W800に荷物を積んだらカーブでアンダーが出て死にかけた話
先日、W800でフェリー込の4日間の九州旅行に出かけました。
その際、リアボックスを積載したことや、着替えや予備工具など荷物を大量に積載したことから、アンダーステアが出てしまいました。
2回アンダーが出て、路肩に突っ込みかける、センターラインを割るなど対向車がいないから助かったものの、かなり危険な状態。
W800に乗っている皆さんも気をつけていただきたく、また自責の念も込めて簡単に敬意をまとめておきます。
荷物はそこまで積んでない、積載箇所が原因か
自分は体重がヘルメット込で65キロほどになります。
また、荷物はリアボックスを純正キャリアからオフセットし、3日分の着替えや工具などをそれぞれボストンバッグや、サイドバッグに分散して積載していました。
しかしながら、重量としては決して多いものではなく、荷物の合計重量は15キロほどしかありません。
1日目の高速道路や名阪国道では全く問題ありませんでしたが、2日目の山道のワインディングでは、思ったとおりに曲がらずなんとなく気持ち悪く感じていました。
それで中低速コーナーを制限速度で走っていたときにアンダーが出ました。
倒し込んでも倒し込んでも曲がってくれず、路肩に突っ込みかかり、ブレーキを掛けて事なきを得ました。
自分がビビりであるうえ、慣れていない道だったので低速で走っていたのが功を奏しましたが、対向車がいたり、スピードを上げていたらと考えるとゾッとします。
積載時にはプリロード調整が必須
宿につき、プリロード調整をしました。
プリロードは出荷時のままにしていましたが、一番硬くしておきました。
W800のプリロード調整は、六角レンチ等の細い棒をプリロード調整用の穴に差し込み力を込めて回すだけなので誰にでもできます。
これを行ってからは、阿蘇のワインディングを楽しみましたがアンダーは出ず、また曲がり方にも違和感が出ませんでした。
総評:W800で積載をする場合はプリロード調整をしよう
自分はいままで色々なバイクに乗ってきましたが、ここまではっきりとアンダーが出たのは初めてでした。
大した積載もしていなかったため、キャンプツーリング等の際にはプリロード調整が必須になるものと思われます。
W800にお乗りの皆さんはぜひプリロード調整に気を使っていただくと楽しいバイク生活が遅れるのではないかと思いました。