【レビュー】コミネアーバンウィンターグローブ GK-835 は真冬は辛いが春秋ならピッタリのバイクグローブ
この記事はコミネのウィンターグローブ、アーバンウィンターグローブ GK-835のレビュー記事です。
こんにちは、杉浦かおる(@munenmusou_blog)と申します。
新しいバイク用グローブを購入しました、
その名も
アーバンウィンターグローブ GK-835。
コミネ製です。
使ってみた感想は以下の通り
- 見た目はオシャレ
- 真冬は辛い
- 操作性は高い
- 手のひらは下馬評通り滑る
このグローブがおすすめな人は
- 真冬にバイクに乗らない人
- 短距離の街乗りをする人
- セパハンじゃないバイクに乗っている人
値段も安く使いやすいので原付やクラシック系のバイクに乗っている人におすすめ出来ます。
レブル250やGB350のようなポジションが楽なバイクに向いているだろうと思います。
春先・秋口の
「メッシュ使うには寒いけどウィンターグローブは暑いよなぁ」
というニッチを埋める簡便なショートグローブだと思いました。
カラーはブラックデニム・デニム・ウールの3種類
アーバンウィンターグローブ GK-835はAmazonで購入しました。
お値段は購入時約4700円。
私はパワーエイジのウィンタージャケットの色に合わせて「ウール」を選択。
テキスタイル風のグレーカラーです。
コミネのグロブはいつもMを使っているので、今回もMを選択、ピッタリでした。
バイクグローブは革製のものを除けば派手派手なものが多いのでGK-835のような落ち着いたカラーは好きです。
人差し指がスマホ対応していますが、僕のスマホだとあまり動きがよくありませんでした笑
使ってみた感想
今回、栄に行くために2月下旬、最高気温8℃の中片道1時間半ほどかけてツーリングしました。
使用バイクはW650。
アップハンドルでグリップヒーターやハンドルカバーなどは装備されていません。
真冬の使用は辛いだろう、気温5℃程度で1時間が限界
気温8℃の寒空のなか、国道23号を走りました。
60キロ以上で流れている道路です。
寒さとしては、気温8℃ならグリップヒーターがなくとも一応耐えられるという印象でした。
ただ、5℃を下回ればとても耐えられないと思います。
高速道路の連続巡航もこのグローブの場合、冬場には防寒性能は不足すると思います。
薄手で操作しやすい
防寒性能とトレードオフですが、GK-835は薄手でバイク操作が非常に楽です。
ウィンターグローブとしてのギリギリの性能を持ちながら使い始めから操作が楽なのはありがたいです。
防寒性能が低いと言っても数キロの街乗りなら耐えられます。
原付での近距離の通勤通学、買い物時用のグローブとしては優れていると思います。
グローブの着脱が容易
一般的なバイクグローブはベルクロ留めがほとんど。
しかしながらこのグローブは手首部分がリブになっています。
軍手などと同じ仕組みでグローブの着脱が非常に容易です。
お買い物など街乗りで頻繁なグローブの着脱が求められる場合は便利だと思われます。
逆に言うとかなりのショートグローブなので長距離のツーリングなどでは手首が冷えるかもしれません。
もっとも1時間半のツーリングでそれは感じませんでした。
手のひらが滑る
Amazonのレビューの中には「グローブが滑る」という悪評が立っています。
実際にW650に乗ってみたところGK-835は「確かに滑るな」と思いました。
もっとも私のW650のグリップがツルツルなのもあります。
このグローブでセパハンバイクに乗ったら怖いだろうなと思いました。
他のレビューでは「しばらく使ったら毛羽立って滑らなくなった」というのもありましたので様子を見たいと思います。
てのひらのスライダーが邪魔
個人的に1番気になったのが、てのひらのスライダー。
転倒時に手のひらが擦れるのを防ぐための硬質のプロテクターです。
これがW650のハンドルを握った際に干渉します。
つまりハンドルが握りにくいのです。
手の甲側は控えめなプロテクターなのに手のひらはガッチリしたものなのもチグハグ。
街乗り用グローブなのでGK-816のように手のひら側はゲルグリップにすればよかったのじゃないかと思います。
総評:気軽に使える3シーズングローブ
GK-835はウィンターグローブというよりは3シーズングローブと言えます。
しかしながら使いやすいグローブなのは間違いありません。
原付での通勤・通学用やレブル250やGB350のような比較的速度域が低く、ポジションの緩いバイクなら冬場でも使えるかと思います。
とにかく安楽に使えるグローブです。
メインのウィンターグローブのサブとして持っていてもいいかもしれません。