YBR125スクランブラー計画① ~外装取り外し編~
YBR125のスクランブラー計画を思い立ち、さっそく計画に移してみることになりました。
今回は、外装を外し、フレームの状態までスカスカにすることが目標です。
外装を外すことにより、バイクの構造を理解することができますし、部品の交換にあたり、どのようなものを用意すればいいのかの理解の助けになります。
というわけで、今回は燃料タンク以外のほとんどのパーツを取り外しましたので、自分の整備記録も含めて記事にしていきたいと思います。
結論から書くと、YBR125の外装外しは数あるバイクの中でもかなり簡単なものであると感じました。
YBR125の外装取り外しに必要な工具
外装を外すために必要な工具はとても少なく、整備性の高い実用的なバイクであると改めて感じました。
必要な工具はこちらになります。
・10ミリ・12ミリのレンチ
・プラスドライバー
・8ミリの六角レンチ
・ペンチ(場合によっては必要ないかも)
サイドカバー・シュラウドの取り外し
はじめに、サイドカバーとシュラウドを外していきます。
猛暑を避けるため早朝からひさしのある玄関先で部品を外していきます。
この間、雨戸をラダー代わりに部屋にバイクを入れて整備しようかと思いましたが見事に失敗しました。
YBR125を室内に引入れるためにに雨戸を利用するも無事失敗
危うく窓ガラスを粉砕するとこだった pic.twitter.com/XyqAI3KICq— 杉浦かおる (@ojisanworking) August 9, 2019
とりあえずは、サイドカバーから外します。
サイドカバーは1点がボルトで締まっているため10ミリのソケットレンチで取り外していきます。
残りはゴムブッシュで引っかかっているため、思いっきり引っ張れば大丈夫です。
クラッチレバー側については、書類入れも兼用されているため、鍵でロックされているので、鍵を差し込んで回せばOKです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
次にサイドカバーを外していきます。
サイドカバーは2か所が固定されているためそれを外せばOK
タンクのツメで引っかかっているので、斜め上方に引っ張ってあげれば外れます。
シュラウドが外れました。
シュラウドに合わせてタンクがえぐられていますので、カスタムにあたりそのまま流用は難しいことが判明しました。
また、ガソリンのオーバーフロー用なのか、謎の漏斗状のゴムパーツとドレーンパイプの存在にも気づきました。
まあ、重要部品ではなさそうなので、これは廃棄。
シュラウドとサイドカバーを外すとこんな感じ。
このYBR125はFIのモデルでキノコ状のパワーフィルターを付けたり、スカチューンは構造上不可であるため、サイドカバーについては、自作の必要があるかと思います。
バッテリーの取り外し
電装系もいじるため、バッテリーも取り外していきます。
マイナスから外すということはわかっていてもビビりなので感電が怖いチキンです。
シート・テールカバーの取り外し
シートとテールカバー、ライトを取り外していきます。
シートに関しては、サイドカバーを外して、後輪インナーフェンダー裏側のボルトを取り外せばOKです。
次に、シルバーのボルトを緩め、リアキャリアを外していきます。
結構強いトルクで締まっているため、注意が必要です。
自分は手を滑らせて、危うくフレームで手を切るところでした。
リアキャリアを外した後は上の写真に乗っているすべてのボルトを外すことで、後方のサイドカバーと、テールライト関連部品を一括して外せます。
終了後の写真しか撮っていませんが、こんな感じ。
テールライトを取り付ける関係でフレームが溶接され、盛り上がっているのが見て取れます。
カスタム化にあたり、シートが干渉しなければ良いですが、場合によっては、溶接部分の切除も考えていかなければなりません。
リアフェンダーの取り外し
次に、リアフェンダーの取り外しをしていきます。
リアフェンダーといっても、サスペンション部分から、シート下を経由してメーターステーまで一体形成されています。
大きく、そして合理的な部品です。
サスペンション部分のボルトを外すと取り外しができたと思います(うろ覚え)
リアの電装品の取り外し
順番が多少前後しますが、このタイミングでリアの電装を全部外してしまいます。
コネクタやギボシ等で接合しているため、少々時間がかかりますが、仕方ありません。
おそらくCDIが取り付けられているのも視認できます。
また、ケーブルについては再利用予定ですので、どのケーブルがどこにつながっていたか、写真を撮っておくことは必須でしょう。
ヘッドライトを外す
リア周りの分解が終了したため、ヘッドライトの取り外しに入ります。
自分のYBR125は2014年モデル(YSPモデル)です。
そのため、丸目ではなく、カウル付きのモデルとなっております。
そのカウルは、東南アジア感あふれる野暮ったいものです。
こちらを交換することによって大きくそのスタイルを変化できるため、自分のカスタムにおける最優先事項となっております。
取り外しに関しては、ボルトをひたすら緩めていくだけなので割愛(写真撮影していなかった)
メーターに関しても機械式のため、ワイヤーを緩めるという作業は珍しいですがペンチ1っ本あれば可能です。
こちらも電装系を間違えないため、ケーブルを撮影しておきます。
このバイクはタコメーターと全く当てにならない燃料計が装備されているため、そのケーブルについても視認しておく必要があります。(タンク変えたら燃料計使えなくなるのか???)
外装外し完了
スカスカにしたぜ pic.twitter.com/8nmmcxMFM0
— 杉浦かおる (@ojisanworking) August 10, 2019
タンク以外の外装をおおむね外すことに成功しました。
これから、シート・タンク・メーター・ライト・ウインカー・ミラー類を購入し、バイクをカスタムしていくことになりそうです。
通勤バイクはツーリングセローになったので、YBRについてはのんびり作っていきたいと思います。
以上。