【ナンカイ ヴェイパー】体感気温マイナス7℃?真夏の新スタンダード、水道水だけでOKの気化熱ベストをレビュー

杉浦かおる
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こんにちは、杉浦かおる(@munenmusou_blog)と申します。

夏のツーリングが年々辛くなってきている気がします。

昨年は気温40℃のなかツーリングをして、もう真夏にバイクに乗りたくないぐらい思っていました。

しかしながら、暑さはアイテムでなんとかしようと思い、今回ナンカイの気化熱ベスト 「ヴェイパー」を購入したのでそのレビュー記事になります。

最高気温30℃のツーリングで使用してみたところその効果はテキメン。

ツーリング中、渋滞時も含めて一度も「暑い」とは感じませんでした。

この商品は襟元から水道水を入れるだけで特殊素材から水を放出し、気化熱で身体が涼しく感じられるというベスト。

商品がうたう「体感気温マイナス7℃」というのは実際伊達ではなく、気温30℃ではむしろ寒いと感じてしまうほど

「濡れていないのに湿っている感じがする」

「ジャケットを脱ぐと暑い」

という不思議な体験をしました。

ちょっと値段は高いのですが、購入する価値のある商品だと思いました。

ナンカイという信頼できるかつお値打ちなメーカーの製品ですので安心できると思います。

夏のツーリングが多い方やUber Eatsなどのデリバリーをする方はこのナンカイ「ヴェイパー」を購入すべきだと思います。

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開封

今回は楽天の公式ショップで購入してみました。

外装はこんな感じ。

ビニールに包まれているだけですね。

水を注ぎ入れる用のボトルとカタログが付属していました。

本体レビュー

今回はMサイズを購入してみました。

自分は身長165センチ、体重60キロ。ユニクロのシャツはMサイズを着用しています。

サイズはこんな感じ。

ジャケット自体の重量は乾燥状態で316g。実際に着用すると少し重さを感じます。

同梱のボトルの容量は200mlほどなので水道水を入れると500グラム程度になるかと思われます。

着用感はごく一般的なベスト。

ジャケットやインナープロテクターも着用すると少々着ぶくれ感と重量感があります。

冬ジャケットみたいな重量感があります。

空気の層を作るためのメッシュ地と後述しますが水を入れた際のタプタプ感は独特です。

ジャケットの使用方法

ジャケットの使用方法はかなり簡単。

水を用意すればいいだけ

保冷剤のように事前に冷やしておく必要もなく、空調服のように充電を気にする必要もありません。

自分のように休日の朝に急にツーリングに行きたくなるタイプにもぴったりです。

同梱のボトルに水道水を入れる

まず同梱されているボトルに水道水を入れます。

直接蛇口から給水することも可能です。

ただしボトルの説明書にも書いてあるとおり水を入れすぎると中の繊維が傷んでしまうとのことなので、同梱のボトルを使うことをおすすめします。

なお、ミネラルウォーターなどはカビの原因になることから使用は控えてほしいとのことです。

襟の給水口から水道水を注ぐ

次にベストの外側の襟から給水口を引き出します。

外側の襟上部からタコの口のようなものを引き出し、そこに水を注ぎ入れればOK。

数分ベストを放置して馴染ませる

水を注ぎ入れたら全体に水がいきわたるよう横倒しにして3分ほど放置します。

撮影用に室内で作業しましたが、給水口から逆流することも水漏れすることもありませんでした。

使用感レビュー

ナンカイ ヴェイパーを購入して300キロほどツーリングしてきました。

ここからは実際にツーリングしてみての使用感についてレビューしていきたいと思います。

服は濡れていないのに身体はしっとりする不思議な感覚

気化熱により身体を冷やすジャケットと聞いてはじめは「ある程度身体を濡れさせてその走行風で冷やすもの」だと思っていました。

実際には身体は濡れていないのにも関わらず涼しいというもの。

今回、レビュー用にモンベルの速乾シャツの上からヴェイパーをはおりましたが、濡れて色が変わっていることもありませんでした。

特に脇腹と腹回りに霧吹きをかけられたようにしっとりしているような気がするにも関わらず実際には濡れていないという不思議な感覚です。

しかもかなり涼しい。

気温30℃でも一切暑いと感じませんでした

道の駅でベストを脱いで少し経ったら「暑っ!!」と思ったので効果はかなり高いと思われます。

とにかく暑いのに暑さを感じない、濡れてないのに濡れているような感覚が特徴です。

停車中でも涼しい

着用して気付いたのは停車中でも涼しいということ。

一般的にメッシュジャケットは走行風(だいたい40キロぐらい)で涼しさを感じるものです。

一方でヴェイパーは常に涼しい感覚を保ってくれます。

走行中に冷やされすぎず、渋滞や道の駅のような停車中も涼しい感覚が続きます。

途中で水道数は注ぎ足せば1日中性能をキープしてくれる

このベストのいいところは水道水を注ぎ入れるだけで涼しくなること。

200ml程度のボトル1つで4時間涼しさを保ってくれます

ツーリング時、3時間半ぐらいで少し性能が落ちてきた気がしたため、道の駅のトイレで給水。

すぐにまた涼しくなりました。

保冷剤や専用液、空調服とは異なり、どこでも手に入れられる水道水でOKなので、夏に泊りがけのツーリングをしたり、行き当たりばったりのツーリングをするときも便利です。

また、初夏など日中は暑く、夕方は涼しくなるような場合については水がすべて蒸発するに任せ、夕方は冷えない状態で帰宅…なんて使い方もいいかもしれません。

冷感インナーを併用すればもっと涼しく感じられるだろう

自分は真夏は冷感インナーを活用します。

野球やランニングでも便利なので特におたふく手袋の冷感インナーを愛用しています。

市販の冷感インナーを併用すればさらに涼しく感じられること請け合いです。

総評:ヴェイパーは夏のツーリングに必須!

気温30℃と真夏に比べればまだ涼しい部類のツーリングの使用にとどまっていますが、30℃という気温のなか、暑がりの自分は一度も暑いと感じませんでした。

個人的にこのベストなしで夏にバイクに乗りたいとはもう思いません。

バイク便・Uber Eatsなど業務で夏に2輪車に乗らないといけない人にとってもおすすめできる商品でしょう。

ただし、暑さを感じない分、水分補給を意識しないといけないとも思いました。

ナンカイ・ヴェイパーは水道水だけでびっくりするほど涼しく感じる夏のバイクには必須の新しいスタンダードと感じるアイテムであると言えます。

おすすめです。

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ABOUT ME
杉浦かおる
学生時代にバイクサークルの会長をしていたアラサー
・バイク歴10年
・走行距離10万キロ超
・日本一周達成済み
長距離キャンプツーリングとバイク弄りが趣味
現在はTRX850、W650、PCX、マークXに乗っています
カメラはSONYα7ⅢとRX100M5Aを愛用

読んだ人の役に立てるブログを目指して記事を作成しています

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