PCXでキャンプツーリングはできるのか?実際に試してみた!
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この記事は、ホンダPCXでキャンプツーリングすることはできるのか、真冬に片道150キロの一泊キャンプを試してみた記事になります。
こんにちは、グリップヒーターとハンドルカバーを取り付けたPCXで冬も走り回っている杉浦かおる(@munenmusou_blog)です。
今回は、後輩からキャンプに誘われたので、真冬ですがPCXでキャンプツーリングをしてみました。
結論から言ってPCXでのキャンプツーリングは非常に快適!
原付キャンプというとハンターカブが有名ですが、元カブ主としてはカブよりPCXの方がキャンプツーリングに向いているとさえ感じました。
と、いうわけでPCXキャンプツーリングをしてみた感想は以下の記事の通りとなります。
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追記
PCXで北海道一周キャンプツーリングもしてきました。
めっちゃ快適なバイクです。
![北海道一周してPCXは超長距離ツーリングにも向いていることが分かったという話](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2022/05/image-10-640x360.jpg)
PCXはとにかく荷物が載る
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バイク歴9年、乗り継いだバイクは10台近くの私ですが、PCXは最も積載が楽なバイクだと思います。
シート下は広大で、リアシートの上もフラットかつ大きい。
キャリアを取り付けてリアボックスを搭載すれば、さらに広大な収納スペースを確保できます。
自分は自動車でキャンプをすることも多いのですが、PCXにはオートキャンプをするときとほぼ同等の荷物を積むことが可能です。
PCXは125ccクラスの中で抜群の積載性を誇ると言えるでしょう。
![杉浦かおる](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2022/06/f9fee8f9394147a0e7bb9cebf0497d81.jpg)
北海道一周ツーリングもできちゃいました。
![北海道一周してPCXは超長距離ツーリングにも向いていることが分かったという話](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2022/05/image-10-640x360.jpg)
長距離のツーリングでも快適
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以前、PCX全体のレビュー記事でも書きましたが、PCXは長距離ツーリングが快適です。
車体が比較的重いうえ車格も大きめであるため、走行時に安定感があります。
このため、キャンプ場までの長距離走行時においても疲労感は少ないと言えます。
実際に雪が舞うなか、片道3時間を掛けてPCXで150キロ先のキャンプ場に行った自分の感想としては、寒いことは別として、走行時の疲労感はかなり少なく感じました。
オフロードも意外と走れる
PCXで行ったキャンプ場は、浜松市にある秋葉神社前キャンプ場。
河原の中のキャンプ場です。
川の上流に位置しているので、頭よりも大きな石がゴロゴロしています。
キャンプ場はフリーサイトとなっており、車やバイクで直接乗り入れることができます。
自分たちがキャンプをした場所は、奥まっていてジムニーやランクルといったクロカン四駆しか入れないような場所です。
そんな普通車ではとても入ることができないオフロードであっても、PCXは問題なく進むことができました。
しっかりとしたライン取りをすれば、足をつきながらガレ場を進んでいくことができます。
荷物を積載してもバイクの挙動が変わりにくい
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PCXで一番驚いたのは、キャンプ道具を満載にしても走行時の挙動があまり変わらなかったことです。
かつて、自分はセローやリトルカブなどでキャンプツーリングをしていました。
それらのバイクでは、キャンプ道具を載せるとリアサスペンションが沈み込むため、足つきが露骨に変化したり、曲がる際の挙動がおかしくなったりすることが頻繁にありました。
一方でPCXでは、それらでキャンプツーリングをした時よりも重いアイテムを持って行きました。
しかしながら、がっつり積載しているにもかかわらず、PCXで走行する際の違和感は無視できるほど少なかったです。
![杉浦かおる](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2022/06/f9fee8f9394147a0e7bb9cebf0497d81.jpg)
スクーター特有の低重心のおかげかと思います。
キャンプツーリングの際のPCX荷物積載術
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蛇足かと思いますが、PCXでキャンプツーリングをする際の荷物積載術について、簡単にまとめておきます。
リアボックスに入れ込んでしまう
あらかじめ、こまごましたキャンプ道具をリアボックスに収めてしまうことをおすすめします。
私は、PCXで普段買い物や通勤等をしているものの、シート下容量が大きいためリアボックスはほとんど使っていません。
このため、自分はリアボックスの中にキャンプ道具を常に収めています。
キャンプツーリングの際はPCXにリアボックスを取り付ければすぐに出発することができ、事前の準備を楽にできる点で効率的です。
個人的には、リアボックスの蓋部分に荷物をさらに積載できるという点で、GIVIのE43ADVが好きです。
![ホンダPCXのリアボックスにGIVIの「E43-NTL-ADV」をおすすめする理由](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2022/12/DSC01012-2-scaled.jpg)
シート下に重量物を
PCXのシート下は大きく、大抵のものを収めることができます。
このため、自分はあらかじめ購入しておいた食料などを入れることが多いです。
また、重心バランスが変わりにくいので、シート下には水などの重量物を入れておくことをおすすめします。
リアシート上にテント等大きなものを
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リアシートの上にもPCXは荷物を積載できます。
テント等大きなものを載せておくといいでしょう。
なお、リアシート上の積載物はツーリングネット等で固定することになりますが、純正のタンデムグリップの下にくぼみがあり意外と普通に積載できてしまいました。
リュックサックに小間物を
最後に、ちょっとしたタオルや追加購入物などはリュックにしまっておくといいかもしれません。
バイクに乗る際、リュックサックをリアシートの荷物の上に乗せるようにして運転するとリュックの重さが分散されるのでツーリング時に疲れにくいかと思います。
総評:PCXは下道キャンプツーリング最強のバイクかも!?
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繰り返しになりますが、PCXでの下道キャンプツーリングは快適です。
荷物は乗るし、ロングツーリングも楽なうえ、オフロードも(意外と)いけます。
最近はキャンプツーリングというとハンターカブのイメージが強いですが、デザインはともかくとして、使いやすさ、性能という点ではカブ系のバイクよりもPCXの方が優れていると思います。
PCXはキャンプツーリング最強の125ccバイクといっても過言ではないと言えるでしょう。
![PCXはロングツーリングに向いてるか?3泊4日ツーリングしてみた](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2022/04/M5A00495-640x360.jpg)
![北海道一周してPCXは超長距離ツーリングにも向いていることが分かったという話](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2022/05/image-10-640x360.jpg)