YBR125 スクランブラー化計画③ Fiモデルのタンク交換に挑戦するも…
YBR125のスクランブラー化にあたって、燃料タンクを交換することを検討しました。
しかしながら、自分のYBR125のタンクはFiモデル。
キャブ車ではないため、燃料タンクの交換は難航しました。
結論から書くと、いろいろと試してみましたが今回は元のタンクを使いまわすことにしました。
Fiのタンクは燃料ポンプが邪魔をする
自分は、はじめ予備知識がなかったため、Fi車もタンク交換すればポン付けやろ!
と一般的なキャブ車用の燃料タンクを購入してしまいました。
しかしながら、このタンクにはリザーブ切り替え用の穴が付いているだけで、燃料ポンプ用の穴が開いておらず、その加工能力のない自分には手に負えるようなものではなく失敗。
困っていると、Twitterよりいい意見が。
ybr125sp(ybr125custom)のタンクを使えば同じFIなので簡単かもしれません
— ダイキ@YB125SPスポーク/モンキー (@yamahataro) September 8, 2019
なるほどなあと思い、そのままYBR125SPのタンクを購入しました。
YBR125SPというのは、YBR125の兄弟モデルであるYB125SPをFiにしたモデルです。
YBR125SPは、日本で販売されてされていないため、ヤフオクを経由してマフラーを購入。
中国からの輸入品らしく、へこみこそないけれどかなり傷だらけです。
裏返すと、サイドに燃料ポンプ用とおぼわしき穴。
写真下部に、キャブ車の燃料ホース用みたいな穴があって謎です。
YBR125のタンクを外してみる
タンクだけ購入してタンクを実際に外していなかったため、とりあえずタンクを取り外してYBR125SPのタンクが取り付けられないか試してみることにします。
もっとも、先にやっておけばよかったのですが…
タンクを外すのは非常に簡単。
13ミリのレンチ一本あれば取り外せます。
外装を剥いたYBRです。
外装の外し方についてはこちらを参照ください。
タンクの根本のボルトを緩めます。
ボルトを外し、タンク後方をもちあげながら、タンクを後ろに引っ張るようにすると外れます。
が、その前に燃料ポンプ類のケーブルを引っこ抜かないといけません。
下から見てみるとポンプ類はこんな感じ。
ちょっとYBR125SPのタンクには合わせられなそうなので、何も見なかったことにしてタンクを元に戻しました。
Fiのタンク交換は鬼門
Fiのタンク交換はとにかくめんどくさいということが分かりました。
モンキーやハーレーのようにFiタンク用のリプレイスタンクが売られているならともかく、自分のように工作技術がない者にとってはかなりの難関。
しかしながら、SR400Fiのように燃料ポンプをタンクの外に設ける仕組みを導入すればなんとかなるかもしれないところはあります。
だれかやってみてほしい。
ポジティブに考えればYBR125のもともとのタンクを利用することによって大容量タンクによる航続距離を犠牲にせずに済みますし、燃料に起因するトラブルも減少させることができるわけです。
とりあえず、このまま組み上げていき、どうしても我慢ならなくなったら周りのエンジニア勢の協力を乞い、なんとかしていくことにしようかと思います。
こんにちは。
楽しく拝見させて頂きました。
その後の投稿がないようですがybr125spのタンクは無事に着いたのでしょうか。
完成形を見てみたいです。
宜しくお願いします。
実はこの後仕事が非常に忙しくなり、工学部出身の後輩に車体を譲りました。
彼はYB125SPの不動車などをドナーに色々頑張ったそうですが、やはりFIであることからタンク交換は非常に困難であきらめたそうです。
その後の顛末も記載しておくべきでした。
ご期待に沿えず申し訳ございません。
そうだったんですね。
急に古い投稿にコメントしてしまい申し訳なかったです。
でも、いろいろ参考になって良かったです。
ありがとうございました。