日記

アメリカ軍のレーション、MREを食べてみる

最近、Amazonプライムビデオでジェネレーションキルを見ました。

その中で気になったのが主人公達海兵隊員が食べているパックに入った食事です。

少しでもミリタリーに詳しい方ならご存知の通り、それは米軍の戦闘糧食であるMREと言います。

作戦行動中に食べる食事であり、戦地での過酷な状況でも耐えうる耐候性と、精神的に極限まで追い込まれる兵士たちの最大の娯楽でもあります。

今回は、アメリカ軍のMREを実際に食べてみましたのでそのレポートをしていきたいと思います

外装の時点でアメリカ軍を感じる

MREについてはAmazonで購入しました。

お値段2500円なり。

焼肉に行ける値段です。

基地開放デーなどではPXで7ドル位で購入できるとかなんとかですが、近所に米軍基地はないので諦めてAmazonで購入しました。

外観はこんな感じ。

妙に暗い写真ですみません

茶色いビニールで梱包されており、PS4のコントローラーを見ていただければわかる通り、サイズは結構大きめです。

2015年ごろに生産された4年落ちぐらいのMREのようです。

中身はほとんど食べることができましたが、古いMREであるため味は落ちているような印象を受けました。

開封してみた

開封してみます。

手馴れたブロガーですので開封の儀なんて滅多にやりませんが、今回は特別です。

お菓子とタバスコだけが士気向上のために既製品のデザインをしているようです

レトルトのパウチと真空パックされた正方形、そして小物類が目に着きます。

今回はナンバー13のトマトソースのチーズトルテリーニというセットでした。

メニューは以下の通りです。

・トマトソースのチーズトルテリーニ(ヒートパック付き)
・クラッカー
・ピーナッツバター
・レモンライム味のスポーツドリンク
・バニラプディングデザートパウダー
・ハーシーズReese’s pieces Peanut butter candy in crunchy shell
・ガム
・インスタントコーヒー
・コーヒーフレッシュ
・砂糖
・ヨウ素添加塩

・タバスコ
・ティッシュ
・ウエットティッシュ
・マッチ
・スプーン

MREを喫食してみる

と、いうわけでさっそくMREを喫食していこうと思います。

チーズトルテリーニはスーパーで売っていてほしいレベル

まずは、メインメニューであるチーズトルテリーニを温めていきます。

トルテリーニは餃子のように生地の中に豚肉を包んだパスタでイタリア料理になります。

MREにはヒートパックが同封されているので、パックに水を入れて温めていきます。

30分後ぐらいに懐炉程度の暖かさにはなりましたが完全に劣化していますね…

が、ここでヒートパックが劣化しているようで全く熱くならず…

仕方がないので中身を皿に開け電子レンジで加熱することにしました。

温めるとこんな感じ。結構いい匂いがして食欲が刺激されます。

これにクラッカーも併せてみます。

クラッカーは正方形の大きくて薄いものが二枚入っています。

今回のMREでは一部が欠けてしまっていました。

ピーナツバターについては写真を撮影し忘れていましたが、アメリカのピーナツバターらしく砂糖が入っていないものでした。

次に食べた感想についてです。

まず、チーズトルテリーニについては、もうこれスーパーにレトルトで売っていてほしいと思うレベルのおいしさでした。

味が劣化しているのか、甘さやローリエと思われるスパイスの風味は控え目でしたが、トマトの酸味が聞いていてグッドです。

思ったよりもマイルドな味で驚きでした。

味が弱いと思ったのでタバスコを掛けるとピリ辛チリ味になって辛い物が好きな自分としてはスプーンが止まりません

正直なところ、香草の風味をもう少し出して甘さを増せば、スーパーで飛ぶように売れるレベルです。

アメリカはメシマズの国と、また、MREはMeals, Rarely Edible (とても食べられたものじゃない食べ物)と侮っていましたがその考えは改めないといけません。

パスタソースのレトルトは売っていますが、調理をせずにそのまま食べられるレトルト食品はあまり売っていませんよね。

ママーやカゴメさん!チャンスですよ!

クラッカーはふすま味、トルテリーニやピーナッツバターと合わせると美味

クラッカーはそのまま食べるとふすま粉の味がします。

正直単体ではおいしくないです。と、いうより塩気もなくほとんど味はしません。

しかしながら、これをトルテリーニやピーナッツバターと合わせると化けます。

これらの味を邪魔しないのがいいですね。

ピーナツバターは古いから食べられるかと心配していましたが、全く問題なし。

戦地ではこれをクラッカーに塗り付けて食べるのでしょうか

普通のピーナツバターから甘みを取ってわずかに塩を足した感じです。

きな粉のような味といった方が分かりやすいでしょうか。

スポーツドリンクは日本の市販品のように飲みやすい味

次にスポーツドリンクを飲んでいきます。

本来は袋に直接水を注ぎこんで振って混ぜて飲むようですが、わかりやすくするためにタンブラーに粉を開けます。

水を注ぎ入れるとこんな感じ。見にくくてすまん。

飲んでみるとレモンとライムのさわやかな味です。

ドラッグストアに売っているプライベートブランドのレモン味の粉スポドリの味です。まんま。

アメリカのジュースというと死ぬほど甘いというイメージを持っていましたが、適量で作ると日本で売っている一般的なスポドリの濃度でした。

味としてはかなりおいしく、トルテリーニと一緒に飲んでもクドくありません。

自衛隊員の戦闘糧食にもこれを導入してあげれば隊員は喜ぶだろうなあ。

バニラプディングはプロテイン味でちょっとキツイ

デザートとしてバニラプディングが付いています。

こちらは粉になっていて少量の水を入れ混ぜることによってプディング状になるとのこと。

ねるねるねるねじゃなんだから…とこの時点で嫌な予感はしていました。

実際に練ってみたらこんな感じ。ちなみに粉の臭いはザバスのバニラ味のそれと同様です。

ヨーグルトみたいな粘度です。

食べてみると一瞬おいしいと思いましたが、三口目ぐらいからクドいと思うようになり5口目にはマズいなと思いました。

味がプロテインのバニラ味のそれです。

実際、バニラプディングはこの皿の半分ぐらいの量があります。

それが、プディング状になっているのですから。

しかも量が妙に多く、さらに粉である以上溶け残りはあるため、粉を直接口に運ぶことになってしまいます。

途中で気持ち悪くなってきて食事を残すことを良しとしない自分であってもあえなくギブアップしました。

まあ戦地でデザートなしで戦うよりかはおいしくなくてもプリンがあった方が士気に効果があるのかもしれませんねえ。

個人的にはこのプリンが人生最後のデザートになるのはまっぴらごめんですが。

チョコはたぶんカビているっぽい

次にチョコレートを食べてみます。

熱い白飛び

ハーシーズのピーナツ味のチョコです。

アメリカ人はピーナツ好きですねえ。

210キロカロリーと意外とファットです。

バニラプリンの項での写真で既出の通り、M&Mのチョコレートの類似品です。

食べてみるとカビくさい味が鼻を通り抜けました。

数個食べてギブアップ。劣化してますねえ。

コーヒーはごく普通、お手拭きはうれしい

デザートでだいぶ心が折れましたが、お口直しにコーヒーを飲んでみます。

茶色い紙製の小袋の中身をマグカップに開けると、一般的なインスタントコーヒーです。

味は4年前のものと思えば及第点。多少風味は飛んでいるかなというところです。

実際には耐熱ビバレッジバッグが付いているので、コーヒーはそこに入れて飲むようです。

コーヒーフレッシュは怖かったので入れませんでしたが、砂糖を入れてみるも4グラムと健康を考えているのか比較的抑え目な量のため、たいして甘くならず。

また、ヨウ素添加塩というものも付属されていましたが、こちらは日本のように海藻を食べる習慣がなくヨウ素不足となりがちな欧米では一般的に売られている塩のようです。

核戦争下での放射線対策というわけではないようです。

ウエットティッシュはコンパクトに折りたたまれています。

広げると手のひらサイズです。紙質は油紙を濡らしたみたいなもので日本のパイル地のような使い捨てお手拭きとは感触が異なります。

説明書きについては顔も拭いていいとのことで、お手拭き兼ボディーシートのようなものでしょうか。

総評:物は試しに買ってみてもいいかもしれない

今回自分がMREを購入したのは、もしこれが喫食に耐えるものであるなら、キャンプに持ち込んで夕食にしようと思っていたからです。

しかしながら、古いMREは内容物が一部劣化していることもあり、とてもではないですが、新品のMREでなければキャンプに使えるものではないということが分かりました。

喫食してから1週間が経ちますが、幸運にもお腹は壊していないです。

正直このお金で寿司食いに行った方が満足度は高いと思います。

ただ、学生やいい大人が友達同士で物は試しにと食べてみても面白いかもしれません。

自分としては、新品を入手することができたらまたトライしてみたいとは思います。

 

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