バイクのエキパイとマフラーが破損したので断熱テープと金具で対処してみた
この記事はカワサキのオートバイW650のエキパイとマフラーの接続部が完全に破断したため、耐熱アルミテープで応急処置をしたという記事です。
こんにちは、杉浦かおる(@munenmusou_blog)です。
W650を後輩から譲り受けました。
99年式の初期型かつ8万キロ超えの過走行バイクです。
経年劣化によるサビやメッキの磨きなどは以前の記事で修繕・改良しました。
W650のレストア メッキの錆取り編
この記事は23年落ちのW650を貰った筆者がバイク初心者の弟が乗れる程度まで車体を整備するブログ記事です。今回は錆取り編です。ちなみに前回はタンクのワックス…
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しかしこのW650には解決しなけれならない最も大きな問題が残っています。
それはエキパイの破断。
エキパイとマフラーの接続部、もともと溶接してあるところがその部分を中心に腐食・破断していたのです。
溶接してある部分なのでそこだけがサビに弱い部分となり、劣化・破損に至ったようです。
このままでは見た目だけでなく車検に通りません。
もっとも、爆音になっているわけでもないのですが…
とりあえず一旦マフラーを耐熱アルミテープで補修することにしました。
またその上から金具で固定。
簡単ですが、誰かの役に立つかもしれないのでこの記事を上げておきます。
W650のマフラー補修方法
ブレーキペダルの取り外し
今回のエキパイ破断はエキパイ側もマフラー側もボルトでしっかりと固定されており、振動で外れる可能性は低いことを鑑み車体からマフラーは取り外さずに処置を行います。
今回破断したのはブレーキ側。
ブレーキペダル根本の真下です。
このためじゃまになるブレーキペダルを取り外していきます。
ブレーキペダルは10ミリのボルト一本で固定されています。
ボルトを外したらゴムハンマーかなにかで後ろから叩けばペダルは抜けます。
W650のリアブレーキはドラムブレーキなのでこの点楽でありがたい。
エキパイの脱脂
次にワックスや泥などで覆われているエキパイを脱脂していきます。
シリコンオフかパーツクリーナーを吹きかけましょう。
断熱テープの巻き付け
今回使用したのはSOFT99の断熱テープ
150℃まで対応とのこと。
個人的にはちょっと失敗したかと思っています。
冬場ならともかく夏場の渋滞でエキパイの破断部分が150℃を超えることはほぼ間違いなさそうだからです。
こっちの高断熱タイプにしておけばよかったかも。
テープなので適当に巻きつけていきます。
この際針金で縛った方がよさそうですが、とりあえず物は試しとただテープだけで覆ってみました。
金具の固定
一旦アルミテープだけで走ってみましたが、クランプする金具も必要かと思い念のため購入。
どうやらエキゾーストパイプを連結する用のクランプです。
結構太め
取り付け
隙間の大きいエキパイのエンジン側から金具を通します。
あとは部品を挟み込むだけです。
完成
見た目は最悪ですね。
自分の巻き方が下手なのも相まってアルミホイルを巻き付けたみたいです。
とりあえずこれでしばらく走ってみて結果を改めて報告したいと思います。
個人的にはエキパイとマフラーをクランプするギプスみたいな金具を上から巻き付ければよっぽど大丈夫そうではないかと考えています。
エンジンを掛け、手を差し出してみたかぎりでは排気漏れはなさそうです。
(マフラー底部に水抜き穴があってそこから排気が出ていて排気漏れしているのではと混乱した)
まさに猿知恵といったところです。
どうにもならなかったらヤフオクでマフラーを買って取り付け直したいと思います。
純正品なら数万円で購入できるので溶接する手間を考えると買ったほうがいいかも…