現行W800にAmazonの格安エンジンガードを取り付けるための方法
昨今の状況により、あまりバイクに乗れていない杉浦かおるです。
今回は、W800にエンジンガードを取り付けてみました。
スタイリングや立ちごけ時のガードを目的としたものではなく、ハイウェイペグを取り付けるためのベースとしてのエンジンガードの取り付けです。
そのため、少ない所持金から購入費をねん出するため、Amazonの怪しいエンジンガードを購入し、取り付けてみました。
結論から言って、少々見た目はカッコ悪いのですが、エンジンガードとしては問題なく取り付けが可能でした。
いかに取り付け方法を記入していきたいと思います。
現行のW800対応のエンジンガードは少ない
新型W800に対応していると公式が謳っているエンジンガードは、知る限りではカワサキ純正とヘプコアンドベッカーの2種類になります。
しかしながら、どちらのエンジンガードも3万円程度する高額なものです。
特にクロームカラーだと高価になります。
このため、エンジンガードの購入に二の足を踏んでいました。
しかしながら、Amazonで検索すると、怪しいエンジンガードが売られています。
Amazonのレビューを見る限り、W800streetに取り付けていらっしゃる方がいたので、W800にも取り付けられると思い、購入しました。
エンジンガードの取り付け方法
取り付けに必要な工具
W800にエンジンガードを取り付けるにあたって必要となる道具は以下の通り。
・12ミリのロングメガネレンチ
・17ミリのスパナ
・ジャッキ
ロングメガネレンチについては、1本のボルトがとても硬かったので買い足した経緯があります。
とりあえず、手持ちの普通のメガネレンチでびくともしなかったら買い足してみてはどうでしょうか(サイズも一般的なものなので買って損はないと思います)
取り付け箇所的に、ソケットレンチだと難しそうなところもありますので、メガネレンチが必要です。
また、取り付け時間も、試行錯誤して1時間程度なので以下のやり方を見れば30分程度で取り付けられるのではないかと思います。
エンジンが落ちないようにジャッキを噛ませる
まずは、エンジンが落ちないようにジャッキを噛ませます。
エンジンのマウント方法を見る限りはジャッキを噛ませなかったとしてもよほど大丈夫かと思いますが、万一が合ったらシャレにならないため、念のための措置です。
マークXの車載工具たるパンタジャッキに、庭に落ちていた角材をあてがいました。
スパナでO2センサーのガードをずらす
次に17ミリのスパナを使ってエキパイについているO2センサーの飛び石ガード(?)をずらします。
大したトルクで締まってはいないので、簡単にずらせます。
エンジンマウント部のボルト4本を外す
次に、エンジンをマウントしているボルト4本を10ミリのメガネレンチで外していきます。
いつも使っているメガネレンチセットだとトルク不足で緩まなかったので、超ロングメガネレンチを購入して緩めました。
4本外すとエンジンがゴトっと落ちないかが心配でしたが、何とか取り外すことができました。
エンジンガードの取り付け
これでやっとエンジンガードを取り付けることができます。
エンジンガードの取り付け部が少々タイト目であったため、ゴムハンマーで押し込んでいく形で取り付けました。
最後にボルトを取り付けてO2センサーを元に戻せば完成です。
総評:取り付け部のメッキが甘いが問題なし
溶接部のメッキが甘いのが気になります。
今のところは大丈夫ですが、そこから錆が広がったりしないかは心配です。
しかしながら、純正の3分の1程度の値段で、ガードとしてもしっかりしているため、デザイン至上主義のような人でなければよほど問題はないかと思います。
また、旭風防を取り付けたため、足回りのボリュームが比して貧弱になってしまったわがW800においては、上下のバランスもとれるため、デザイン的にも前より良くなったのではないかと思います。
とりあえず、エンジンガードを取り付けたことによってハイウェイペグの取り付けも可能となったので、満足です。
エンジンガードを取り付けたいけど高すぎて二の足を踏んでしまう人なら、この商品は十分検討対象に入るものだと思います。
O2センサのカプラー外さなくてもエンジンガード取り付けできるんですね
過去の記事でうろ覚えですがボルトを緩めてガードの位置をずらすだけで取り付けできたと思います