【レビュー】タナックスのプレートフック3をMT-07に取り付けてみました!
タナックスっていいよね。
私は、セロー時代のタンクバッグも、ミラーもサイドバッグも荷かけロープもタナックスです。
タナックスさんの良いところはTwitterでしっかりと宣伝、リプライによる質問にも丁寧に答えてくれるところです。
Twitter中毒の私は、もちろんタナックスさんのアカウントをフォローしていますが、非常に好感の持てるアカウントです。
ぜひ皆様もフォローしてください。(ステマ)
という訳で、MT-07とツーリングセローにプレートフック3を取り付けましたのでレビューをしていこうかと思います。
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プレートフック3発表情報にわくわく
そんなタナックスさんのツイートをチェックしていると、新製品の案内が。
プレートフックシリーズの新製品、プレートフック3です。
TANAX新製品情報 3月23日店頭販売開始
MF-4729 プレートフック3(ブラック) 本体価格2,300円#新製品 #新製品情報 pic.twitter.com/ywQwRr2qqE
— 【微公式】タナックス営業部 (@tanaxsales) 2018年1月17日
友人がプレートフック2を利用していますが、彼はツーリングネットのフックを掛ける場所が増えて便利と言っていたことがあり、新しい製品に私は興味をそそられました。
プレートフック3の画像をクリックして私は気付きました。
これMT-07にピッタリでは?
タナックスさんの広報写真では、YZF-R25らしきリアが映っています。
YZF-R25とMT-07のリア廻りってほとんど一緒だったことを思い出し、簡単にMT-07に取り付けられるのではないかと考えました。
MT-07は積載の苦手なバイク
タイトル通りMT-07は積載の苦手なバイクです。
ネットを利用してもフックを掛けるところがありません。
一応、タンデムシートからフックを掛けられるようなベロを展開することはできますが、革製でいかにも不安そう。
荷物置き場として使うタンデムシートも小ぶりで、しっかりとネットで固定しなければ危険です。
私も以前MT-07でツーリング中に荷物を落下させたり、サイドバッグをタイヤの摩擦で溶かしてしまったことがあります。
という経緯もあり、荷物の固定に間違いなく役立つプレートフック3をAmazonで早速予約しました。
開封の儀
人気商品だとのことで発売日よりも1週間ほど遅れて到着。
包装はビニールに覆われている簡素なもの。捨てるときにゴミが出ないので好感が持てます。
裏には取り付け方とナンバープレートに取り付けに関する法律についての説明が載っています。
ビニールを外します。
黒く塗装されたアルミ製。240グラムとのことですが、若干の重さを感じます。
その分しっかりと作られており、荷物を引っかけた力で曲がったりはしないでしょう。
プレートフック3最大の特徴である。左右に分かれた合計で4つの穴。
ゆるやかに手前に曲げられております。
いかにもフックやベルトを掛けやすい形をしています。
いざ、取り付け
MT-07を洗車してから取り付けを開始します。
4台洗車する pic.twitter.com/zkiWuccecS
— 杉浦かおる (@ojisanworking) 2018年3月30日
手順としてはいたってシンプル。
・プレートフック3を挟む
・仮締めする
・位置を調整してセンターを出す
・本締め
これだけ
後述のプレートフックの中心を合わせる作業を入れても10分ほどで終了します。
①ナンバープレートを外す
ナンバープレートを外していきます。
必要なのは10ミリのソケットレンチ2つ。(1つはドライバーで代用も可)
私はリンクの物をいつも使用しています。
あまり強いトルクで閉まっていはいないので簡単に外せます。
ばね座金とワッシャーを無くさないように注意。
外れました。
MT07ってナンバーを挟む穴が4つあるんですね。
海外のナンバープレートの規格用ですかね。
②プレートフック3を挟んで仮締め
次はプレートフック3を挟み込んでいきます。
当たり前ですが、ナンバーの下に挟み込んでいってくださいね。
純正のネジはそのまま使えますが、寸足らずになってしまい座金ネジを共締めすることができなかったのでワッシャーだけで挟み込みます。
注意点としては、ここはあくまでも仮締めです。
後述の作業を怠ってしまうと後ろから見てカッコ悪いですよ。
③位置を調整
プレートフック3を挟み込んで記録写真を撮影するときに気づきました。
なんか左に寄ってね?
写真を上げたら友人にも指摘されました。
政治的にもバイク的にも中立を保ちたいので、直すハメに・・・
仮締めをした後にプレートフック3を挟んだまま左右に調整してください。
ナンバープレートは丸穴ですが、プレートフック3は楕円形の穴なので左右に調整できます。
④本締めする
プレートフック3が中立ポジションになったところで、本締めをしていきます。
あまり強いトルクは掛ける必要はないかと思いますが、ゆるみ止めのネジ座金を使っていないので、念のためにネジロック材を塗っておくことにしました。
SRのような振動の強いバイクだと、ナンバーの脱落もあり得ますが、MT-07ならよっぽど心配する必要はないかとは思います。あくまでも念のため。
⑤完成
完成!
ナンバーからの張り出しも気にならないレベルですね。
ナンバー廻りのアクセサリーとしても武骨感を演出してくれます。
いかにもフックを掛けますよ!というデザインではないので、カスタムをしていてもそれを損なうものではないように思われます。
荷物を積載してみた
プレートフック3の取り付けが完了しましたので、さっそく手近な道具を積載していきます。
とりあえず、タナックスさんのツアーシェルケースを取り付けてみます。
こちらのツアーシェルケースは、北陸ツーリングの時にケースとタイヤが干渉してバッグの一部が溶けてしまったという苦い経緯があります。
この問題としては、私がサイドバッグを少し下げた状態で取り付けたのもありますが、サイドバッグの固定ベルトを引っかける部分がなかったため、サイドバッグが左右に動いてしまったのも原因ではないかと推測しております。
プレートフック3の下の穴に固定ベルトを縛り、金具で固定。
見事にプレートフック3のおかげでツアーシェルケースがしっかりと固定できています。
ちょっと右下が溶けていますが、これからはこのような事態は起こらないのではないかと思います。
次は、手近にあったノースイーグルのテントと銀マットをモトフィズのキャリングコード3-Vで固定してみます。
MT-07でネットやコードを固定する場合、前部はタンデムステップに引っかければしっかりと固定ができますが、
後部に固定する場所がなく、やむなく不安定なウインカーかナンバーステーにフックを掛けていました。
という訳でプレートフック3の上部の穴にキャリングコードのフックを掛けたら、非常に安定して固定できました。
実際にキャンプで使用してみた
取り付け後、さっそく渚園にキャンプツーリングに行ってきました。
炎上しそうなガバガバ積載ですが、浜松までの約150キロ、荷崩れをせずに走ってくれました。
MT-07はタンデムシートの座面が小さく、お世辞にも積載能力は高くありません。
しかしながらサイドバッグも今回は持って行かず、モンベルのモンベルドライコンテナチューブLの中にテントと銀マットを入れて運ぶことができました。
プレートフック3は間違いなくMT-07の積載性を向上させていますね。
総評 MT-07のツーリング能力を向上させるマストバイアイテム
タナックスのプレートフック3は、MT-07の能力を向上させてくれるアイテムです。
お値段も2,400円ほどで購入でき、だれでも取り付けることができます。
また、取り付けによってデザインが損なわれることもありませんので、MT-07でツーリングを考えている人は購入してみてはいかがでしょうか。