W650のレストア メッキの錆取り編
この記事は23年落ちのW650を貰った筆者がバイク初心者の弟が乗れる程度まで車体を整備するブログ記事です。
今回は錆取り編です。
ちなみに前回はタンクのワックスがけ編です。
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こんにちは、杉浦かおる(@munenmusou_blog)です。
W650を後輩から譲り受けました。
8万キロ、99年式の23年落ちバイクです。
後輩は整備ができないのでレッドバロン任せだったそう。
重メンテもしていないらしい。
メンテ記録があるだけヤフオクの謎バイクよりはマシですね。
とりあえず大型免許を取る予定の弟が乗れる程度に直していく予定です。
空冷キャブ車でカスタムベースとしても有名なW650、先人がいくらでもブログ記事にしているのでそこまで整備は難しくはないでしょう。
まずは外装の確認も兼ねてメッキの錆取りをしていきたいと思います。
根気さえあれば難しい作業ではありませんでした。
ただ、シールコートの施工をミスって大変なことに…
ご笑覧いただければ幸いです。
作業
洗車
まずは洗車から。
汚れが汚れでなかったり、汚れの下からヤバいものが見つかったりすることもあるので洗車は立派なメンテナンスと言えます。
AZのカーシャンプーを使ってスポンジで磨きました。
サビ落とし
ある程度乾いたらメッキのサビを落としていきます。
使うのはホルツのメッキ錆取りクリーナー
これは布に付けるのが本来ですが、小さいところを錆取りする必要があるため軍手に広げます。
ちょうど歯磨き粉のような手触りです。
この磨き作業なら子どもにもできそうなので手の小さい息子にやらせるのもパパライダーならアリかも…
ハンドルポストの清掃
ハンドルポストのボルトに浮いたサビを取っていきます。
数回こするだけでサビとくすみがだいぶ取れました。
キャブレターカバーの錆取り
次にキャブレターカバーの錆取りです。
こすりまくってなんとかみっともない状態から脱することができました。
それでも数分の手作業です。
タンクキャップの鍵部分の清掃
次に行ったのはタンクキャップに軽く浮いたサビ
本当に数回こするだけでキーシリンダー周りに薄く浮いたサビが落ちました。
メッキが剥がれるぐらいのサビは落ちない
コンパウンドにも限界があります。
メッキの上に浮いたサビなら取れますが、メッキを侵してしまったサビには無力です。
エンジンガードのサビ取りをしましたが、メッキが付いている部分はきれいになりましたが、メッキが剥がれて茶色に錆びている部分はどうしようもありません。
こうなると再メッキしかない
総評:手磨きは気長にやるしかない
結局半日仕事になってしまいました。
サビサビのバイクを手磨きするのはそれ自体が趣味として成立するのはわかります。
ただ、屋外駐輪の私にとってこの作業は賽の河原に石を積むような行為です。
このため、できるところに関してはシールコート表面保護をしていきたいと思います。