【レビュー】ワークマンのイージスの防水防寒手袋 GW04 WARM LEATHER
寒くなってきました。
冬のツーリングに備えてジャケットとジッポーハンディーウォーマーを購入したのですがそれに加えて装備の更新が必要なアイテムが多々あります。
その中で現在4年ほど使っているウインターグローブが古くなってきたのでそろそろ交換時期となり、たまたまワークマンに寄った際にイージスの手袋というものが発売されていたので購入しました。
バイク乗りにおいては冬のウェアとしてイージスを知らない人はいないと思いますが、手袋も発売されていることを存じ上げているひたはまだまだ少ないでしょう。
というわけで今回はイージスの手袋こと、GW04 WARM LEATHERの簡単なレビューをしていきたいと思います。
見た目
今回購入したのはイージスのGW04 WARM LEATHERです。
見た目はこんな感じ。
黒色です。もちろん防水モデル。
ちなみに写真では写っていませんが、1双の手袋を金具でパチリと1つにまとめることができます。
グローブを紛失しなくても済むのが便利ですね。
お値段は税込み1,900円とリーズナブルです。
3Mのシンサレートが中綿として使われており、軽量ながらも暖かい製品となっています。
はめてみた感想
実際にはめてみるとこんな感じ。
いわゆるミドル丈のグローブに分類されるのかな?
薄手のジャケットなら袖口ごとマジックテープで縛ることが出来そう。
いつも手袋はMサイズを使用しておりまして、今回もMサイズをチョイス。
サイズ感はぴったりです。
内側はフリース素材となっており、暖かさを感じます。
イージスの手袋の良い点は軽さと薄さです。
シンサレートを使用しているためか、薄くゴワゴワせず軽量。にもかかわらず暖かい。
3Mの株を購入したくなりました(米国株投資初心者)
実際に利用してみての感想
バイクで使うには多少問題があるかも…?
購入してから、YBR125でツーリングに出かけてみました。
すると、何点か問題が出てきました。
1点目は親指が短いことです。
一般的な使い方であれば問題ないと思うのですが、ウインカーなどのスイッチを操作するバイクでは親指がつっぱって少々気になります。
親指部の可動域が少々小さいんですよねこれ。
2点目はバイクで利用するには耐風性に欠けていることです。
確かにスキー用グローブや日常で使う分には十分な保温性があることは認められます。
しかしながら、バイクグローブに求められているのは台風のような強風の中を何時間も走っていても体温を逃がさない耐風性です。
バイク走行に伴う強風でシンサレートでせっかく溜めた暖気が逃げていっているように感じられました。
近所の買い出しなどには便利だとは思いますが、やはりロングツーリングはしっかりしたグローブの方がいいかもしれませんね。
数万キロをともに走ったコミネのGK-816の後釜はまだまだ決まりそうにありません…
追記
ツーリング用にコミネのグローブを買い直しました。
防水性は高い、雨の中立っていても大丈夫
先日、消防団で頼まれて冬の雨の中3時間ほど交通整理を行いました。
せっかくなので買ったばかりのイージスを持ち込んで性能試験をしてみたのです。
結論から言うとイージスのグローブは冬でも寒くありませんし、濡れませんでした。
本降りの雨にもかかわず、雨は手にしみこんでこず、暖かさもキープしてくれました。
イージスグローブの本来の使い方をしているのでこれは当然かもしれませんね。
総評:バイク乗りとしてはプロテクター入りの物も出してほしい
今回はYBR125を用いて冬場の近所の買い出しをするときの相棒としてこの手袋を購入しました。
防水機能も備えられており、軽くて暖かく、1,900円という値段はコスパ最強だと思われます。
雪も染みてこないことからスキーにも十分使えそうです。
一方でプロテクターのない単なる手袋であり、商品を触った感想ではスキー用手袋と大差ないプロテクト性能であるといえます。
かつてのバイク事故の経験から、バイク用グローブには手の甲のプロテクターが必要だと考えている自分にとってツーリングに用いるには少々不安が残る製品であるといえます。
もう1,000円高くなっても何も文句を言いませんので来年は手の甲にカップを取り付けたプロテクター付きバイク用イージスグローブを作ってくれたら言うことはありません!
もちろん親指部分もストレッチ性高めてほしいですね!
ただ、本格的な真冬のツーリングに利用するには少々性能が不足しているのは事実。
一方でスキーやスノボといったウインタースポーツ用の手袋を探しているのでしたら、こちらの製品はマストバイであるといえます。
スキー用グローブの半額未満の値段でそれ以上の性能が手に入るのですから。