セロー250

【悲報】新型セロー250のエンスト病、やっぱりリコール対象だった

先日、懇意にしていただいているバイク屋さんから電話が来て自分が乗っている2018年式のツーリングセローがリコールの対象になっていることを知りました。

実はこのセローになってから2度目のリコールです。

今回はセローのリコールと、その対処後でどう乗り味が変わったかについて書いていきたいと思います。

エンストはECUの不具合だった

今回のリコールはECUの不具合によるもの。

ヤマハ発動機のホームページから引用した内容は以下の通り。

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、アイドリング状態からスロットルをわずかに開けると、燃焼室内に吸入される混合気が薄くなることがある。そのため、最悪の場合、混合気が異常燃焼し、エンストするおそれがある。

いわゆる「エンスト病」については、ツーリングセローを購入してから何度も悩まされていました。

以前書いたこちらの記事でも指摘しております。

新型セロー250は前のモデルと何が変わったのか?2019年式のツーリングセローを購入しました。 以前は2013年式のセロー250を所有しており、45,000キロほど走行していまし...

自分は2013年式のセロー250をかつて所有しており、今回のセローが2台目になります。

今回のセローについて、致命的な欠点があり、走行距離があまり伸びませんでした。

それが、「エンスト病」だったのです。

ごく低回転域でアクセルをわずかに開けながら低速でバランスを取ったり、Uターンをするとき、また交差点での発進時に突然エンストをする症状に悩まされていました。

坂道でのUターンでエンストしたときは危うく転倒するところでした。

セローというバイク自体が225の頃からトライアルバイクを念頭に開発されていたこと、また林道において「2速2輪」で進むこと、などから低速トルクがこのセローの持ち味なわけです。

しかしながら、極低速において突然のエンジン失火はセローというバイクの最大のメリットを失っている状況でした。

2013年式のセローはエンストをするにしても、ガガガとノッキングしてからストールするのでまだわかりやすく、未知のオフロードを進んでくれる頼もしい相棒でした。

しかしながら、今のセローは4発エンジンが止まるように静かにストールするからかなり危険な状態です。

そのため、セローに乗るのがおっくうな状態にまでなっていました。

リコール後のセロー250に乗ってみた感想

今回のリコールでは、自分はスロットルボディとECUを交換となりました。

その後、ツーリングイベントで300キロほど走行してみましたので、乗り味や燃費の変化についても書いていきたいと思います。

乗り味は先代セローと同様に戻った

何度も書いていますが、自分は先代モデル(2013年式のセロー250)にも乗っていました。

新型セローに代わってから少々乗り味が変わっていたのですが、今回のリコールで先代と同じ乗り味に戻ったという印象です。

まず、エンストはなくなりました

自分はスロットルを小刻みにあおって低速バランスを取る癖があるのですが、リコール前はその時にエンストすることがあり、少々怖い思いをしていました。

しかしながら、今回のセローでは前と同様にエンストはしなくなりました。

また、低速回転において粘るようになったのも先代同様です。

リコール前はエンスト前にノッキングをせずストンとエンジンが止まってしまうことがあり、セローらしくないなと残念な気持ちでした。

しかし、リコール後は高いギアでスピードが落ちるとガガガと粘るようになりました。これなら林道でも安心できそうです。

逆に悪くなったのは、エンジンの吹け上がりです。

スロットルをひねった際のレスポンスが悪化しました。

もっとも、セローでレスポンスが良くてもしょせんは20馬力ですので、低回転重視のセッティングの方が乗りやすいことには変わりありません。

燃費はほんの少し悪化したかも

リコール後にツーリングイベントであるオンタイムキャノンボールに出場し、270キロを走行しました。

行程としては1時間ほどの高速道路の後にほとんど信号のない下道を走りました。

高速道路を走ったため、燃費の最高記録は出せないルートではあります。

セローで燃費アタックをする場合は、下道を60キロ程度で延々と走り続けるのが一番効果的です。

しかしながら、今回のルートでもそれなりにいい結果が出せるはずです。

ちなみに、自分はどんなバイクに乗ってもよい燃費を出すことができる省エネ運転派です。

先代セローの最高燃費は45キロで、リコール前のセローでは48キロを出すことができました。

ツーリングの帰り道に272キロで燃料ランプが着きました。

ランプは残り2リットルで点灯するため、7リットルを消費したことになります。

つまり、燃費は38.8キロメートルです。

リコール前より燃費は少々悪化したような結果となりました。

おそらく、燃調を濃くするセッティングにECUを変更したためにこのような結果になったと思います。

もっとも、もともと高燃費なバイクですからほとんど誤差といってもいいでしょう。

最高速時のパワーも犠牲になっていませんので、問題なしです。

総評:リコール後のセローに問題なし

リコール前は乗る気が失せていましたが、リコール後にはセッティングが元に戻ったため、安心して乗れるようになりました。

これならば、新車で購入しても問題ないかと思います。

余談になりますが、私はかつて2014年モデルの初期型MT-07に乗っていたのですが、こちらもエンスト病に悩まされておりました。

一番ひどいときには、バイパスを走行中にクラッチを切って惰行状態で走っているといつのまにかエンジンが止まっているというもので、危うく死亡事故にもつながりかねない症状がありました。

ヤマハの初期型ECUが弱い説…。

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