W650に旭風防を取り付けるための方法
こんにちは、杉浦かおる(@munenmusou_blog)と申します。
北海道ツーリングに行くためにW650をツーリング仕様に改造しています。
今回取り付けるのは旭風防です。
自分のW650はアップハンドルモデル。
時速60キロを超えると身体に風を感じます。
北海道ツーリングでは一日数百キロを走り続けることから風防があったほうが便利です。
さらに虫や寒さ対策も考えて旭風防を取り付けました。
今回は旭風防の取り付け方法及び取り付けてみての感想について書いていきたいと思います。
旭風防の取り付けに必要なアイテム
W650に旭風防を取り付けるために必要なアイテムは旭風防自体とスパナ2本です。
旭風防の取り付け方法
布タレを風防に取り付ける
今回使用するのは以前W800に乗っていたときに取り付けていた風防。
ミニタイプです。
ミニといっても一般的な風防とは比べ物にならないぐらい大きいものです。
風防は布タレと樹脂部分が別体になって届きます。
布に穴を開けて風防にねじ止めしましょう。
詳しくはW800のときの記事を御覧ください。
ハンドルが傷つかないようにゴムやビニールテープを巻きつける
旭風防は金属製のクランプをハンドルに挟み込み固定する風防です。
昔ながらのアイテムですが、ハンドルが傷つくおそれがあります。
このため取り付け前に大まかな位置を確認する必要があります。
ゴムバンドなどでハンドルが傷つかないようにしましょう。
手軽に行いたいため自分は今回取付部分に養生テープを巻き付けました。
白や灰色などのビニールテープにするとより目立ちにくくなるかと思います。
風防の高さを調整する
取り付けは結構面倒。
2人でやった方がいいかと思います。
クランプでハンドルに固定したら突っ張り棒的な金属棒をスパナで締めたり緩めたりして最適な風防の高さ・角度を決めていきます。
よく旧車會や暴走族が風防を前に倒していますが、あそこまで倒すと頭に空気が当たらないので単純なカッコつけではなく実用性があるんだと感心しました。
布タレをヘッドライトに結わえる
最後に布タレをヘッドライトの下に結びつけます。
まるで赤ちゃんのよだれかけのようですね。
実際に旭風防を取り付けてみての感想
身体は楽
身体は圧倒的に楽になります。
W650で別に売られているような一般的なメーターバイザーに比べてスクリーンが段違いに大きいので上半身全体に風がほとんど当たらなくなります。
一方で座高や角度にもよりますが、頭に風が当たるようになるのでその点はマイナスです。しかしながらトータルで考えると疲労度は大きく低下します。
雨天走行をしても上半身は全く濡れない
旭風防を取り付けてゲリラ豪雨を食らったのですが、走り続けている限り上半身はほとんど濡れません。
同様に虫アタックでもスクリーンは汚れますがウェアは無傷です。
メーターと布タレの間にグローブ置き場ができる
これは非常に地味ながら便利であるポイント。
メーターと布タレの隙間にグローブを置いておけるスペースができるのです。
コンビニ休憩などでグローブ置き場がないのは意外と不便なもの。
シートの上に置いておけば風で飛ばされたりすることもしばしば。
その点置き場ができるのでかなり便利かと思われます。
重量物をハンドルにマウントするのでヒラヒラ感は薄くなる
旭風防は結構重いです。
2キロぐらいあるかと思います。
これをハンドルマウントする形になるので当然ハンドリングに影響は出ます。
よくいえばどっしり、悪く言えばヒラヒラ感は薄くなります。
特に極低速時は気になります。
しかしながら、すぐ慣れるので気にするほどではないと思います。
スタイルが大きく変わるので見た目的に良し悪しはある
旭風防を取り付けると良くも悪くも見た目が大きく変わります。
まさに旭風防!というデザインなのでカスタムをしている人にとっては旭風防のインパクトで他のカスタム部分が薄れて見えることでしょう。
またクラシックとも野暮ったいとも言えるデザインには好みがあることでしょう。
総評:長距離ツーリングをするなら旭風防は取り付けておくべき
W650で長距離ツーリングをするのであれば旭風防は取り付けておいて損のないアイテムです。
見た目が大きく変わるという点で好き嫌いはあると思いますがかなり便利なアイテムであることは間違いありません。