北海道ツーリングに行く前にカスタムしておくべきバイクのパーツ
この記事は北海道ツーリングに行く前にツーリング仕様としてカスタムしておくべきバイクパーツについて実際に北海道をキャンプで一周した自分がまとめた記事です。
こんにちは、杉浦かおる(@munenmusou_blog)と申します。
自分は昨年2週間かけて北海道を一周してきました。
また今年も北海道ツーリングをする予定です。
2度目の北海道ツーリングをするにあたって愛車のW650を北海道ツーリング仕様にカスタムしていきたいと思いました。
北海道ツーリングをするにあたってカスタムしておくべき内容を共有して皆さんの役に立てればと思い記事を作成します。
今回は北海道ツーリングをする際に必要なバイクのカスタムについて書いていきます。
北海道ツーリング前に取り付けておくべきパーツ
グリップヒーター
北海道ツーリングをするのであれば真夏であってもグリップヒーターを取り付けておくべきでしょう。
私は北海道を5月下旬にツーリングしましたが、北海道は本州より1ヶ月ほど季節がズレている(寒い)と考えたほうがいいです。
海岸沿いを走っていると海霧に突っ込むことがありますが、霧の中は体感で-10℃は寒い。
さらに峠越えなどにおいては真夏であっても寒いと感じることでしょう。
早朝からのツーリングにおいても同様です。
グリップヒーターを取り付けていない方については、取り付けておくことで体力の消耗が大きく変わると思われます。
風防
風防についても可能なら取り付けておくべきです。
北海道ツーリングは時速60キロで延々と走り続けます。
このため風防があることによって体力の低下を大きく抑えられるでしょう。
また真夏以外にツーリングをするのであれば寒さ対策としても有効です。
さらに北海道の一部は虫が非常に多いことから何日もツーリングする際にウェアやヘルメットが虫の死体まみれにならないようにするためも有効でしょう。
USB電源
近年のツーリングモデルの多くはシガーソケットやUSB電源を標準装備していますが、もし古いバイクや小排気量車などに乗っているならばそれらは装備されていないでしょう。
北海道ツーリングに行くのであればUSB電源などを取り付けておくべきでしょう。
モバイルバッテリーを持っていてもせいぜいスマホを数回満充電にできる程度です。
毎日宿に宿泊するならともかくキャンプツーリングをするならインカムやカメラなど他の電子機器の充電としても心許ありません。
このためUSB電源の取り付けはマストと言えます。
個人的な使い方としては日中にスマホやモバイルバッテリーを走りながら充電して、夜にカメラやインカムにモバイルバッテリーを通して充電するといった使い方がおすすめでしょう。
キャンプをするなら「GIVI箱や金属ケースなど完全に密閉できるボックス」が必要
北海道でバイクツーリングをするのであれば、(道外から来る方なら)多くの方がキャンプをしながらツーリングするはずです。
キャンプツーリングをするのであればGIVI箱をはじめとした樹脂及び金属の密閉できるボックスを購入しておくべきです。
理由1:キツネに食料を盗まれないため
理由の1つ目としてはキツネに食料を盗まれないためです。
北海道のキャンプ場には、大抵キツネが住み着いています。
昼間はねぐらの周りをウロウロしていて観光客に餌をねだっていると可愛いものです。(餌をやってはいけません)
しかしながら夜になるとやはり畜生。
残飯を漁るならかわいいもので、ひどい場合だとテントを食い破って食糧を盗んでいきます。
実際に自分はキャンプ場で「テントを壊されたことがある」という方に会いましたし、Google Mapのキャンプ場のクチコミでもよくそういったことが書かれています。
テント内に置いておいても盗まれるのです。
このため匂いをシャットアウトし、物理的に開けることができない樹脂・金属ケースの中に食糧をしまっておくことをおすすめします。
理由2:キャンプ場での盗難対策
最近北海道のキャンプ場において盗難が多発しているようです。
高級なキャンプ道具を窃盗し、転売していることが多いと思われます。
盗みをはたらくのはキツネだけではありません。
一番の盗難対策は肌見放さず身につけておくことです。
バイクツーリングにおける次善の策としてはカメラや人通りのある場所にバイクを駐輪しGIVI箱の中に突っ込んでおくことでしょう。
これならばバイクごと盗難されない限り中身を盗まれる可能性はかなり低くなります。
理由3:電子機器の水損・破損対策
現在、防水シートバッグなどツーリングバッグにおいて防水加工がなされているアイテムはおおくあります。
しかしながら、防水バッグとはいえども大雨の場合は緩んでいた口元から雨が侵入したりする場合もあります。
この場合、電子機器やカメラのようなアイテムが水損する可能性は0ではありません。
さらにソフトケースですから立ちごけや荷崩れによってそれらの精密機器が下敷きとなり破損する可能性もあります。
一方GIVI箱を始めとしたボックスにおいてはほとんどが防水になっていることでしょう。
実際にGIVI箱は大雨でも台風でも浸水することはありません。
水損や破損を防ぐという点においてもハードケースの取り付けは有効であると言えます。
総評:北海道ツーリングにおいては快適装備の追加が必要
北海道ツーリングをするのであれば、長距離走行が快適になるような装備を追加するべきでしょう。
個人的には最後のGIVI箱はキャンプツーリングをするのであれば絶対に装備しておくべきです。
中古で買って北海道ツーリング時だけ取り付けて帰ってきたら売っぱらうぐらいしても全く損はしないと言えるぐらいおすすめできます。
荷物は現地でも買えますが、装備はなかなか難しいので転ばぬ先の杖ということで予めしっかりとメンテナンス・カスタムをしたうえで北海道ツーリングに行くべきでしょう。