バッグ・積載関係
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ヘンリービギンズの防水サイドバッグDHS-9は小ぶりながら日帰りツーリングには十分

杉浦かおる
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先日、2020年式のW800を購入しました。

W800は所有感を満たせる万能バイクだ!

クラシックなバイクを購入すると欲しくなるのはサイドバッグ。

しかしながら、革製のサイドバッグは仰々しいし、露天での駐輪なのでカビが生えてしまう可能性もあり断念。

また、突然の雨に対しても強いサイドバッグが欲しいと思ったため、今回はデイトナ・ヘンリービギンズ製のサイドバッグ DHS-9 防水サドルバッグMILを購入してみました。

取り付けも簡単で、8リットルと小ぶりながらも日帰りツーリングならこれ1つで賄える意外な収納力を持っている防水サイドバッグです。

W800やSR400、エストレアのようなクラシック空冷バイクに乗る皆さんにオススメできるサイドバッグであったため、レビューさせていただきます。

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サイドバッグは防水の方が楽

上述の通り、革製のサイドバッグは高温多湿の日本では手入れが面倒です。

また、自分のように露天で駐輪せざるを得ないライダーや、通勤に使っているライダーにとっては、防水なのが大事でしょう。

また、値段も革製よりもナイロンやキャンバス生地のものの方が圧倒的に安価です。

ということで、防水サイドバッグを探してみましたが、意外と種類がない…

まず、自分が候補に挙げたのはデグナーの防水サイドバッグは人気がある防水サイドバッグです。

MT-07ツーリングセローには似合いそうなデザインですが、W800にはちょっと近代的すぎるのでパス。

結局選んだのはヘンリービギンズのDHS-9防水サドルバッグMIL 8Lでした。

DHS-9は容量8L、日帰りツーリング分の荷物は入る

さっそく見た目のレビューをしていきます。

サイズ感はこんな感じ。

サイドバッグはもとよりメッセンジャーバッグとしても小ぶりな部類に入ります。

しかしながら、見た目の割に中にいっぱい荷物が入るのです。

それがこちら

ツーリングマップルと500mlのペットボトル、ツーリングコードとスマホに財布、さらには防寒用のユニクロのウルトラライトダウンにカッパ。

Motor Sumurai ウルトラライトレインスーツは雨のツーリングの強い味方だ!

日帰りツーリングにて自分が必要とするものがすべて収まります。

厚みがない分、中でぐちゃぐちゃにならないので便利

また、カバンのバックルを外すと外ポケットが付いており、そこにツーリングマップルやガイドブックなどの薄い本などを差し込めるようになっていて便利です。

使ってみての感想

W800にサイドバッグサポートを併用して、左側にDHS-9を取り付けてみました。

W800にサイドバッグサポートを取り付けるための方法

実際に取り付けてみて500キロほどツーリングしてみました。

水濡れもなく、かなり使い勝手のいいバッグです。

バッグが小さいのでバイクを邪魔しないデザイン

サイドバッグは8リットルの小型なものであるため、W800の流麗なデザインを損ないません。

もちろん、革バッグでガチガチに固めたW800もかっこいいのですが、キャンバス生地が気取らない雰囲気を醸し出してくれます。

荷物の収納が簡単なので出かけるのが楽しい

先述しましたが、日帰りツーリングに必要な程度の荷物は入ります。

また、荷物の収納についてもバックルとジッパーを開けば中にアクセスできる簡単仕様。

バッグ1つで出かけてお土産をバイクにネットで固定して帰ってくるなんてことも簡単でしょう。

バッグ本体が動かず、ライディング中のストレスがない

サイドバッグが動かない、これがこのバッグの秀逸な点です。

バッグ裏側がサポートに差し込めるようになっており、面でバッグを固定できるのです。

自分は何個かサイドバッグを使ってきたのですが、紐やバックル等でバッグの下部とサポートを結べる物がほとんど。

重い荷物を入れるとバンクをした際にサイドバッグが動いてヒヤリとしたこともあります。

しかしながら、このサイドバッグはピッタリとサイドバッグサポートに張り付いているので重心が安定します。

ツーリングのことをしっかりと考えていると思います。

雨は染みないが、油断は禁物

今のところ雨中を突っ切るツーリングをしたことはありませんが、雨上がりや、雨の中野ざらしにしています。

1か月ほど経ちましたが、入れっぱなしの中身に浸水はなし。

ただ、完全防水というわけではなく、ジッパーも止水ファスナーではないため、オフ車で川渡りみたいなことをしたら中は濡れてしまうでしょうね。(そこまでする人はいないと思いますが)

ただ、完全防水にすると出し入れが難しくなってしまうため、このへんが実用性を保ったいい塩梅かと思います。

総評:積載とおしゃれを強化する一石二鳥アイテム


W800のデザインを損なわず、こなれた雰囲気に仕上げてくれる実用アイテムです。

ツーリングに行く際にリュックやウエストポーチを付けたくない自分にとってはいいアイテムであると思います。

お値段も実売7,000円ほどと、サイドバッグとしてはかなり安価な部類であるうえに防水ですので、クラシック系のバイクのサイドバッグとしてもいいのではないでしょうか。

また、カブのサイドバッグとしてこれを取り付けている方も多いと聞きます。

惜しむらくは防水モデルのサイズが8Lしかないこと。

キャンプツーリング等で利用するのであるならば、20リットルぐらいのものがあってもいいとは思います。

しかしながら、小ぶりで安価なサイドバッグを探しているのであるならば、このサイドバッグを買わない手はないでしょう。

 

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杉浦かおる
杉浦かおる
学生時代にバイクサークルの会長をしていたアラサー
・バイク歴10年
・走行距離10万キロ超
・日本一周達成済み
長距離キャンプツーリングとバイク弄りが趣味
現在はTRX850、W650、PCX、マークXに乗っています
カメラはSONYα7ⅢとRX100M5Aを愛用

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