OGKのジェットヘルメットEXCEEDは長距離ツーリングに最適!
今回は、先日購入したインナーサンシェード付きジェットヘルメットのOGKカブトのexceed(エクシード)のレビューをしていきたいと思います。
W800を購入し、攻めた走りをする必要がなくなったことや、メガネライダーなので長距離走行時にサングラスを付けるのが難しく、インナーサンシェード付きのヘルメットを購入することを決めました。
インナーサンシェード付きのヘルメットは、重い、大きいなどという先入観から購入を長らくためらっていましたが、今回exceedを購入してみてその懸念は一掃されました。
インナーサンシェード付きジェットヘルメットは長距離ツーリングにおいて最も優れているヘルメットと言っていいでしょう。
それを、比較的安い値段で高性能を実現しているexceedはまさにコスパ上等と言っていいでしょう。
皆様に自信を持ってオススメできるヘルメットです。
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OGKカブト exceedの見た目、機能について
見た目は普通のスポーツジェット、インナーサンシェードが最大の特徴
今回購入したexceedのカラーはメタリックブラック。
サイズは以前から使っている同社のavand2と同様のLサイズを選択しました。
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exceedの見た目は一般的なスポーツジェットヘルメットです。
このヘルメット最大の特徴であるインナーサンシェードはヘルメット左側のレバーによって開閉します。
走行中に操作をしても問題ない使い勝手の良さがあります。
ヘルメットの換気性能については、前方に2つ、後方に1つベンチレーションが備わっており、どちらもシャッターで開閉可能です。
exeedはサンシェード付きながら帽体も小さく重量も問題なし
ここで、自分がインナーサンシェード付きヘルメットを購入するにあたり懸念していたヘルメットのサイズと重量について、同社のサンシェードなしヘルメットであるavand2と比較してみます。
上述の通り、インナーサンシェード付きヘルメットには、「重量が重い」「帽体が大きくなり不格好」という批判があり、それが自分がexceedの購入をためらう一因となっていました。
しかしながら、どちらもexceedに関しては当てはまらず、一般のジェットヘルメットと同様に取り扱うことができます。
写真ではわかりにくいですが、縦横のサイズはほぼ同一です。
しかしながら、前後方向についてはexceedの方が数センチ長かったです。
特にスクーターのメットインに収納する使い方をされる方は少々注意が必要かもしれません。
ただ、exceedに関してはインナーサンシェード付きだからマッチ棒になってしまうなんてことはありません。
また、重さについては当然ながらavand2より重く、同じく同社の軽量フルフェイスヘルメットのエアロブレード5とどっこいといった感じです。
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ただ、exceedにインカムを取り付けたうえで1日500キロを超えるようなツーリングをしましたが首が痛いということはありませんでした。
exceedは軽量のフルフェイスヘルメットと同程度の重さですのでそこまで心配する必要もないという印象でした。
また、顎紐はエアロブレード5と同様のラチェット式になっております。
ツーリングでは観光地等で乗り降りすることが多くなると思われるため、着脱が容易であるという点でメリットかと思われます。
インカムも取り付けがしやすくなるよう配慮されている
このexceedを購入するにあたり、インナーサンシェードに次いで自分がポイントとしたのは、インカムやカメラが取り付けやすいようにデザインが配慮されている点です。
exceedの側面は一部が平面となっており、貼り付け型のインカムが取り付けられやすくなっているうえ、イヤーホールや内装の配慮等がなされており、インカムを取り付けることが前提であるかのような設計となっております。
実際に自分もビーコムを取り付けています
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exceedでツーリングをしてみて気付いたこと
exceedを購入して愛知県からビーナスラインまでの日帰り500キロツーリングを含めて1000キロ近く乗ってみました。
そこで気づいたことについて書いていきます。
ちなみに、自分が乗車しているのはW800であり、一般的なネイキッドに乗っての感想だと思っていただければ幸いです。
インナーサンシェードは便利すぎ!眼鏡との干渉もなし
exceed、そしてインナーサンシェード、舐めてました。
もっと早くからこのヘルメットを購入しておくべきだったと後悔しました。
日中のツーリングではインナーサンシェードを下ろしておいて、トンネル内では解放する。そんな使い方が可能でした。
また、眼鏡をかけたままでもインナーサンシェードとは干渉せず、またヘルメット自体も眼鏡を掛けられるよう内装にスリットが設けられておりメガネライダーへの配慮もなされています。
ただ、メガネを掛けたままヘルメットの着脱ができるavand2とは違い、ヘルメットを被る際は、一度眼鏡を外さないといけないため利便性は少々下がっています。
剛性を高めるための措置とはいえ少々マイナス点です。
時速120キロで走行してもインカムで会話が可能、静粛性は高め
新東名の120キロ区間をマスツーリングしましたが、メーター読み120キロの速度であってもインカムで友人と会話が可能でありました。
また、高速道路においても頭が振られることもありません。
一般的なネイキッドのポジションであっても巻き込み風はわずかであり、コンタクトレンズが乾いてしまったりといったことはありませんでした。
この点についてはavand2よりもシールドが下に出っ張っていることやヘルメット自体の剛性が高いことが要因なのではないかと感じました。
高速道路であってもフルフェイス並みの快適性を保ってくれていたことに素直に感心しました。
街乗りやワインディングでも視野が広くて快適
もともとツアークロス3のような視野の広いヘルメットを使っていましたので、オンロード用のフルフェイスヘルメットだと、視野が制限されるように感じ窮屈さを覚えていました。
exceedについてはジェット型であるため、視野を制限するものはなく快適です。
幅広く見えるということは危険予知としても有効であり、ツーリング時の快適性にも寄与してくれていると思います。
シールドを開けたままでの走行は難しい
Avand2であればシールドを開けたまま60キロぐらいまでは問題なく走行ができるのですが、exceedの場合は30キロも出さないうちにシールドの風切り音が無視できないぐらいに大きくなってしまいます。
そのため、停車時以外はシールドを下ろして走行することが求められるでしょう。
ただ、シールドはノッチ式になっており、半分ぐらいシールドを下ろした状態で保持もできるため、顎下等が熱い場合であってもある程度風を通すことは可能です。
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総評:exceedはツーリングライダー向け!買い替えに至適
インナーサンシェード付きジェットヘルメットは、ヘルメットの最終到達点です。
峠小僧やレースをするライダーでもない限り、ツーリングをするのであるならば最も快適なヘルメットの種類であると言えます。
長距離を走りたい、フルフェイスに飽きた、ヘルメットの着脱が多い。
そのような方の2つ目のヘルメットとしてぜひ購入してみてはどうでしょうか。
同じコンセプトであるshoeiのJクルーズよりもお値段は安いにもかかわらず、自分が使用して値段以上の価値があることは実証済みです。
exceedはツーリングライダーの頼もしい味方になってくれるでしょう。
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