【エアスルーチェストガードSK-850】夏場のツーリングにも便利な進化型のコミネのエアスルーチェストプロテクター
こんにちは、杉浦かおる(@munenmusou_blog)と申します。
自分はいくつかのバイクを保有しており、もともと同じコミネのSK-629を保有していたのですが、今回は暑さ対策とグレードアップとしてコミネのエアスルーチェストガードSK-850を購入しました。
今回はそんなエアスルーチェストガードSK-850についてレビューしていきたいと思います。
開封
今回もAmazonで購入してみました。
外装はビニールに包まれているだけですね。
本体レビュー
「エニグマ」というドイツ軍でかつて使用されていた暗号名を要しているこの商品。
暗号のように複雑なデザインをしたガード面は隙間があり空気を通します。
背負う方式のインナーチェストプロテクター。
胸部プロテクターが付属していないライディングジャケットや、一般のジャケットの下に着用するものであると言えます。
左下のバックルを外せば簡単に装着することができます。
さて、実際に背負ってみるとこんな感じ
一般的な胸部プロテクターですね。
薄型であまり目立たないと思われます。
エアスルーチェストガードSK-850使用感レビュー
使用して良かったところ
空気が胸に流れる
エアスルーチェストガードSK-850を使用して一番良いと感じたのは、走行中に空気が胸に流れるという点です。
以前使っていた商品ですと全く通気性がなかったため、真夏のツーリングの際には暑すぎて持っていかないなんてことがありました。
命を守る胸部プロテクターでありながら装着しないのは本末転倒ですよね。
一方でエアスルーチェストガードSK-850の場合、メッシュ素材になっているため走行中に胸に空気が入ります。
夏場であっても空気の流入があるため非常に涼しく感じます。
CE2という防御力の高さ
バイク用プロテクターについては共通企画としてCEというものが定められています。
CE1とCE2の2つのレベルが定められており、CE2のほうがより防御性能が高いと位置づけられているのです。
エアスルーチェストガードSK-850の場合はCE2に合格しています。
比較的軽量コンパクトなのにも関わらずCE2なのは安心感があります。
薄型で鳩胸にならない
次に良いところとしてはインナープロテクターの割に薄型で鳩胸にならないというところ。
一般的なライディングジャケットならともかく、ストリート系のライダーは普通のジャケットにインナープロテクターを装着することも多いでしょう。
自分もどちらかというとカジュアル寄りなので、ライディングジャケットは比較的地味なパワーエイジを愛用しています。
ちなみに上の写真で着用しているのはパワーエイジのリネンライダースです。
特に胸が膨らんでいるのが目立ちやすい夏ジャケットで比較すると、下記の通り。
エアスルーチェストガードSK-850を装着していても外見的にはほとんど気にならないのではないでしょうか。
使用して気になった点
インナープロテクターとしては重め
胸部だけを守るインナープロテクターとしてはやや重めの商品です。
重量は約410グラム。
自分が以前から保有していたSK-629と比べると倍近くの重さがあります。
実際に着用してみると思ったよりは気にならないものの、やはり胸に物が装着されている感は否めません。
装着感があまり良くない
これは自分がもともとSK-629を使用していたからだと思いますが、装着した感じの着用感があまり良好ではありません。
ゴムの平板を胸にくっつけているような感覚を覚えます。
それは素材もさることながらエアスルーチェストガードSK-850が平たい板であることが原因でしょう。
他のプロテクターは身体にそって婉曲していますが、これはわずかに湾曲しているものの基本的には単純な平板。
一方そのおかげでかさばって見えないという美点にもつながっているとも言えます。
総評:エアスルーチェストガードSK-850はとても使いやすい商品だった!
夏場に使用できる胸部用インナープロテクターとしてとても優秀です。
コミネの商品としてはやや高めですが、それを上回る快適さを備えています。
せっかくメッシュジャケットを着用していてもプロテクターで風の流れが阻害されていたら全く意味がないので、エアスルーチェストガードSK-850のような風を通すインナープロテクターを装着することをおすすめします。
胸部プロテクターのないライディングジャケットを愛用する人にとっては一年中使える製品であると言えるでしょう。