PCX(JK05)
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PCX(JK07・KF47)にGIVI箱を取り付けるための最も簡単な方法をお教えします

PCX デイトナ リアキャリア
杉浦かおる
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今回は、新型のPCX(JK05)でキャンプツーリングをすべく、GIVI箱積載用のデイトナの専用リアキャリアモノロックケース用の汎用ベースを取り付けてみました。

こんにちは、杉浦かおる@munenmusou_blog)です。

これは新型PCXで行える最も簡単かつ確実なGIVI箱取り付け方法です。

自分が写真を撮影しながらでも20分ほどで完了しましたので、慣れていない人でもやり方を見ながら挑戦してみれば10分ほどで作業は終わるのではないでしょうか。

皆様のご参考になれば幸いです。

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必要な工具

必要な工具は下記の通りです。

プラスドライバー

メットイン内部のプラスネジを外すのに使用します。

特に考えずに#2のサイズのドライバーを使用しました。

大したトルクではないので、日曜大工用のプラスドライバーで十分だと思います。

六角レンチセット

キャリアやベースが六角キャップボルトであるため、六角レンチセットが必要です。

いつも使っているKTCの六角レンチセットを今回も利用しました。

ネジザウルス

必須ではありませんが、六角キャップボルトを締める際にナットが供回りしないように抑えるためにネジザウルスを使いました

あんまり正しいやり方ではないので、ネジザウルスよりスパナのほうがいいかもしれませんが、効率よくやりたかったので使いました。

もっとも、何かと便利なのでネジザウルスは一本持っておくことをおすすめします。

リアキャリアの取り付け

デイトナの車種専用キャリアが間違いない

今回購入したのはデイトナのSS1190SR1163というPCX専用設計のリアキャリアです。

SR1163は廃盤となり、後継のSR1190という品番になっているようです。
見た目に変化はないので取り付け方法はSR1190と変わりないはずです。

お値段は少し張りますが、専用キャリアを用いることでどんな不器用さんでも間違いなく汎用ベースを取り付けることが可能になります。

リアのアッパーカウルを外す

まず、リアのアッパーカウル(以下リアカウル)を外していきます。

前のモデルから、リアのブレーキランプ直上の部分だけが別体パーツとなっており、そこを外せばすぐにリアキャリア用のネジ穴が見えるようになります。

ただ、リアカウルを一度外さないことにはそれができません。

まずは、メットインを開けてリア側にあるプラスネジ2つをドライバーで外します。(痛恨の写真なし)

その次にリアカウルの構成パーツを外していきます

PCX リアカウル取り外し
指先で引っ張って浮かしていくイメージで

リアのアッパーカウル自体は爪で止まっているだけなので、グラブバー部分から慎重に引っ張っていけば外れます

リアカウルの中央部の別体パーツを分離させる

リアカウルが外れたらリアカウル後方の中央部にある別体パーツを外します

下の写真のように爪で噛み合わせているだけなので写真の情報に別体パーツをスライドすれば簡単に外れます

カウルの裏側から見た図、中央部のパーツを上に押し上げます

リアカウルを再装着する

別体パーツを分離させたら、先程の要領でリアカウルをもとに戻します。

すると、4つのネジ穴が予め空いていることに皆さんは気付くことでしょう。

4つの穴、なお左方の2つの小穴がプラスネジを外した部分です

ここにキャリアを装着します。

なお、中央部にも穴が空いていますが、雨水も下から抜けるようになっているはずなのでこのまま取り付けてしまいます。

ただ、見た目を気にする人については、別体パーツを取り外さずに上からホールソーで穴を開ける人もいるらしいです。

ただ、今回のキャリアの場合汎用ベースを取り付けると完全に穴は隠れるので、気にせず次の工程である汎用ベース取付作業に進みます。

キャリアの取り付け

キャリアの取り付けについては、同梱される説明書を見れば簡単に取り付けが行えるかと思います。

説明書を見ながら、キャリアをワッシャーごと六角レンチで締めていきます

ただ、この際に一点気をつけてほしいのはキャリアのパーツには左右があるということです。

下の写真のようにバイク後端(写真では右側)に向かうにつれ狭まっていくような取り付けになっています。

PCX デイトナ リアキャリア
普通は後端にいくに従って広まっていく気がしますが…

一般的なキャリアではあまりこのような形は自分の常識では考えられず、取り付けの際に少々混乱したのでご注意いただけると幸いです。

これでキャリアの取り付けは終了です。

GIVI汎用ベースの取り付け

GIVI箱ならE43NTL-ADVがおすすめ

次にGIVI箱用の汎用ベースを取り付けていきます。

私はもともとメインバイクのW800と、乗り換え前の通勤号だったリトルカブ兼用としてGIVIのE43NTL-ADVを所有しています。

GIVI E43NTL-ADVのインプレ記事はこちら
ホンダPCXのリアボックスにGIVIの「E43-NTL-ADV」をおすすめする理由
ホンダPCXのリアボックスにGIVIの「E43-NTL-ADV」をおすすめする理由

それを流用すべく汎用ベースのみを購入しました。
(リアボックス本体を購入する場合はベースも同梱であるため、ベースを別に購入する必要はありません)

あわせて読みたい
間違いないリアボックスの選び方
間違いないリアボックスの選び方

汎用ベースを「簡単」に取り付ける

一般的なリアキャリアにGIVIの汎用ベースを取り付ける場合には、ベース同梱される波型のステーをうまいこと組み合わせてキャリアの棒に挟み込んでいくのが一般的です。

他のバイクにGIVIのベースを取り付けた人は分かると思いますが、その取付が結構大変。

しかしながら、取り付けるのは専用設計のキャリアです。

そのようなまどろっこしいことは不要です。

キャリアに空いている穴に同梱のボルトを通して締め付けていくだけ

ベースがバイクのセンターを通っているかや、メットインと干渉しないかの心配も無用

ただ締め付けていくだけです。

取り付けボルトはキャリア同梱のものを使ってもいいですが、ナットはベース同梱のものを使いましょう

この革命的な取り付けの楽さは感涙モノです。

これで完成。

総評:GIVI箱を取り付けるだけならデイトナ専用キャリア+汎用ベースが最強

正直、この記事を書くほうが作業に要した数倍の時間が掛かっているぐらいに取り付けは楽です。

安物のキャリアを買って取り付けに四苦八苦するよりも専用キャリアを買ってサクッと取り付けてしまったほうが賢いと思います。

ホンダ純正キャリアを取り付けるなら別ですが、メインの大型バイクとリアボックスを使いまわしたり、もともとリアボックスを持っているならばGIVI箱のベースを取り付けるのが良いかと思います。

納車直後にバイクの構造を確かめがてら自分で取り付けてみてはいかがでしょうか。

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杉浦かおる
杉浦かおる
学生時代にバイクサークルの会長をしていたアラサー
・バイク歴10年
・走行距離10万キロ超
・日本一周達成済み
長距離キャンプツーリングとバイク弄りが趣味
現在はTRX850、W650、PCX、マークXに乗っています
カメラはSONYα7ⅢとRX100M5Aを愛用

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