蒸れないライディングシューズ、シンテーゼ15をレビュー

杉浦かおる
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毎年のように酷暑に襲われておりますが、ツーリングをやめることはできないライダーであるところの杉浦かおるです。

今回は、夏のツーリングを少しでも快適にできるようメッシュのライディングブーツ、Elfのシンテーゼ15を購入して、日帰りロングツーリングに持ち込みましたので、その感想を簡単に書いていきたいと思います。

結論から言うと、このシューズは一般の運動靴と比べてものすごい涼しいというわけではありません。

が、真夏のツーリングにおいて足が蒸れることはなく、現在ブーツで厚さに苦しんでいるライダーにおいてはぜひともオススメしたいライディングシューズです。

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見た目

今回購入したのは、シンテーゼ15の黒色です。

ほかにもオレンジ、グレーネイビー、ブラック、ホワイト・レッド、グリーンが販売されております。

シンテーゼ15は、防水透湿素材を使った定番ライディングシューズであるシンテーゼ14を一部メッシュにしたモデルです。

シンテーゼ15には防水性能はないものの、その分通気性に優れた暑い時期に特化したライディングシューズになっております。

見た目はこんな感じです。

足首のマジックテープと足元のバックルにて固定するハイカットスニーカーのようなモデルになっております。

ソールは平面で、ヒールのソールについては薄いものになっております。

ツーリングで使用してみての感想

シンテーゼ15

ブラックカラーだと靴が目立たなくていいね

今回、シンテーゼ15を装備して日帰りで400キロ以上のビーナスラインツーリングをしてきました。

愛知からビーナスラインまで日帰り下道400キロツーリング

その結果を踏まえて気づいたことを書いていきたいと思います。

ちなみに、自分のライディングシューズ歴については、アビレックスのYAMATO、ガエルネタフギア、モーターヘッドのオリジナルモデルを今まで着用してきました。

アビレックスYAMATOを4年、45,000キロ使用してのレビュー

また、現在の所有バイクはツーリングセローYBR125です。

通気性はそれなりに良好

まず、シンテーゼ15最大の特徴である通気性についてです。

こちらは運動靴には劣るものの、ライディングシューズとしては風通し良好です。

ツーリングセロー乗車時には時速50キロ程度から足先に風を感じました

いつもツーリングの際には厚手のナイキのロングソックスを履くのですが、それにも関わらず風の通りを感じることができたのは特筆ものです。

また、450キロのツーリングの最中には32度程度の中渋滞に巻き込まれるなどしましたが、真夏にも関わらず1日を通して足の蒸れは感じませんでした

これは今まで使ってきた他のライディングシューズではなかったことです。

靴は足幅広めかつ甲高でも大丈夫

エルフは日本の老舗メーカーです。

当然足型も日本人向けに作られていると思います。

自分は足幅が広く4E相当なのですが、シンテーゼ15を着用した際には横幅に不満を感じることはありませんでした。

また、甲についても余裕があり、甲高の人であっても着用して苦しいということは考えにくいと思います。

着脱の容易さはツーリングにおいて便利

ツーリングブーツとしては比較的着脱が容易であることもメリットといえます。

最近はやりのBoaシステムほどではありませんが、バックルを開け、足首部分を緩めれば靴を脱ぐことが可能です。

ツーリングの中で昼食が座敷席になるなど、靴を脱がざるを得ない場面はしばしばあるでしょう。

そういった中でライディングシューズの着脱の容易さは小さいことですが、重要になってくると思います。

くるぶしグリップがしやすい

オフロードバイク乗り以外ではくるぶしグリップという言葉はあまり耳にしたことがないかもしれません。

くるぶしグリップとは、その名の通り、くるぶしでバイクを挟み込み車体を安定させる姿勢です。

あくまでも副次的な効果かもしれませんが、シンテーゼ15はライダーのくるぶしを転倒から守るためにくるぶし部分の生地を厚く作っています。

これが、くるぶしでバイクを挟み込むことを容易にしてくれます。

ツーリングセローのようなオフロードバイクに乗る方にとってもメリットであるといえます。

薄底のため足つき改善は認められない

自分は驚異の短足であるため、足つきにはいつも苦労しています。

特にツーリングセローはオフ車の中では低いシート高ですが、それでも830mmを誇るため、精神的な負担から解放されるためにも足つきがなんとかよくなってほしいという気持ちはあります。

YAMATOの場合は、ビブラムソールに加えてインソールを換装したために足つきの改善に寄与してくれました。

しかしながらシンテーゼ15はフラットソールでヒールも低めなため、足つきの改善は見込まれません

普通のスニーカーでツーリングセローに乗るのと足つきの差異は認められませんでした

総評:足が蒸れるなら購入しろ

夏の足の蒸れから解放してくれるライディングシューズであると言えます。

もともとのシンテーゼ14自体が定番のライディングシューズであり、デザインはそのままにメッシュ生地にしたシンテーゼ15が優秀なシューズであることは明らかでしょう。

ライディングシューズの中では比較的安価ですし、夏の暑さに困っているライダーにとって買いであるのは間違いありません。

欲を言えば、自分のようなオフ車乗りでバイクを降りて軽いトレッキングをするような人間に対して、ビブラム(風)ソールもラインナップしてくれると嬉しいのですが…

いずれにしても良いシューズであるのは間違いありません。

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ABOUT ME
杉浦かおる
学生時代にバイクサークルの会長をしていたアラサー
・バイク歴10年
・走行距離10万キロ超
・日本一周達成済み
長距離キャンプツーリングとバイク弄りが趣味
現在はTRX850、W650、PCX、マークXに乗っています
カメラはSONYα7ⅢとRX100M5Aを愛用

読んだ人の役に立てるブログを目指して記事を作成しています

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