バイクに乗るならグリップヒーターの取り付けを絶対にオススメする理由
この記事はバイクに乗るならグリップヒーターの取り付けを絶対におすすめする理由について書いていきます。
少なくとも取り付けてマイナスになることはないうえ、DIYで取り付けをするのもそこまで難しくはないため、ぜひとも取り付けてみてはいかがでしょうか?
こんにちは、杉浦かおる(@munenmusou_blog)と申します。
私はバイク歴約10年、乗ったバイクは合計で10台以上、合計走行距離は10万キロを超えるツーリングライダーです。
今まで色々なバイクに乗ってきましたが、ほとんどのバイクにグリップヒーターを取り付けてきました。
今までの経験から強く思うこと、それは
「バイク乗りならばグリップヒーターを絶対に取り付けてほしい」
ということです。
秋冬にグリップヒーターが活躍するのはもちろんですが、夏場であっても標高が高いところを走ったり雨の日の運転など年間を通じて活躍するアイテムです。
店で取り付けても数万円、安い物なら自分で取り付ければ一万円で収まる素晴らしいアイテムです。
思い立ったらすぐにグリップヒーターを取り付けることをおすすめします。
グリップヒーターが活躍する場面
グリップヒーターが活躍するのはどんなときなのでしょうか?
グリップヒーター歴10年の自分が考えるシチュエーションについて書いていきます。
秋冬のツーリング
当たり前ですが秋冬のツーリングにおいてグリップヒーターはマストです。
寒くなり手がかじかむとブレーキやクラッチ操作が十分に行えなくなります。
冬場は10分で辛くなってしまうことも…
こんなときにグリップヒーターがあれば秋冬の長距離ツーリングでも寒くありません。
朝の通勤
冬に限らず通勤時においてもグリップヒーターは活躍します。
真夏を除けば通勤時にグリップヒーターの装着はマスト。
「ちょっと薄手のグローブできちゃったなぁ」って時でもグリップヒーターを作動させれば快適です。
標高差があるツーリング
夏場でも山岳地をツーリングする場合、峠の頂上付近は寒いもの。
外界と10℃近く違うこともしばしばです。
メッシュグローブではちょっと肌寒い時にグリップヒーターを最弱で稼働することができれば鳥肌を立てずにツーリングできます。
グリップヒーターのバイクへの取り付け方法
ここからは自己責任のDIYでグリップヒーターを取り付けるための方法について書いていきます。
よほどのマイナーバイクでなければ先人がブログで上げている記事を見ることができるかと思いますので、「車種 グリップヒーター」で検索するといいでしょう。
なお、下に自分が今までに取り付けたバイクの過去記事を上げているので参考にしてください。
ネイキッド
ネイキッドバイクは配線が目立たないようにキレイに取り付けることが重要です。
キジマのグリップヒーターGH08をMT-07に取り付けてみた
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タンクの裏に線を通すなどの工夫が必要です。
またハンドル周りに温度調整スイッチなどがあるとデザインを損なうのでスイッチ一体型のグリップヒーターがおすすめでしょう。
個人的にキジマのGH10がいいと思います。
カウル付きバイク
カウルの取り外しさえできてしまえばネイキッドバイクよりも取り付けは簡単なはずです。
ヒューズボックスから分岐させたりY字のアダプタを噛ませたりなど電源の取り出し方法はいくらでも思いつきます。
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こちらもハンドル周りをごちゃごちゃさせたくないのでキジマのGH07などスイッチ一体型のグリップヒーターがオススメでしょう。
スクーター
小型車ながらグリップヒーターの取り付けがいちばん大変なのがスクーター。
以前PCXにグリップヒーターを取り付けましたが今まで5台近くグリップヒーターを取り付けてきたにも関わらず、3時間以上取り付けに時間が掛りました。
PCX(JK05)にキジマのGH08グリップヒーターを取り付…
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カウルやウインドスクリーンを取り外すのが大変なうえ配線の取り回しに苦労するなどネイキッドやフルカウルとは比べ物にならないほど大変です。
店に投げてしまったほうがいいと思います。
知り合いに整備士がいますが、スクーターのグリップヒーター取り付けは大変なのでやりたくないと嘆いていました
なお、スクーターで冬場を走行する際、ハンドルカバーを併用する人も多いかと思います。
この場合スイッチ一体型だとグリップヒーターの作動状況が分からないというデメリットがあります。
バーハンドルのバイクが多くスイッチを取り付ける部位がたくさんあるうえスイッチ一体型と比較してお値打ちなスイッチ別体型のグリップヒーターがスクーターにはオススメでしょう。
個人的にはキジマのGH08がいいと思います。
丈夫で冬グローブでも暖かい優れた商品です。
取り付けに「エレクトロタップ」の利用は避けよう
キジマのグリップヒーターなどでは取り付け用に「エレクトロタップ」が付いています。
エレクトロタップはバイク本体の配線に挟み込んで電源を取り出すアイテム。
自動車などではよく使われていますが個人的にはオススメしません。
バイク本体の配線を傷つけることになるため、不可逆的な損傷を配線に与えます。
経年劣化によって思わぬトラブルが発生するもとになるため、グリップヒーターの取り付けにエレクトロタップを使うのはオススメしません。
リレーや分岐タップなど元に戻せるやり方で電源を取り出す方法を取るのがオススメです。
中古バイクでエレクトロタップが使われているとガン萎えします
総評:まだグリップヒーター取り付けずにツーリングしてるの?
旧車など電装系に余裕がないバイクに乗っていたり、東北や北海道のような「冬眠」が必要なライダー以外グリップヒーターは絶対に取り付けるべきアイテムです。
費用を掛けるだけの価値はあります。
みなさんもぜひグリップヒーターを取り付けて快適なツーリングをしましょう!