バイクのユーザー車検の際に前オーナーの課税証明がなくて焦った話
こんにちは、家の断熱性能が低すぎて屋内で凍死しそうな杉浦かおるです。
先日、ヤフオクで購入したTRX850のユーザー車検に行ってきました。
前オーナーの課税証明書がないバイクを購入したため、ユーザー車検当日に(非)課税証明書を取得するなど大慌てでした。
ネットにこのような場合の対応について書かれたものがほとんどないので、どこかで誰かの役に立つと考え、以下顛末を記します。
前オーナーの課税証明書がない!
ユーザー車検前日にTRX850の必要書類を確認したところ、前オーナーの課税証明書がないことに気付きました。
困った!
普通自動車であれば、クレジット振り込み等で支払証書がなくとも課税状況が電子的に確認できるため、課税証明は不要です(マークXの車検で確認済)。
ですが、バイク(軽自動車税)についてはどうやら未だペーパーレス化はしていない様子(ネットを見る限り)。
慌ててネットで調べると、課税証明書の再発行については前ユーザーの住所地の市役所に対して連絡することと書かれていました。
が、業者委託販売のため前オーナーがどこの自治体で軽自動車税を支払ったのかが分からない!
そもそも遠隔地申請では郵送されるまでに何日かかるかも分からない!!
困った!!
地元の市役所で非課税証明書をもらえばOK
業者も課税証明書ぐらい付けてくれよ!!と怒れてきましたが、ネットをさらに探ると「年度内に名義変更されたバイクについては当該年度中における軽自動車税の支払い義務がないため、住所地の市役所にて非課税証明が発行できる」と書かれていました。
つまり、自分の住んでいる市役所で当該バイクの非課税証明を出してもらえば車検を受けることが可能ということです。
助かった!!!
翌日、車検前に自分の住所地を管轄する市役所の税務課に行き、非課税証明を出してもらいました。
その際、職員の方に「非課税証明???」と言われてしまい、なんでわかんないねんと思いましたが、頂いた証明書には「課税証明」と書かれており、備考欄に「当該年度については非課税」という旨の文言が記載されていました。
つまり、正確には「非課税であるという旨が書かれた課税証明」であり、税務課の職員の困惑はもっともだったわけです。
また、名義変更2週間後ぐらいで課税証明書の申請を行ったため、同じ職員の方から「名義変更をしたばかりだと課税状況がデーターベースに反映されておらず、課税証明の発行ができない可能性がある」とも言われました。
はえ~。
総評:ヤフオクバイクには法的知識も必要
今回の一件でかなり行政手続きの勉強にもなりました。
現在社労士の勉強中ですが、併せて行政書士も取りたくなってしまいました。
今回の一件で学んだことは、以下の3点です。
[box03 title=”学んだこと”]
- 前オーナーの課税証明のない車検切れ間近のバイクを購入した場合は注意が必要
- ヤフオクバイクは整備知識だけでなく法的知識も必要になることがある
- ユーザー車検は日程に余裕を持って行おう
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この記事が自分と同じように書類がなくて慌てている誰かに届けば幸いです。