W650をタッチアップペンで手軽にキレイに再塗装
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この記事は古いバイク(W650)のフレームやタンクの塗装剥がれをタッチアップペンで簡単に補修していくという記事です。
こんにちは、杉浦かおる(@munenmusou_blog)です。
W650を後輩から貰い受けました。
23年落ち、もうすぐ9万キロに届きそうなロートルバイクです。
さすがにしゃれにならないほどボロボロになっており、時間を見つけて自分でメンテナンスしています。
エンジンの塗装・メッキのサビ落としが一段落したので、今回は色あせたり、剥げた部分をタッチアップペンで再塗装していきます。
今回補修した部分はフレーム・トップブリッジ・タンク・リザーバータンクなどなどです。
作業自体は非常に簡単なうえ、タッチアップペンも700円ほどで購入できます。
「黒い部分をしっかり黒くする」とバイクは陰影が際立ち美しくなります。
みなさんも参考にしていただけると幸いです。
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必要なもの
タッチアップペン
とりあえずあればいいのはタッチアップペン。
カワサキからも純正カラーが出ているようですが、今回はトヨタのブラックを選択しました。
すくなくとも99年式のW650のタンクと同色(自分の目からは)に見えます。
また、フレーム部分に塗っても違和感は感じませんでした。
シリコンオフ
よりしっかりと下地処理をしたいのであればシリコンオフも必要でしょう。
パーツクリーナーでも代用可能です。
個人的にはフレームやリザーバータンクなどをタッチアップペンで塗る程度であればシリコンオフも掛けなくてもいいんじゃないかなと思います。
![杉浦かおる](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2022/06/f9fee8f9394147a0e7bb9cebf0497d81.jpg)
タンクをしっかり補修するなら私でも下地処理をすると思います
施工作業
作業は非常に簡単です。
タッチアップペンでマニュキュアのように塗るだけです。
タンクをタッチアップペンで補修する
まずはタンクから。
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エンジンフィンの再塗装をしているときに気付いた2箇所の点錆。
本来ならばコンパウンドで下地処理をするものでしょうが、パッと見わからない部分の錆なのでそのまま塗っちゃいました。
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![杉浦かおる](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2022/06/f9fee8f9394147a0e7bb9cebf0497d81.jpg)
我ながら無精者のガバガバ整備
トップブリッジの補修
次にトップブリッジ。
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これも塗るだけ。
剥げたところを塗るよりも全体をタッチアップペンで塗ったほうがキレイに見えます。
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リザーバータンクの補修
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フロントブレーキのリザーバータンクは紫外線で全体的に退色しているので全体的にタッチアップペンで塗っちゃいました。
トヨタの黒は光沢が出るのでちょっと高級感もあり、下品感もありです。
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総評:バイクも「スミ入れ」しよう
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プラモデルの世界では塗装の一丁目一番地に「スミ入れ」という作業があります。
![スミ入れの上手な塗装方法とオススメのスミ入れ塗料のご紹介](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2023/01/image-7-320x180.jpg)
要はしっかりと陰影を強調するとバイクはかっこよくなるということです。
古いバイクはフレームやリザーバータンク、ブレーキホルダーなどの黒い部分が退色していることがあります。
タッチアップペンで簡単に補修をすることでお金をほとんどかけずに見た目を改善することができるでしょう。
サンデーメカニックとしてはコスパの良い作業になると思います。
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