バイクでの夜走りを勧める理由
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バイクといったらツーリング、ツーリングといったらお日様が出ているうちに観光地や峠を巡って…なんて方も多いとは思います。
しかし、夜にバイクにキーを差し込んで走りたくなる時もありませんか。
ナイトツーリングでバチっとキメたくなりませんか?
私は夜走りを進めたい。
実際、私が大学時代、バイクサークルの会長をしていた時も活動の半分ぐらいが夜走りでした。
今回は夜走りはいいぞと訴えたい、そんな記事です。
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夜走りの良い点
渋滞知らず
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道を走っていて苛立たない、それが夜走り最大のメリットです。
昼間ツーリングをすると渋滞に巻き込まれない時の方が少ないと思います。
もちろん目的地の道の駅や山は渋滞知らずですが、市街地を抜けるのがだるい。
- 動かない車列
- みるみる上がる水温
- 洒落にならない体温
- 苛立つメンバー
特に真夏のツーリングだとなかなか辛いものがあります。
しかしながら、夜走りでは渋滞などという言葉はどこにも見当たりません。
駅前、いつも混む交差点、バイパス。
全てが自分の物です。
誰もいない片側3車線を自分のペース、ツーリングチームの好きなペースで走り回るのは開放感があります。
夜景
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夜、海沿いを走れば工場夜景、山に行けば街の明かりを楽しむことができます。
ロマンチックな夜景です。
タンデムシートに女の子を乗せていいムードになること請け合いです。
また、一眼レフをリュックに詰め込んで、思い思いの場所でバイクの写真を撮ってみてはいかがでしょうか?
ナトリウムランプのオレンジ色の光がバイクを妖しく照らしていつもと違う愛車の面を引き出してくれるでしょう。
![バイク乗りはどんなカメラを選ぶべきか](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC00122-640x360.jpg)
近所の新しい側面を見つけることができる
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バイパスを夜に流すだけでも、昼間とは違う面を見ることができるかもしれません。
この混んでいる道のカーブを曲がるのは楽しいとか。
もう、近所の幹線道路が目的地になってしまうかもしれません。
通勤路が俺の物になる快感。
友人と夜中の休憩
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私は静岡の大学にいた時分、バイクサークルの友人を誘って、道の駅富士まで行くことが楽しみでした。
静岡市内から清水を抜けて国道一号線の富士由比バイパスを飛ばして道の駅富士まで走るのが、いつも夜走りのお決まりのパターンでした。
そこまで走るのも目的でしたが、そこの駐車場でタバコをふかしながらとりとめのない話をするのがとても楽しかったです。(もう禁煙したけど)
また、1人であてもなく走り、コンビニでジュースを買ってバイクをなんとなく眺めるのも悪くない楽しみ方です。
夜走りで注意すべき点
スピード
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夜になれば車は減ります。
経験上、11時を過ぎれば車通りはほとんどなくなります。
他車のいない道、ついついスロットルをワイドオープンしたくなる気持ちはわかります。
でもちょっと待ってみてください。
250ccのバイクであっても加速性能はそこらのスポーツカーを上回るのです。
ついついスピードを出したくなる、それが命取りです。
あなたがどうせ誰もいないだろうと思って道を走っているかもしれませんが、それは相手も同じです。
脇道からどうせ誰も走っていないだろうといきなり飛び出す車、果たしてあなたとバイクのブレーキは間に合うでしょうか?
飛ばすなとは言えません。
危険予測をして、メリハリのある運転を心掛けましょう。
そして、プロテクターを付けましょう。
胸部プロテクターは命を救います。
お手軽に実を守ることができるのはプロテクター入りのジャケットです。
今の時期ならメッシュジャケットがオススメでしょう。
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変な輩に絡まれる危険性
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私は足掛け6年、合計で5万キロ以上の距離をバイクで走っていますが、一度だけ車に絡まれたことがあります。
それは、帰る途中、7台ぐらいの集団で走っていた時です。
制限速度以内で走る車があったので、白線で我々は追い越しました。
すると、後ろから猛然と迫ってきて、追い越され、道を塞がれ、中からチンピラが出てきました。
怒鳴られましたが、そいつの口からは酒臭さがありました。
頭のおかしい人間との遭遇率は夜の方が高いです。
十分に注意しましょう。
故障や事故などトラブル時の救援について
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特に山へ走りに行く場合、故障や事故などのトラブルが発生した場合、対向車もなく電波も通じない状況になった場合は悲惨なことになります。
長期ツーリングのときの話で夜走りとは若干異なるかもしれませんが、私は夜中に徳島と高知の県境でバイクを壊し、路肩にテントを立ててビバークをした経験があります。
![【大失敗】四国1周ツーリングの1日目でバイクを壊して帰ってきた話](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2019/06/KIMG0385-640x360.jpg)
電波の通らないところに行くなら夜走りは複数人で行くといいかもしれません。
結論:夜走りはバイクと魂の解放
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メリットとデメリットはありますが、個人的には夜に走るとバイクのもたらす自由を最も体感できるような気がします。
特に、現代のバイクは、夜が似合うダークなデザインをしたものも多いわけですから、カメラを担いで夜景のきれいなところに行くのも面白いかと思います。
皆さんも事故とマナーに気を付け、他人に迷惑を掛けないように楽しく夜走りをしましょう!
![愛知県民の夜走りスポット、金城埠頭までナイトツーリング](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2019/05/DSC01340-640x360.jpg)
![食中毒に罹り下痢を我慢しながらバイクで一日600キロ走った話](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_20190912_170010-e1568596652822-680x382-1.webp)