W650の燃料タンクの外し方
こんにちは、杉浦かおる( @munenmusou_blog)と申します。
今回はW650の燃料タンクの外し方について書いていきたいと思います。
令和時代にW650に乗っているような人にとっては釈迦に説法かもしれませんがご参考いただければ幸いです。
W650の燃料タンクの外し方
シートを取り外す
まずはシートを取り外します。
クラッチ側にある鍵穴にキーを差し込み、回すとシートが外れます。
燃料コックを「ON」か「リザーブ」にする
次に燃料コックを「ON」か「リザーブ」の位置にします。
W650は負圧式のキャブレター。
通常のキャブのように「OFF」の位置にするとガソリンが漏れ出します(一敗)
上の写真のように下向きにせず、左右どちらかの位置にコックをひねってください。
燃料タンクに繋がるホース4本を外す
次に燃料タンクに繋がるホース4本を外していきます。
クラッチレバー側に燃料コックとキャブに繋がるホース2本。
反対側の「オーバーフローチューブ」「エアーベントチューブ」も外しておきましょう。
金具で固定されているチューブもあります。
この場合はラジオペンチなどで外して手で引き抜く必要があります。
また、W650ぐらいの古いバイクとなるとそれぞれのチューブが経年劣化していることも多いため必要に応じて買い替えておくべきでしょう。
タンクを外す
最後にタンクを外していきます。
取り外しの際に楽なのでガソリンが減った状態のタンクを取り外すことをおすすめします。
また、タンクを置く際は古タイヤやブルーシートなどタンクが傷つかないものをあらかじめ敷いておくべきでしょう。
タンクを固定しているボルトを外す
タンクを固定しているボルトはシート下に2つだけ。
こちらを10ミリのメガネレンチまたはボックスレンチ等で外していきます。
自分は昔から使っているイーバリューのラチェットレンチセットを使っています。
3000円台で一通り揃うのでサンデーメカニック入門にはピッタリと言えます。
タンクを後ろに引っ張る
タンクの前側はゴムブッシュに引っ掛けるように固定されています。
このためボルトを外したら後ろに引っ張るようにしてタンクを取り外します。
引き抜くと表現したほうがいいかもしれませんね。
これでW650のタンクの取り外しは完了です。
総評:タンクを取り外せるようになるとメカニック感が出る。
バイクのガソリンタンクの取り外しは簡単にできる割には「作業した感」が出るのでサンデーメカニック的には楽しいです。
W650においてはスパークプラグの交換などタンクの取り外しが必要な作業は多くあり、この作業ができるようになるとバイク屋さんで工賃を払う必要がなくなります。
あくまで自分の作業方法なので責任は取れませんが、みなさんもチャレンジしてみてください!