半ヘルでバイクに乗るのは危険!事故って改めて思うこと
こんにちは、杉浦かおる(@munenmusou_blog)です。
私は学生時代バイクサークルの会長としてサーキットやジムカーナごっこなどをしてよく転倒していました。
恥ずかしながら公道においても一度だけ事故経験があります。
これらたくさんの転倒歴から言って「半ヘルでバイクに乗るのだけはやめてほしい」と強く思います。
その一番の理由は「半ヘルで守られる頭の範囲が小さく防御力が低い」から
125cc以下のバイクは半ヘル(半キャップ・ハーフヘルメット)でバイクに乗ることができます。
しかし私はスポーツジェットヘルメット、できればフルフェイスヘルメットでバイクに乗ることを実体験から強くオススメします。
今回は、そんな半ヘルでバイクに乗ることが危険な理由を書いていきたいと思います。
自分の転倒経験から感じる半ヘルの危ないところ
自分はサーキット・ジムカーナ場で何度も、公道で1回転倒をしています。
いずれも20キロ~60キロと比較的低速で原付が出せるスピードの範囲内での事故です。
それでもやはり「半ヘルでバイクに乗るのは危ない」と考えます。
ヘルメットがずれる可能性
半ヘルはキャップ型という別名があるように頭にヘルメットを載せて紐で固定する形状になっています。
その形状から衝撃を受けた際にズレやすいという欠点は否めません。
頭をスッポリ覆うようなフルフェイスやスポーツジェットに比べてそれは明らかでしょう。
万一、バイクから転倒して頭を地面に打ち付ける際に衝撃でヘルメットの樹脂部がずれ生身の頭がアスファルトに叩きつけられたら…
私はそれが怖くて半ヘルは一度も使ったことがありません
スリップダウン時、顎や耳を削ってしまう
私は公道で1回だけ事故をしました。
それは「冬の日にあたたまっていないタイヤでいきなりバンクをしたところ、時速60キロでスリップダウンした」
というまことに情けない単独事故です。
そのときはアライのツアークロス3を被っていました。
その際長袖長ズボンでしたが、足は血まみれ、ジーンズは完全に破れという状態。
頭も地面に叩きつけられたものの頭部に怪我はありませんでした。
これはアライというヘルメットのトップメーカーの性能の高さを身をもって体験したことになります。
さて、後日、転倒時に被っていたヘルメットを確認することにしました。
その際傷ついていたのは耳から顎に掛けての部分。
ちょうど横向きにアスファルトを滑っていったのもあり、側頭部がガリガリになっていました。
もし、半ヘルを被って同じ事故に遭っていた場合、側頭部が守られていないことから耳や顎が削れていたのは間違いありません。
総評:50ccの原付でもスポーツジェットヘルメットかフルフェイスを被ってバイクに乗ろう
半ヘルでバイクに乗るメリットは「楽」「好みなデザイン」というだけしかありません。
風が目に入る、虫が直撃する、冬は寒いとデメリットは大きいです。
そのうえ安全性も低いためオススメしません。
「学生で50ccしか乗らないし…」「近所に出かけるだけだから…」と半ヘルにしている人も多いかもしれませんが、スポーツジェットヘルメットやフルフェイスヘルメットを被ってこれからバイクに乗ることをおすすめします。