BUNDOKソロドーム1の前室を別売りポールを使ってタープ化してみた
![](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2023/10/DSC06512.jpg)
こんにちは、杉浦かおる(@munenmusou_blog)と申します。
先日愛車のカワサキW650で北海道ツーリングに行ってきました。
4泊のキャンプツーリングでした。
その際に荷物の最小化と快適性の両立を図るためにBUNDOKの軽量テント「ソロドーム1」に別売りタープポールを使って前室をタープ化することにしました。
結論としてソロドーム1の前室タープ化は絶対におすすめできます。
コンパクト性を最重要視して居住性を犠牲にしているソロドーム1。
タープ化によって日中の快適性・居住性をアップすることができます。
またポールの取り付けも非常に簡単であり寝るときは外すだけという簡単さであることから、ぜひともおすすめできるものであると言えるでしょう。
なお、BUNDOKソロドーム1のレビューについては別の記事にありますので詳細はそちらをご参照ください。
![バンドック・ソロドーム1はバイク・自転車乗り向けの小型軽量テントだ!](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2022/05/M5A00247-640x360.jpg)
![](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2023/10/DSC06658-800x450.jpg)
![杉浦かおる](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2022/06/f9fee8f9394147a0e7bb9cebf0497d81-150x150.jpg)
ソロドーム1の前室のタープ化に必要なもの
DODタープポール
前提としてタープポールが必要となります。
今回はDODのタープポールを使用しました。
特にこのタープポールにこだわる必要はないと思います。
実際に組み立てた時には中継ポールが不要でした。
組立時に110センチほどの高さになればどんなポールでもいいと思います。
より軽量・小型なポールをお持ちであればそれを流用すればいいでしょう。
もっとも、DODのタープポールも収納長が60センチある以外はかなり軽量。
自転車でのキャンプツーリングをする方以外はあまり気にしなくても良いでしょう。
20センチから30センチ程度の長い鍛造ペグ
前室化においては20~30センチの長いペグ、できれば鍛造ペグを2本用意しておくと良いでしょう。
必ずしも必要とは限りませんがあったほうがいいので紹介しておきます。
前室のタープ化においてはポールとそのポールを固定するため紐、ガイロープが必要となります。
ポールとテント本体、ガイロープの3点で前室のタープ化を維持することになるため、地面にしっかりと食い込むペグが必要となります。
先程のDODのタープポールには一般的なスチールペグが付属しておりますが、それでは少々心もとないと思います。
自分は15センチ程度の鍛造ペグを使いました。
北海道でのキャンプ場においては地質がペグダウンに向いていたためこの程度の長さで十分でしたが、河川敷や砂利場などペグが比較的抜けやすいキャンプ場において設営を行う場合には20~30センチ程度の鍛造ペグを2本用意しておくのが確実だと思います。
BUNDOKソロドーム1の前室タープ化の方法
![](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2023/10/DSC06688-800x450.jpg)
大して難しくないのでわざわざ解説するほどでもないかと思いますが、初心者の方もいるかも知れないので念のため書いておきます。
テントを組み立てる
当たり前ですがまずテントを組み立ててください。
組み立て方については下のYoutube動画がわかりやすいかと思います。
最後にしっかりとペグダウンをしておくことをおすすめします。
前室のフライシートのジッパーをすべて開ける
前室のフライシートのジッパー2つをすべて開けてください
ポールの組み立て
タープポールを組み立てます。
今回購入したDODのタープポールは55センチの棒が3本×2組ついていますが、2本ずつ使います。
中継ポールは長さからして不要です。
前述の通り110センチ程度のポール長があれば十分です。
フライシートとポールの場所を勘案して位置決め
![](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2023/10/DSC06605-800x450.jpg)
フライシートを引っ張りポールを立てる位置を決めます。
フライシート付属のガイロープをペグダウンする
![](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2023/10/DSC06518-800x450.jpg)
フライシートに付属しているガイロープをペグダウンします。
ポールの安定感を鑑みるにテント内部から見てハの字に広がるようにペグダウンすることをおすすめします。
何回か試してみれば感覚はつかめると思います。
ポールを立てて自在金具を引っ張りテンションを掛ける
![](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2023/10/DSC06515-800x450.jpg)
最後にガイロープが結びつけられたポールを立てます。
自在金具を引っ張りフライシートとガイロープにテンションを掛けて弛まないようにしましょう。
BUNDOKソロドーム1を前室タープ化しての感想
お座敷・ローチェアでのキャンプならこれ1つで十分
![](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2023/10/DSC06551-800x450.jpg)
「旅」をメインにするキャンプであればソロドーム1を前室化するだけであれば十分だと思います。
グラウンドシートを敷いてお座敷スタイルや、ローチェア・ローテーブルを使用してのキャンプであればなんら支障は感じません。
タープとしてのサイズも1メートル四方強ありますので、日よけとしての機能は十分発揮します。
個人的には前室タープ化には同じくBUNDOKのローチェアをあわせることをおすすめします。
![バンドックのローチェア(BD-117)は使いどころを選ぶが便利なアウトドアチェア](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC02271-scaled.jpg)
キャンプツーリングや自転車ツーリングのような荷物が少ないキャンプにもぴったり
![](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2023/10/M5A02695-800x450.jpg)
オートバイや自転車のような荷物の積載に制限があるキャンプにおいても有効だと思います。
別途タープを用意する必要がないうえ、キャンプ時における快適性が大幅に上がります。
ポールについても同じくDODのコンパクトタープポールを利用すれば荷物をよりコンパクトにすることができるかと思います。
就寝時にはポールを外せばいいので取り扱いも簡単
![](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2023/10/DSC06814-800x450.jpg)
就寝時や少しテントから離れる場合においてはフライシートをポールから外せば元通りになります。
また戻すときはそのままポールを立ててフライシートの末端部を引っ掛ければいいので非常に簡便です。
自分のようなせっかちな横着者でもストレスは一切感じませんでした。
総評:BUNDOKソロドーム1を購入したら迷わずタープポールも購入しておくべき
![](https://munenmusou.com/wp-content/uploads/2023/10/DSC06512-800x450.jpg)
自分は「旅」としてのキャンプツーリングがメイン。
必然的に携行するキャンプグッズはどんどん洗練され、品数は減少しています。
そんな自分であってもソロドーム1にタープポール、これは絶対に外せません。
荷物をほとんど増やさずに前室タープ化ができます。
ソロドーム1は日中の居住性はあまり優れていないテント。
ポールを導入するだけで快適に過ごせるという便利さは感動もの。
ソロドーム1を購入したら併せてタープポールを購入しておくべきでしょう。