OGKのヘルメット、エアロブレード5にインカムを取り付けてみた
OGKのエアロブレード5を購入したのでインカムを取り付けてみました。
今回取り付けてみたのはビーコムのSB4XLITEです。
結論から言えば今まで3種類程度のヘルメットにビーコムを取り付けましたが、エアロブレード5は最も取り付けるのが容易であるという確信を得られました。
取り付け方法
本体の取り付け位置を決める
まずはビーコムの本体の取り付け位置を決めていきます。
当たり前ですがヘルメットをかぶったときの左側に取り付けます。
場所についてはあまり前側(顎側)ですと襟と干渉したり操作が難しくなったりします。
耳の下あたりがいいのかなと自分では考えています。
写真ですとこんな感じになりました。
今回はベルクロを張り付けることによって取り付けましたがビーコムの場合ははめ込み式のクリップベースも発売されております。
ただ、内装と干渉する可能性があるため、ベルクロで装着する方式で取り付けたほうが無難かと思われます。
スピーカーの取り付け
本体の位置が決まったら、スピーカーの取り付けに入っていきます。
まず、イヤーホールを取り外していきます。
取り外したのが上の画像です。
ベルクロで取り付けられているだけなので外すのは簡単です。
次にスピーカーを取り付けていきます。
スピーカー側にオス(チクチクする方)のテープが貼りつけてあれば、スピーカー側にテープの貼りつけは必要ありません。
内張りがスエード地になっており、マジックテープはくっつきます。
穴にスピーカーを挿入します。
スピーカーから出るコードについてもそれを導くように切り欠きが設けられております。
また、ビーコムのノーマルのスピーカーのサイズは他メーカーより少々大きめとされておりります。
そのため、メーカーによってはイヤーホールに収まらないことがありますが、エアロブレード5については問題なし。
ピッタリと収まります。ビーコムを前提にしたように設計されているのかもしれませんね。
マイクを取り付けていく
スピーカーを取り付けたらマイクを取り付けていきます。
マイクの固定用のスポンジの位置には注意が必要です。
このヘルメットの特徴なのか、自分の唇がタラコなのかわかりませんが、スポンジの位置を少々考慮しないとスポンジとキスをするハメになってしまいます。
少々考えたのちにスポンジをギリギリまで上部に配置することにしました。
配線の取り回しを考える
最後に配線の取り回しを行っていきます。
まあ、これは試行錯誤しながらひたすら押し込んでいくしかないんですけどね…
できる限りコードが外に露出しない方法を取りましょう。
コードがたるんでいると何かに引っ掛けて脱落したり風切り音や断線のリスクも増しますからね。
ヘルメットによっては内装と外装の隙間からコードを引き出したりもできるんですが、エアロブレード5についてはちょっと難しそうです。
総評:取り付けは簡単、楽しいバイクライフを!
イヤーホールの付いているヘルメットは初体験でしたが、インカムの取り付けが前提となって設計されているためか、いままでのヘルメットの中では断トツにインカムの取り付けが容易でした。
ヘルメット装着時のスピーカーの張り出しによる違和感もほとんどなく、これから買うヘルメットを選ぶならイヤーホール機能の装備は自分にとって前提となるでしょう。
バイクに乗る方、とりわけマスツーリング派にとってインカムはすでに必需品となっているといっても過言ではありません。
インカムを使うバイク乗りにとって、このヘルメットはオススメであるといえます。