絶景!潮岬キャンプ場で本州最南端ソロキャンプ!

杉浦かおる
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台風の影響で友人たちとオートキャンプをする予定であった田貫湖キャンプが流れてしまいました。

台風が幸いにも本州を逸れることとなり、天候が回復したためマークXで本州最南端の潮岬キャンプ場に赴きソロキャンプとなりました。

以前、ジムニーで車中泊旅行にでかけたときに見つけ、非常に気になっていたキャンプ場ですので、今回は思い切って利用してみることにしたのです

野宿以外でソロキャンプは初めてでしたので、不安な点はありましたが、非常に有意義で楽しい野営をすることができました。

潮岬キャンプ場は本州最南端のキャンプ場であり、またしっかりと手入れされた絶景キャンプ場です。

夏や一部連休を除けば無料でキャンプをすることができる素晴らしいキャンプ場でありましたので、今回は潮岬キャンプ場でのキャンプの様子とその魅力について書いていきたいと思います。

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潮岬キャンプ場へのアクセス・駐車場について

潮岬キャンプ場へのアクセスは、以下のようになっております。

本州最南端、紀伊半島の先端です。

マークXで愛知県から下道を通って向かいましたが、8時間以上掛かるロングドライブでした。

一応JRの紀伊本線の串本駅から町営バスは出ているようですが、キャンプをするためには乗り物で行かないと難しそうですね。

渚園キャンプ場には、キャンプ利用者専用の駐車場があります。

駐車場の入口が少々わかりづらいところにあり苦労しました。

奥のブロック塀の細い路地に入っていくと駐車場になっており、車が30台程度とバイク用の駐輪場がありました。

もちろん駐車料金は無料です。

潮岬キャンプ場は夏と連休以外は無料で使用できる!

潮岬キャンプ場はハイシーズンと連休以外は無料で使用することができます

有料期間等についての情報は公式ホームページで見ていただければ幸いです。

無料期間中は木立の中のごく一部のスペースのみが解放されますが、有料期間中は芝生の面を広く利用することができます。

写真のように芝生の中で広々とキャンプができるのは、有料期間中のみですのでご注意ください。SNS映えを狙うなら有料期間中ですね!

今回、自分は秋口の3連休の中日にチェックインしたため600円を支払いました。

有料期間中の利用料金は1人600円のようで、バイクや車で来ても料金は変わらないようです。

また、有料期間中はゴミを回収しているらしく、駐車場の横に立てられたテントで受付を済ませると、近隣に住まわれているであろう奥様より可燃と不燃のごみ袋をいただきました。

ゴミについてはゴミ捨て場に分別して廃棄してほしいとのことでした。

600円という低料金でゴミを処分してもらえるので非常にありがたかったです。

無料期間中にキャンプをして出たゴミは自分たちで持ち帰るようにとのことでした。

流しは一か所のみ、トイレは公衆トイレで

潮岬キャンプ場は非常に大きいキャンプ場ですが、流しが1か所しかありません。

南側は一面の芝生で水道設備を設けることができないので致し方ないかと思います。

そのため、テントも比較的駐車場や水場の近くに固まって設営されていました。

一方で、海側は風が強いものの景色はきれいでしたので人に邪魔されないたくない人はそちらに設営するのも一つの手段かもしれませんね。

流しは地域住民の方々が維持管理してくださっているようで、非常にきれいで関心しました。

今回は食器類を一切持ってきていないため、使用する機会はありませんでしたが。

トイレは、道を挟んだ反対側の公衆トイレを利用しました。

一般的な公衆トイレですので、初めてのキャンプの人であっても辛くはないと思います。

潮岬キャンプ場の良いところ

雄大な景色

景色が良い、潮岬キャンプ場の良いところはこれに尽きます。

一面の芝生に覆われ、海を見ながら時間を過ごすことができます。

自分は椅子に座ったり、コットに寝転んだりして哲学書を読んでいましたが、久しぶりにここまで有意義な時間の使い方ができたと思っております。

この日は季節外れの夏日でしたが、風もさわやかで気持ちよく過ごすことが出来ました。ちょっと強いでぐらいでしたが…。

どうでもいいですが、屋外で自省録を読むとマルクス・アウレリウス帝が戦地の野営時に執筆していた気持ちを追体験できるようで少し気分がいいですね。

星空がすばらしく、天の川も見える

本州最南端で、串本の市街地からも離れている潮岬は、夜景が素晴らしい。

コンデジの写真で申し訳ありませんが、天の川がくっきりと見えました。

周りに明かりが少ないため星空観察にもぴったりです。

青空、夕焼け、日の入り、だんだんと闇に覆われ周りのランタンに灯がともる。

そして天の川が自分たちの前に姿を現す。

なんとも幻想的な時間でした。

お子様と行かれる際には、星座板や望遠鏡を持ってキャンプされると一生の思い出に残るのではないかともいました。

ファミリーキャンパーとソロキャンパーが共存している

今回は有料期間だったせいもあるかもしれませんがキャンパーたちのマナーもよく感じられました。

 

コールマンで固めたファミリーキャンパーや、若者の集団、キャンプツーリング軍団とソロキャンパーが併存しており、お互い邪魔しあわず夜の早いうちに静かになりました。(最も泥酔してすぐ寝てしまったため夜中や朝方はよくわかりませんが)

ソロキャンプをしても何ら恥ずかしくない場所であると感じられました。

潮岬キャンプ場でのキャンプで気を付けるべき点

お風呂は串本町内の温泉サンゴの湯に入るべし

お風呂は近隣にありませんので、串本町の市街地にあるサンゴの湯に入るのがオススメです。

サンゴの湯は潮岬キャンプ場から車で15分ほどでたどり着くことができます。

串本駅の横を通って行かなければならないので少々道が分かりづらかったです。

ここサンゴの湯は何を隠そう本州最南端の温泉です。

駐輪場でセローを見かけてもう一回ツーリングセローに乗りたい気持ちが高まりました

露天風呂もついておらず湯船も寮の共同風呂程度の小さな施設ですが、料金は410円という比較的お安い値段と、塩分強めでわずかに硫黄臭のする泉質がグッドでした。

自分の他にもキャンパーやツーリング途中に立ち寄っているライダーの方々、地元のおじいさまで非常に賑わっている施設でしたので、時間に余裕を持って入浴されるのがよろしいかと思います。

テントを設営してから買い出しがてらに訪問するのがオススメでしょう。

飲み物や食べ物の買い出しは事前に済ませておくこと

サンゴの湯でひとっ風呂浴びたあとは、買い出しを行いましょう。

サンゴの湯のすぐ近くに何件かスーパーがありますので、そこで食糧を調達するのがベストです。

潮岬キャンプ場の周りには食べ物を購入できるところはありません

一応、潮岬タワーではビールが売っていますが、閉店は早いです。

もし、夜になり宴もたけなわになってお酒が足りない!となってしまったときに調達する手段は皆無となります。

そのため事前にちょっと多すぎるぐらいかな?思う程度にお肉やビールは買っておきましょう。

また、潮岬には一刀庵というラーメン屋さんがあります。

仮にBBQやバーナーを持っていかなくてもそこで夕食を摂ることができるため、定休日でなければ飢える心配はないかと思われます。

風が強いのでペグダウンと軽いものが飛ばされないよう注意

これまで様々なところでキャンプをしてきましたが、潮岬キャンプ場は風の強いキャンプ場でした。

グランドシートを広げる際にも、荷物を載せていないとそのまま飛ばされてしまいそうで、また愛用するテントであるノースイーグルのミニドームを使うようになって始めてしっかりとペグダウンする必要に迫られました。

海沿いのキャンプ場は、渚園を始めとして何箇所か訪れた経験はあるのですが、ここほど風は強くなかったです。

潮岬は、伊勢湾台風を始めとして数多の台風が上陸・接近した台風銀座でもあるため、台風が太平洋にあったとしても風の影響を受けやすい場所であると考えられます。

私がキャンプをした日よりも強い風が吹くことも容易に考えられます。

強風対策は万全に行い、台風接近時など場合によっては勇気あるキャンプ中止の判断もすべきキャンプ場であると言えるでしょう。

総評:キャンプ場を管理してくれる地元の人々に圧倒的感謝

いろいろ申し上げましたが、景観においては山のふもとっぱら海の潮岬キャンプ場と言っても過言ではないぐらい素晴らしいキャンプ場であったと言えます。

このような素晴らしいキャンプ場を無料・低廉な価格で維持管理して頂いている潮岬の地元の人々に圧倒的感謝

しかしながら、ネットを見ている限り、一部マナーの悪いキャンパーがこのキャンプ場で迷惑行為を行っているようです。嘆かわしいことです。

このようなめったにない絶景のキャンプ場をこれからも使わせていただくためにもマナーよく、来る前よりもきれいにして帰る心意気で利用すべきであるのは言うまでもありません。

ぜひとも今度は友人たちとキャンプしたいと思います。

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ABOUT ME
杉浦かおる
杉浦かおる
学生時代にバイクサークルの会長をしていたアラサー
・バイク歴10年
・走行距離10万キロ超
・日本一周達成済み
長距離キャンプツーリングとバイク弄りが趣味
現在はTRX850、W650、PCX、マークXに乗っています
カメラはSONYα7ⅢとRX100M5Aを愛用

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