【レビュー】コスパ最強ジェットヘルメット OGK KABUTO AVAND2
この記事はOGKのスポーツジェットヘルメット、AVAND2について5年間使用している自分がレビューした記事になります。
こんにちは!杉浦かおる(@munenmusou_blog)と申します。
今回、私がメインで使っているOGK KABUTOのAVAND2についてインプレッションをしてみたいと思います。
サブのヘルメットとして購入し、5年間ほど毎日の通勤や軽いツーリングなどで利用してきました。
被って走行した距離は数万キロに達すると思います。
結論から言ってAVAND2のコストパフォーマンスについてはジェットヘルメットの中で最高ではないかと思います。
派手な機能はないためメインのヘルメットには向かないものの、街乗りや通勤通学に利用するのであればお勧めできるヘルメットだと思います。
- 軽くて被りやすい
- メガネを掛けたままヘルメットの着脱可能
- インカムとの相性が悪い
- 遮音性がイマイチ
- 街乗りや通勤通学用のヘルメットにおすすめ
- 原付用ヘルメットとしてもアリ
デザイン
私のavand2はチッタのパールホワイトというグラフィックモデルです。
デザインは人それぞれなので評価は分かれると思いますが、Amazonでは単色モデルとグラフィックモデルの値段がほとんど変わらないのでせっかくならグラフィックモデルを買うといいかなと思います。
前から見るとこんな感じ(布団の上で撮ってすみません)
ただ、このヘルメットは帽体が大きいらしく、ヘルメットを被ったまま非バイク乗りの友人の前に現れたところ
「ボンバーマンやんけ!」
とのお言葉をもらいました。
白と赤というのがあいつを彷彿とさせるのでしょうか…
ブラックならあまり目立たないかもしれませんね。
機能
インカムの取り付けは可能だがお勧めできない
AVAND2は自分が知っている限り2013年には既に登場していたヘルメット。
その頃はインカムがちょうど出回りだしたころです。
このため現在のスポーツジェットヘルメットには当然装備されているスピーカーホール、つまりインカムのスピーカーを入れるための穴がないのです。
したがって、インカムを取り付けるのにはあまり向いていません。
実際にAVAND2にインカムを取り付けていたことはありましたが、長距離を走っていたところ、耳が痛くなってしまいました。
ジェットヘルメットでインカムを取り付けたいのであれば、同じOGK製品のEXCEEDや、同じ価格帯ですとLS2のコプターなどが検討対象でしょう。
重量や被り心地
AVAND2は軽量です。大体1300グラムぐらいかな。
重心のバランスも良く疲れにくいです。
ツアークロスは長距離を走ると首が疲れましたのでそれに比べれば快適快適。
ちなみに私のヘルメット遍歴は、アライのツアークロス3、OGKKABUTOのエアロブレード5、OGKKABUTOのEXCEEDとなっています。
これらのヘルメットと比べると、一番手軽に被れるという点が優れていると思います。
また、この中で一番メガネが掛けやすいので眼鏡ライダーにも向いていると思います。
乗車インプレッション
街乗り
とても快適です。
ジェットヘルメットの視界の広さは安全に寄与します。
また着脱が容易なのもグッドポイント。
ヘルメットの頬の部分を広げるようにして被れば、
眼鏡を掛けたままヘルメットを脱ぎ着することができます。
また、ヘルメットはバックルで閉めるタイプなので、
カチッとやればヘルメットを嵌めることができます。
信号待ちで頭がかゆくなった時も簡単に外して頭を掻けますね(笑)。
高速道路
このヘルメットにはOGKが特許を取得したウェイクスタビライザーが装着されています。
写真では左側のシルバーの部分ですね。
こちらがヘルメット後方の乱流を減少させ、快適性の向上につなげているとのことです。
実際に100㌔で後方確認をする際に首を振っても風圧で首がグルっとはなりにくかったです。
高速道路でのノイズについてですが、ツアークロス3やエアロブレード5のようなフルフェイスヘルメットには及びません。
しかしながら、ジェットヘルメットは顎が覆われていませんし構造上フルフェイスヘルメットよりも大きな音がするのはしょうがないでしょう。
ただ、以前所有していたBELLのオフヘルのようにうるさくて走行に耐えられないものではありませんので大丈夫です。
実際に北陸ツーリングでも東海北陸道を200㌔ほど走行しましたが不快には感じませんでした。
シールド
歪みもなく、快適です。
クリアシールドはごく薄くスモークがかかっています。
また、私が現在使っているのはスモークですが、外から見るとわずかに自分の顔が見えます。
スモークといってもそこまで濃いものではないようで、夜でも街中ならなんとか使うことができます。
私は通勤用に主に使っていますが、スモークシールドを付けていても問題ないと感じましたので、併せてスモークシールドも購入してみてはどうかと思います。
ヘルメットの内装の分解
ヘルメットでめんどくさいのが清掃。
いちいちチークパッドを外して、抜き取って…、めんどくさいですよね。
しかしながらOGKのヘルメットはスナップボタンとはめ込みを組み合わせた簡単に分解できる内装を持っていて簡単に外すことができます。
ARAI・SHOEIに比べてお値打ち
私が購入した時は1万4000円ぐらいで購入することができました。
グラフィックモデルでこの値段なのはかなりお得なのではないでしょうか?
特にこの価格帯では韓国製や中国製の怪しいメーカーのヘルメットもひしめき合っています。
日本メーカーでアライショウエイの次に位置するOGK KABUTOという大手企業のヘルメットが購入できるのはかなり安心ではないでしょうか。
総評:通勤通学や街乗りにおすすめ!
この価格でこの性能か!というのが私の意見です。
もちろんアライやショウエイといった3万円台のプレミアムヘルメットに比べれば見た目等多少チープな面も見られますが、ガンガン使うヘルメットとしては非常に便利かなと思います。
ツーリングライダーやセカンドバイクのヘルメットに。
また大学生の1つ目のヘルメットとしてとてもいいのではないかと思います。
私個人としては、地方の大学生が原付に乗るときに、半ヘルではなくこれを被ってほしいと思います。