セダンで車中泊は可能?実際に試してみた

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先日、和歌山県は潮岬にオートキャンプに行ってきました。

本来なら2泊キャンプをするつもりでしたが出発時刻が遅くなってしまったため、道の駅で夜を明かすこととなってしまいました。

自分の愛車はトヨタマークX、いわゆるセダンに属する自動車です。

一般的にセダンは車中泊に向かないと言われております。

ですが、今回はあえてセダンで車中泊をしてみました。

前回JB23ジムニーで車中泊して以来の愚行でした。

今回はセダンで車中泊は可能なのか体当たりで検証した内容となっております。

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セダンは車中泊に向かないのか

セダンは車中泊に一般的に向かないと言われています。

ミニバンやステーションワゴンの多くはシートを倒すとフルフラットになる機能を備えております。

車種によっては車中泊の利用を前提として、シートを倒しても出っ張りや傾きができないように配慮した設計がなされているものもあるようです。

一方で、セダンは荷室と乗車スペースが分離されていることもあり車内空間に余裕はなく、足を伸ばすスペースも限られております。

実際にセダンで車中泊はかのうなのでしょうか?

結論は、「不可能ではないがコツとグッズが必要」となります。

セダンで車中泊をする方法

席を倒してフラットにする

トヨタ公式HPより引用

自分のマークXの場合、前席のヘッドレストを抜き取り、リクライニングをさせることによってシートがフラットになります。

ここに寝袋を敷いて眠ることが最も簡単な車中泊の方法であると言えます。

しかしながら、マークXの場合、フルフラットと言いながらも横になるとシートの凹凸は気になりますし、166センチの自分でも足をダッシュボードに載せないと足の置き場がない状況でした。

寝袋を敷きましたが、凹凸がひどくて平坦なところで寝たい自分にとっては苦行でした。

マークXのフルフラット状態は後席に座って足を延ばしながら本を読むなどの状態を想定しているようで車中泊については考慮されていない印象です。

トランクで寝る(オススメできない)

セダンで車中泊をする方法として次に考えられるのはトランクで眠ることです。

マフィア映画などでセダンのトランクに死体を突っ込むシーンを見たことのない人間はいないかと思われます。

これを生きている人間でやろうとするものです。

トランクの中は暗いですし、周りの目も気になりません。

しかも座面は間違いなくフラットです。

セダンであるならば足は延ばせないでしょうが、車幅から考えて横向きで丸まって眠れば安眠でしょう。

ただし、この方法には大きな問題があり、これを解決しないと命にかかわります。

後述のトランクスルー機能があるセダン以外はトランクで眠るべきではありません

ここでセダンのトランクで寝るために心がけておくべき手段について書いていきます。

1つ目は外に出る方法をあらかじめ確認しておくこと

近年製造されたセダンであればトランクの中にリリースレバーが付いておりますので、そこを捻ればトランクは空きます。

トランクの内側からの開錠方法についてはこちらのサイトに詳しく書かれています。

しかしながら、トランクの開錠方法を知っていたとしてもトランクを締めてしまえば中は暗黒です。

以前、友人にトランクに押し込まれ閉められたことがありますが、人生において最も暗い空間に放り出されました

ライトがない限りは方向の感覚すら分からず、リリースボタンを見つけることも難しいでしょう。

アクション映画でトランクに押し込められた主人公がスキをついて逃げ出したりするのは現実的にはかなり難しいとすら思えます。

2つ目は酸欠のリスクを回避すること。

トランク内は密閉されており、閉じてしまえば空気の流入は皆無。

トランクの容量から考えて、寝ている間に酸素濃度が下がって酸欠状態になってしまう可能性があります。

トランクを半開きにするなど酸素を確保せずに眠るのは危険です。

3つ目はスマホを持ち込んでおくこと。

仮にトランクで閉じ込められてしまった場合、外部と連絡を取る手段がなければ最悪死体となって発見されてしまうことになりかねません。

外部と連絡を取れる手段を常に確保しておきましょう。

繰り返しになりますが、後述のトランクスルー機能がないセダンのトランクで眠ることは危険です。命に関わります。

トランクスルー機能を活用する

セダンの中には後座席を倒すことができるトランクスルー機能を持ったものがあります。

自分のマークXもトランクスルー機能が備えられています。

トヨタ公式HPより引用

この機能を活用して、後席を倒して足をトランクに差し込んで頭を倒した後部座席に載せ眠ることができます。

自分が車中泊をしたときはこの体勢で眠りました。

足も伸ばせるし、座面はフラットで、シートが坂になっていたので枕替わりになり、実際問題眠ることが可能でした。

セダンで特別な道具なしに車中泊をするならこの方法がベストであると考えられます。

セダンで快適に車中泊するためのアイテム

セダンで車中泊は可能ですが、寝袋だけで安眠するのははっきり言って難しいです。

愛車がマークXでトランクスルー機能があったので救われましたが、もしこの機能がなかったとしたらゾっとします。

もし、セダンにお乗りの方で快適に睡眠を取りたいのであるならば、これらの商品を検討してみてはいかがでしょうか。

エアマット

セダンのシートを倒してフラット化しても、実際のところシートの凹凸は残り完全な平面にはなりません。

そこで、シートの上にエアマットを展開することによって凹凸を無くして快適に眠れるようにする商品が発売されています。

どうしても車中泊をしてみたい人は一度試してみてはいかがでしょうか。

 ブラインドシェード

車中泊をするにあたってサンシェードは必須でしょう。

今回自分が車中泊をした場所は人通りが全くないところでした。

しかしながら、そのような場所であっても人の目を気にしながら休んでも安眠はできないでしょう。

道の駅等人や車の往来が多いところならばなおさらです。

また、眠っているときに犯罪等に巻き込まれるリスクもあります。

スモークガラスがあるといってもフロントと前席のガラスには最低限覆いをかぶせる必要はあります。

また、ブラインドシェードによって断熱性も高められます。

冬場に車中泊をする際には冷えから自分を守ってくれる必需品であるといえます。


電池式ランタン

ランタンを吊るす場所がないで、シートの上に置いてみた

電池式のランタンもあると便利です。

スマホのライトでは車内を均一に明るくさせることはできませんし、貴重なバッテリーを浪費させてしまうことにもつながります。

発火の恐れのない電池式ランタンもあれば便利でしょう。

自分はキャンプ用に使っているコールマンのランタンを車中泊に流用しています。

総論:セダンで車中泊はしんどいがそれを可能にするアイテムはある

セダンで車中泊をするのは正直しんどいかったです。

車内空間は限られており、トランクに足を突っ込んで寝る羽目になりました。

水曜どうでしょうのヨーロッパリベンジで大泉洋がEクラスのセダンで「ここをキャンプ地とする!」と宣言をして車中泊をしていましたが、彼の辛さをよく理解することができました。

せっかくキャンプ道具を積んでいるのですから駐車場にコットでも置いて横になったほうがなんぼかマシであったというのが感想です。

一方で、キャンプを行わない方が貧乏旅行をする場合や、地震で被災されたなど、セダンで車中泊を強いられる方もいるかもしれません。

そのような場合であっても車中泊を快適にするための道具を用いて少しでも快適に過ごせることを祈っています。

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