ジモティーでバイクを売った体験談とリスク要因について
こんにちは、杉浦かおる(@munenmusou_blog)と申します。
現在、自分には手に負えない故障のため愛車のTRX850をジモティーで販売中です。
以前、リトルカブもジモティーで売った事があります。
バイクの個人売買にはリスクがつきものです。
ただ、ジモティーはヤフオクやメリカリなどと違い売買手数料等がかからないという大きなメリットがあります。
ジモティーは収入源は広告収入のため、メルカリなどと違い売買手数料を要さないのです。
私や友人も含め、ジモティーでバイクを売り買いする人は非常に多いですが、その分リスクもあります。
今回はジモティーでバイクを売ったときの方法及びリスクとなりうる要因を自分なりにまとめてみましたのでご参考にしていただけますと幸いです。
ジモティーでのバイクの売り方
ジモティーのアカウントを作成する
まずジモティーのアカウントを作成します。
スマホアプリもありますので、スマホだけでもOKです。
ただ、バイクを販売する際は文章が多いのでPCを利用して案内文を書いた方がいいかと思われます。
身分証を提示する
次にジモティーの認証を取るために2種類の身分証を提出しましょう。
何らかの商品を出品・投稿する際は、ジモティー側に2種類の身分証明書を提出する必要があります。
自分は運転免許証と保険証を提示した覚えがあります。
身分証を提示していない人はリスク要因
取引相手も認証を受けた方を選ぶと良いでしょう。
出品する
プロフィールを作成してから出品します。
最寄り駅を書く欄があるのがジモティーの特色
バイクの現況はしっかりと書き込むのがおすすめです。
バイクの場合は現車確認をしてもらうのが肝心なので
購入希望者と現車確認
購入希望者が現れたら、話し合いをして現車確認をしてもらいましょう。
コンビニの駐車場等自宅ではない場所で取引・現車確認をすることが多いです。
(色々怖いからね)
慣れた人の場合はすでに軽トラやトランポを持ってきている場合が多いです。
現金・バイク収受
現金取引の場合はその場で現金手渡し。
ナンバー付きのバイクの場合は車検証・自賠責等の書類、譲渡証明書なども予め記載して渡しておくとスムーズです。
念押しで早めに名義変更するように伝えましょう。
ジモティーでバイクを買う人は玄人が多いと思うので、不安ならば事前に相手方に確認しておくといいでしょう。
暴走族や若い人に人気のあるバイク(スーフォアとかバリオスとか)の場合は後々面倒になりそう
ジモティーで売り買いするのに向いているバイク
珍車・不人気車
珍車・不人気車はジモティーで売り買いするのに向いています。
なぜなら珍車・不人気車を好き好んで買う人は相当のバイク玄人だからです。
個人的な偏見ですが、珍車好きは珍車ばかり買います。
自分でわけわからんバイクを直すのが好きな人です。
そういった人は個人売買にも慣れていますし、変人こそあれトラブルを起こす可能性は低いからです。
不人気車TRX850を持っている自分が言うので間違いない
カスタムバイク
カスタム車も同様にジモティーで売ってもリスクが低いでしょう。
カスタムバイクを買う人はよっぽどそのバイクがお得出ない限り、イジることが好きなバイク乗りである可能性が高いです。
当然名義変更や書類起こしなどの知識を持ち合わせているうえ、ガレージ等を所有している証拠であり、信用度は高いと考えられるでしょう。
かつてイジりまくったトルカブをジモティーで売ったのですが、カブ好きの人の良さそうなおじさんに貰われていきました。
古いバイク
古いバイクもジモティー向きです。
この場合の古いバイクというのはキャブトンみたいなクラシックバイク、80年代のレプリカなどが考えられます。
これらもレストアベースなので個人売買に慣れている方が多いかと思われます。
Z1やCBX400みたいな旧車や族車ではありません。
ジモティーで売り買いするのに向いていないバイク
原付
原付を個人売買する際は注意が必要です。
高校生など若い方とやり取りをする場合、書類手続き等で不備が発生する可能性が考えられるからです。
名義変更をせずに乗り回されて事故ったら悲惨です。
ナンバー返納してから引き渡すほうが無難かと思います。
族車
族車も相手が面倒なパターンが考えられます。
本人も族なら別にいいですが、族車になりやすいバイクをノーマルで保有している人がジモティーを行うとなると大変かと思われます。
そう考えると原付のZXなんてリスクの塊ですね。
ジモティーでの個人売買の注意点
全て自己責任であること
ジモティーは基本的に自己責任です。
個人売買の場を貸しているのがジモティーです。
メルカリとは似て非なるものだと思って使ってください。
ちなみにジモティーでひどい目にあったブログを別のサイトで記事にしました。よかったら見てください。
乗り逃げに注意
以前Twitterを見ていたら試走をせがまれキーを渡したらそのまま乗り逃げされたという事件を知りました。
そのバイクは確かホークのような暴走族に人気のあるバイクです。
不動車や珍車ならリスクは低そうですがヤカラに人気のあるバイクを個人売買する際には注意は必要です。
引き渡し後の名義変更は相手の良心次第であること
一応取引後に名義変更したら連絡がほしい旨を伝えています。
概ねすぐに手続きをしてくれますが、引き渡し後の名変等各種手続きは購入者の良心に委ねられています。
トラブルになる可能性もあるというリスクも考えておくべきでしょう。
ジモティーではないところでの話です。
私の知人が原付を個人売買したところ、なんと相手は無免許。
事故を起こしバイクを捨てて逃げたことで警察から連絡が来て取り調べを受けることになる。
当然名義変更もしていないので軽自動車税の支払い請求が来る。
などなどひどい目にあったらしいです。
ジモティーは手数料がかからないけどリスクは自らが負う必要あり
ジモティーはヤフオクやメルカリのように基本的に事務手数料が取られません。
メルカリの場合、売上の10%が手数料になります。
つまり5万円の原付を売ったら4万円取られることになるわけです。
ジモティーはその点お金はかかりませんが、全く知らない人と実際に会ってやり取りする必要があります。
見ず知らずの方との取引というリスクを考慮したうえで選択すべきでしょう。
ジモティーにおけるバイクの個人売買は一般的に出品者・購入者とも玄人向けであることを考えるべきでしょう。
先述しましたが、体感的に珍車・不人気車、カスタム車ならリスクは低いと思います。
一方で原付(ZXとか怖そう)、若い人が好きなバイク(バリオス・ホーネットなど)、暴走族が好むバイク(ホーク・CBXなど)をやり取りするのはトラブルに巻き込まれる可能性があるのであまりおすすめできない印象です。
まあいい経験になるので一回挑戦してみるのも悪くないと思いますよ。
もちろん自己責任でお願いします。