W650のミラーを丸形メッキミラーに変更してみた
この記事はカワサキのオートバイ、W650のミラーを純正からデイトナのモンスターミラーに交換してみてのインプレッション記事です。
こんにちは、杉浦かおる(@munenmusou_blog)と申します。
後輩から譲り受けたW650。
99年式の20年以上落ちのボロボロバイクです。
かなりヤれていたのでいろいろな部分を修繕しました。
今回はミラーの交換です。
以前純正ミラーのサビ落としとコーティングを行いましたが、今回はまるまる別のものに交換してしまいます。
選んだのはデイトナのモンスターミラー。
近年あまり見かけなくなった丸形のメッキミラーです。
自分の目標はW3風にW650をカスタムすること。
その一環としてメッキミラーを選びました。
いわゆるZ2ミラーをW650に取り付けてみました。
今回はW650へのモンスターミラーの取付方法とモンスターミラーのレビューを書いていきたいと思います。
取り付け
デイトナモンスターミラーの用意
まずはデイトナモンスターミラーの用意
なかなか実店舗で発売されていない商品なのでAmazonで購入しました。
W650のミラーは10ミリの正ネジ。
下記の商品を2つ購入すればOKです。
ミラーをシールコートでコーティング
メッキミラーがサビてしまうと磨くのが面倒なので、まずはKUREのシールコートで表面をコーティングします。
KUREから発売されているメッキ用コーティング剤です。
要するにメッキ用のクリアーコートです。
屋外でミラーの背面にスプレーします。
30から40センチほど距離を撮って20分ごとに3度ほど吹き付けます。
間違ってもガラス面に吹きかけてはいけません。
乾かすと施工前よりわずかにメッキの輝きが鈍りますが、錆びるよりはこちらのほうが手入れが楽なので好きです。
吹き付け過ぎは垂れるもとなので注意します。
バイク本体に取り付け
バイク本体にミラーを取り付けていきます。
W650の場合17ミリのスパナが必要です。
古いミラーを外し、新しいミラーを取り付けていきます。
位置の調整
次にミラーの位置を調整しましょう。
大方合わせてからちょっと近所を一回りして微調整すると良いと思います。
デイトナ モンスターミラーのレビュー
実際にW650でツーリングしてみて感じたデイトナ モンスターミラーについての感想をレビューしていきます。
ミラーの鏡面が動くのが面白い
一般的にバイクのミラーを調整する場合はミラー本体を動かすものです。
一方でモンスターミラーの場合は鏡面部分だけを動かすことで後部視界の調整を行います。
電動調整機能付きの車のミラーのようです。
これによってミラーの位置を外観的に好みの状態のまま後部視界が調整できるというもの。
バイクミラーにはあまりない機構で面白いです
新しいバイクの場合そのままでは車検が通らないかも
同封されていた説明書によると、2007年以降生産のバイクでは車検違反になる可能性が指摘されていました。
どうやら衝突時における衝撃緩和機能、つまりミラーが可倒する機能が備わっていないことが問題となるようです。
この場合、ミラーとバイクのブラケットの間に衝撃緩和キットを組み込めば問題ないと思われます。
責任は取れないよ
総評:Z2ミラーでW650をレトロカスタム
ミラーの交換は簡単ながらドレスアップ効果の高い作業です。
W650の純正のスクエア型ミラーからZ2風ミラーに交換してみました。
私は最終的にW650をスクランブラー化、W2TTのようにしたいと考えているので丸形ミラーはその一歩です。
ただ、ちょっとショートミラーになってしまったのでまた取り替えるかもしれません。