しました。
YBR125の補修部品を購入するのは非常に難しい
YBR125というバイクは世界的に売られているベストセラーバイクです。
しかしながらグローバルモデル、つまり逆輸入車であります。
そのため、部品の購入については国内向け車両のように一般的なお店では取り扱っておらず、タオバオでの購入かヤフオクで気長に探すのかのどちらかを選ぶ必要があります。
タオバオを見たら中国語だらけで諦めましたので、今回はヤフオクで購入しました。
アジャスター取り付け
チェーンアジャスターが届きました。
袋の中国語がいい味出してますね。
メッキはドブメッキのようでお世辞にも仕上げは良いとは言えません。
あくまでもビジバイですから、見た目にはこだわりませんが。
と、いうわけで早速取り付けてみることにしました。
YBR125のチェーンアジャスターの取り付け方
①アクスルシャフトを緩める
まずはアクスルを緩めていきます。
写真は外し終わったあとのものです。
油まみれだったからデジカメ触れなかったし、しょうがないね。
ナットの大きさは反対側も含めて17ミリと19ミリだったと思います。
今回はめがねレンチで緩めていきます。
安物セットです。
このアクスルシャフト。
とにかく抜けない。
ハンマーでガンガンやってようやく抜けました。
かつて所有していたセロー250やアドレスV125Gでもタイヤ交換やチェーン交換などでアクスルシャフトを外すことはありましたが、ここまでアクスルシャフトを抜くのに難儀するバイクは初めてでした。
②リアブレーキを外す
次にリアブレーキを外していきます。
リアブレーキはYBR125シリーズならすべてドラムブレーキかと思います。(知っている限り)
ほとんど写真はないのが大変申し訳ありませんが、ブレーキドラムにひっついているアームを外していきます。
アームだけが妙に錆びているのは中国クオリティなのでしょうか。
ちなみに、画像の中心にある錆びていないナットには割りピンが取り付けてあったので、ラジオペンチでグニョグニョして外す必要があります。
その後、ブレーキロッドを緩めたりブレーキ関係のナットを外していきましょう。
部品は絶対なくさないようにしてください。
③チェーンアジャスターを取り替える
チェーンアジャスターを付け替えていきます。
とはいっても、アクスルシャフトに共締めされているものを外せばいいだけです。
アジャスターのボルトは緩めておきましょう。
④すべてを取り付け・アクスルシャフトを締め直す
さっきとは逆の方向ですべてのパーツを取り付けていきます。
また油まみれになったので写真はありません。
ちなみにアクスルシャフトのトルクは80N・mでした。(あとから整備マニュアル読んで気づいた・・・)
私は、基本的に手ルクレンチを利用していますが、アクスルシャフトだけはトルクレンチを利用します。
これだけは持っておいて損はないでしょう。
自動車のタイヤ交換でも使えますしね。
総評:ガバガバ整備だが、チェーン調整はけっこう大事。
ブログに書く価値もないぐらいのガバガバ整備でしたが、なんとかチェーンアジャスターが動くようになりました。
急に壊れてしまったために写真を撮影する暇もありませんでしたが、YBR125のチェーンアジャスターを取り替える人ってなかなかいないので貴重な資料になったのではないでしょうか?
やっぱり空冷単気筒をいじるのは楽しいですね。