リトルカブに樽型グリップを付けてみた
今回は5万円で譲ってもらい、通勤用として使用している99年式のリトルカブのグリップを交換することにしました。
せっかくなので、ミニモト等で見かけることの多い樽型グリップを取り付けてみました。
カブはアフターパーツも安く簡単に整備ができるので学生や初心者のカスタム入門におすすめですね。
購入したのはPOSHのミニタル型グリップ
今回購入したのはPOSHのミニタル型グリップです。
実売で1,600円ほど。
プログリップ等のスポーツバイク用のグリップを何度も交換してきた自分からするとすごくお値打ちに感じられます。
今回は、ステップやキックペダルカバーを全部ブラウンで統一しました。
今までドミノグリップをはじめとした異形グリップは使用していたのですが、樽型グリップは初めてなのでドキドキです。
リトルカブのグリップ交換の方法
グリップ交換は非常に簡単であり、最低限の道具があれば可能です。
初心者や高校生であっても簡単にできますよ。
グリップによっては接着剤が必要となることもありますが、今回のグリップは寸法がちょうどいいのか接着剤を使用する必要はありませんでした。
古いグリップをハサミでカットする
まずは古いグリップを取り外さなければ始まりません。
グリップの取り外し方法はいくつかあります。
カッターナイフで豪快に切ったり、シリコンスプレーを注入して頑張って引き抜いたりと人やバイクの状態よって取り外し方はさまざまです。
今回はカッターが手元になかったのと、もともと自分の古いバイクであるため適当でいいやと思い、古いグリップをキッチンバサミで切っちゃいました。(適当すぎる)
グリップのエンド部分からちまちまと切っていき切開していきます。
おそらく99年から20年以上装着しっぱなしの硬化したグリップのため、切り取りに時間がかかりました。
取り外すとこんな感じ。
スロットル側はスロットルコーンがあるため、カッターで切開する場合はコーンまで切らないように注意。(コーンも新しくするなら問題ないですけどね)
新品のグリップをシリコンスプレー等で押し込んでいく
次に新品のグリップを嵌めていきます。
セローで5回以上はグリップの交換をしていますが、このグリップに関しては、シリコンスプレーを使って新品のグリップを潤滑し、押し込んでいく方法のが良かったです。
一般的に新品のグリップを取り付ける際には、潤滑剤代わりにパーツクリーナーでハンドルを濡らしてからグリップを押し込むことが多いかと思います。
しかしながら、今回のグリップに関しては前述の通り寸法がかなりきついため、シリコンスプレーを用いてグリップを嵌めたとしても装着後にグリップが回転しないのです。
この点ちょっと意外でした。
POSHミニタル型に交換しての感想
グリップの適度な弾力がいい
自分はあまり褒められたものではないですが、リトルカブに乗る際は手袋をしないで乗車することが多いです。
このため、硬化した純正グリップでは手が滑ったり、持ちにくいことがありました。
しかしながら、新品のグリップはグリップに適度な弾力があり、非常に持ちやすいです。
グリップが肉厚でタル型のため持ちやすい
かなり肉厚のグリップであるため、比較的細身であった純正と比べると手に掛かる振動も少なめかと思います。
タル型のグリップは初体験であるため、正直少々戸惑いがあります。
しかしながら、スポーツバイクとは違ってあまりしっかりと握り込む必要がないリトルカブにおいてはこちらの方が便利なのかもしれ前ん。
タル型グリップはおしゃれ、安いので変えて損はない
タル型グリップは見た目にもおしゃれです。
また、今回ブラウンでゴムパーツを統一したことも加わってバイクとしてのまとまりが出ました。
グリップが硬化したりすり減っているリトルカブ主の皆様におかれては、お値段もかなり安いものであるため、取り替えてみてはいかがかと思います。