冬キャンプツーリングに向けてジッポーハンディーウォーマーを購入してみた
だんだん寒くなってきて、冬も近づいているように感じられます。
しかしながら、寒さにも負けずキャンプを続けていきたいところです。
そんなわけでジッポーのハンディーウォーマーを購入してみました。
今回は簡単にレビューしていきたいと思います。
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ジッポーハンディーウォーマーとは
ジッポーハンディーウォーマーとは、ライターで有名なジッポー社が提供する白金式携帯カイロです。
ハクキンカイロのOEM品であり、両者の違いはほとんどありません。
自分としてはどちらを購入しても問題はなかったのですが、アマゾンを見たところオイルの付いたジッポーハンディーウォーマーのスターターキットがお値打ちに出品されていたのでせっかくなので購入してみました。
開封の儀
スターターキットがアマゾンから届きました。
上蓋が開けっ放しなのが申し訳ないですが、デザインはこんな感じ。
外箱のデザインはスマホや自分が以前購入したプルームテックのスターターキットみたいでおしゃれですね。
大昔からある製品も外箱でここまで近代的な商品のようにリノベーションできるのだなあと感心してしまいました。
開封するとハンディーウォーマー本体・カバー・ジッポーオイル・ジョウゴ・取扱説明書が姿を現します。
ハンディーウォーマーのサイズはちょうどポケットサイズ。やや横幅は大きいもののスマホと同じぐらいの大きさと言っても差し支えありません。
説明書にはハンディーウォーマーの使用方法について非常に丁寧に書かれており好印象。
それでは早速使用してみたいと思います。
ジッポーハンディーウォーマーの使用方法
蓋を開け、バーナーを外す
まずは、ハンディーウォーマーの蓋を開けて中のバーナーを外していきます。
バーナーをつまんで外すと中には綿が詰められており、その点においてはジッポーライターのようでした。
ジッポーオイルを付属のじょうごで注いでいく
次にジッポーオイルをジョウゴに注いでいきます。
垂れやすいので注意。
ジョウゴには目盛線が引かれており、上の線で12.5mlになります。
ハンディーウォーマーには合計で25ml入るようになっており、25mlのジッポーオイルで24時間暖かさを持続してくれます。
ウォーマー本体にオイルを注ぎ入れていきましょう。
ジッポーオイルは臭いも少ないし、こぼれても揮発しやすいのですが、念のために室内で注ぎ入れる際にはティッシュを引いたほうが無難です。
また、始めて使用する場合には綿にオイルを行き渡せる点からも満タンに注ぎ入れたほうが良いかと思います。
バーナーをかぶせ、ライターで温める
次に余ったオイルが垂れてこないか裏返して確認します。
次にバーナーを被せ、ライターで化学反応が始まるように加熱していきます。
火をあまり近付けると触媒が痛むと書いてありましたが、遠すぎると反応が始まらないという問題があり、始めてなのでまごつきました。
蓋をバーナーに当てて温まり始めたか確かめる
化学反応が始まったかどうかは蓋をバーナーのくぼみに当ててみて水蒸気が付くかどうかで確かめることができます。
曇ったら成功です。
室内で使用してみた感想
ほとんど臭いはなく、職場でも使えそう
寝室で利用しましたが、オイルの臭いは鼻元にウォーマーを置かないと分からないレベルでした。
流石にオフィスで使用できるかといえば難しいかもしれませんが、外回りの営業や外での作業には心強い味方になりそうです。
ケースに入れると湯たんぽ替わりになる
ハンディーウォーマーを収めるフリース生地のケースにウォーマーを入れて布団の中に投げ込んでおくと熱量が大きいためどんどん暖かくなっていきます。
また、カップ半分ほどで6時間熱を持つため、湯たんぽとしても最適ですし、何ならこれを持ってそのまま出かけることもできるため、むしろ湯たんぽより便利な商品なのではないかと思ったりもします。
剥き身ではやけどしそうなほどの熱を持つ
このハンディーウォーマーですが、ケースに入れないととても持つことができません。
感覚ですが、表面温度は60度ぐらいになるのではないかと思います。
強大な熱量を持っているため、バイクやキャンプでの使用もオススメでしょう。
総評:アナログながらも高性能で趣きのある製品
利便性から考えたら使い捨てカイロの方が便利かもしれませんが、長い発熱時間と強力な熱量を考えたらアウトドアシーンでの利用についてはハンディーウォーマーの方が便利であるのではないかと考えます。
また、暖まるまでに一手間掛けないといけない点も趣があって楽しいです。
ゆたんぽとツーリング・キャンプアイテムとしてマルチに働いてくれそうです。